(関関同立・MARCH向け)大手企業に入りたいなら、ESでは「必然性」を意識しろ。

 

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書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」

 

 

就活生の皆さん、就活は順調ですか?リクラブはありましたか?


ていうのは置いておいて、

 

今日は、ESを書く上では「必然性」を意識した方がいいよ。というお話です。

 

 

多くの就活生の特徴として

 

一所懸命書いているつもりなのに、全然通過しない

 

何を意識して、どんな書き方をすべきか分からない

 

けど、誰も何も教えてくれない、、

 

就活オワタ。ってなり、本当に就活が終わっていきます。

 

けど、そうなりたくないですよね?

バシッと評価されるES書いて、

大手企業から内定を得たいですよね?

 

そんなあなたに今日は1つだけ覚えていってもらいたいことがあります。

それが、先ほど申し上げたESでは「必然性」を意識しましょう。ということなのです。 

 

まえがきはいいから早く解説しろ!って声が聞こえそうなので、

さっそく本題に入っていきましょう。

 

インターンや本選考でESを提出したけど全然通過しないという方

にとっては有益な情報があると思いますので、見ていってくれたらと思います。

 

それではいってみましょう。

 

 

ESを書く上で「必然性」を意識するべき理由

 

そもそも必然性とは

 

まず、そもそも必然性ってなんなんだ?って所から明確にしていきましょう。

wikipediaで調べると以下のような定義のようです。

 

必然性(ひつぜんせい、Necessity)とは、そうなることが確実であって、それ以外ではありえない、ということである

引用:Wikipedia

  

つまり、必然性があるということは

論理的であり、説明が可能で、多くの人に同意を得られるもので、

 

反対に、必然性が無いということは

突発的で、説明が難しく、多くの人に意味不明と思われるもの

 

ということになります。

 

で、ESの通過率を上げたいのであれば、必ず必然性がある文章を書きましょう。

 

誰が見ても、ある状況下でその行動を取るのは確実で、それ以外の行動をとるのはありえないと思われるように書くべきなのです。

 

あの日、あの時、あの場所で、この人は最適な行動を取っていたんだ。

 

そう採用担当者に思わせることが、ESで目指すべきゴールです。

 

って、言われてもなんで?って思われる方がおられると思いますので、

なぜESでは必然性のある文章が好まれるのか、説明していきたいと思います。

 

 

必然性がある文章が、就活で好まれる理由

 

人と協働できる力があると採用担当者に思わせるためです。

 

あなたはある企業に入社を希望している方だと思います。

 

企業とは、組織です。組織とは人が複数いる場所です。

大手企業ともなれば、そこにはとんでもなく多くの人たちがいます。

 

つまり、企業に入社するということは、沢山の人と一緒に働くということになります。

よってその人たちと、協働できる力があるとESを通じて採用担当者に思わせないといけないわけです。

 

で、さっきの話に少し話が戻りますが、協働できる力の基礎になるものが、

論理的であり、自身の行動を説明できることがあげられるのです。

 

つまり、「何のために、何を、なぜ行うのか」相手に理解させられる力があることが必要なのです。

 

で、その証明方法として、エントリーシートで

必然性のある文章、誰にでも行動した理由が分かる文章を書くことが求められているというわけなのです。

 

もし、あなたが意味不明な文章、つまり行動と行動に関連性の無いことばかり書いていると、誰もあなたのことを理解できないのです。

 

結果、一緒に働けない人だと認識され、落とされてしまうのです。

 

 

必然性のない文章と必然性のある文章の違いって?

 

必然性が必要ということはわかったけど、

じゃあ具体的にどんなものが「必然性のない文章」で

どんなものが「必然性のある文章」なのかわかんない。

 

と思われる方も多いと思います。

 

(必然性を感じさせろ!とか何かっこつけてんだ?と思われる方も多いと思います←すみません)

 

なので簡単にですが、2つの文章を書いてみました。

これらを参考にして「必然性」を相手に感じさせる書き方を感じてください。

 

 

真面目な文章だとつまらないので、ゆるーく

ある女性が、父の日に父親にプレゼントを購入に至るまで

の行動を文字に興してみました。

 

採用担当者になったつもりで、何が悪くて何が良いのか考えながら読んでみてくださいね。

 

必然性を感じられないver.

 

1、ふと父に何かプレゼントを買って帰ろうと思った。

2、なんとなくネクタイがいいかな。と思ったので、緑色のそれを買った。

3、父は喜んでくれた。

 

どうでしょうか?

良く書けていると思われましたか?

 

分かっていて欲しいですが、これは絶対落ちるESです。

 

娘からプレゼントをもらった父は何でも200%喜びます。

それは間違いないです。

私なら泣いてしまいますね。(娘いないけど。)

 

ただ、

 

なんで父にプレゼントを買おうと思ったのか

本当にネクタイで良かったのか、

また、緑色でよかったのか、疑問が残りませんか?

 

「疑問が残る=必然性を感じられていない」ということです。

ESではそんな疑問を相手に持たせてはいけません。

 

採用担当者は非情なので、1度でも納得考えられない文章があると、

速攻で落とします。

 

嫌ですよね。落とされたくないですよね。

なので、今度は受かる文章、すなわち必然性の感じられる文章を見てみましょう。

 

必然性を感じられるver.

 

1、今日は父の日なので、何かプレゼントを買って帰ろうと思った。

 

2、父は前々からネクタイとハンカチとコップが欲しいと言っており、

今回母がハンカチ、弟がコップをプレゼントするみたいなので、私はネクタイを買うことにした。また、父の好きな色は緑なので、緑色のものを購入した。

 

3、今まで1度もプレゼントをあげたことがなかったことと、
ちょうどネクタイを新しく変えたいと思っていた時が重なったこともあり、
父は喜んでくれた。

 

どうでしょうか。

父が喜ぶ「必然性」を感じませんか

 

父へプレゼントを買う動機=父の日だからだし、

 

ネクタイを購入した理由=父が欲しいものがネクタイ、ハンカチ、コップで、ネクタイ以外を母、弟が購入したからで、

 

ネクタイを緑色にした理由=父の好みの色だからであって、

 

父が喜んだ理由=私からの初めてのプレゼントだったこと+ネクタイを変えたいと思っていた時期であったから

 

など、全ての理由が説明可能なものなのです。

 

誰が読んでも、なんで父親にプレゼント買ったんだ?とはならないですし、

なんで、プレゼントが緑色のネクタイなんだ?って思う人もいないはずです。

 

 

読んでいる過程で、スッと頭に入ってきた方が多いと思います。

イメージはこんな感じです。

 

誰もが納得感を持てる文章、それが「必然性のある文章」というものです。

 

 

普段はなんとなくいいと思ったからネクタイを買ってもいいですが、


ESには緑色のネクタイじゃないとだめだったんだ。と感じさせるような書き方をしましょう。

 

最後に

 

どうでしたでしょうか。

なんとなくは「必然性」の感じられる文章の書き方が理解できたのではないでしょうか。

 

志望動機もこの会社でしかできないことなんだ、

私はこんな人生を歩んできたからこういうやりたいことがここでやりたいんだ。

 

ガクチカも学生時代にはこんな目標があって、

そのためにはこれとこれとこれという選択肢があったんだけど、

私はこういった理由でこの方法がいいと思ったんだ。

 

だから、これこれこうして実行に移したわけ、頑張ったでしょ?
って書きましょう。

 

こんな適当な私でも書いたんだからあなた達も書いてください。はい。

 

普段の生活では言わなくてもわかるでしょ。など

相手の気持ちを察する文化を尊重しがちだったりすると思います。

 

いきなり自分の行動を丁寧に解説しだしたりすると、

「なにこいつ。」と思われると思います。(私はいつも思われていますが、)

 

しかし、ESでは説明に説明を重ねてください。

 

昔、あなたって本当に女心ってものがわからないのね。

 

と言われたことがきっかけで「察しない男 説明しない女 」という本を読んだことがありますが、

 

採用担当者は察しません。あなたは説明してください。

 

 

幼稚園児でもこの文章は理解できるのか、

ん?と思うような矛盾点はないのかという目を持って書いてくと通過率が変わってきますよ。

 

就活を賢く進めるために知っておくと良い話

 

就活って何をしたらいいかなかなか分かりにくいですよね。

色んな情報に惑わされて身動きが取れなくなることもあると思います。

 

な・の・で

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関連記事:【その場で内定?】関関同立・MARCHの就活生が、内定直結型の選考イベントに参加するべき理由

 

 

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関連記事:「大手企業社員が推薦する」大学生のうちに読んでおきたい本9選

 

目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」