書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
何のために勉強するのか?
高校生であれば、1度は考えたことがありますよね。
勉強をすれば、立派な大人になれる。
勉強したことは直接は役に立たないかもしれないが、間接的に将来役に立つ。
こうやってつらい勉強を頑張ることに意味があるんだ。
そう、多くの大人たちは言いますが、
いやいや、ならまず直接役に立つことを教えろよ。
というのが全高校生の意見だと思います。
受験に必要だから?
偏差値の高い大学に入って、就職を楽にさせたいから?
そんな、受験に必要、評定取るために必要とか、何かを得るための条件である以外に、
英数国社理に取り組む意味って何なんだ?
受験以外で、英数国社理の知識を身につけることはどのような形で今後活きていくんだ?
そういった学ぶ意義も明確にしたくなりますよね。
だって大事な大事な青春の時間の多くを捧げているわけですから。
私も、中学1年生の頃くらいから、よく学ぶ意義についてよく考えていました。
関連記事:(中学生向け)学校に行く意味が分からないあなたへ伝えたい6つのこと
そんな私ですが、大人になった経験を踏まえて、
あなたに声を大にして下記のことを伝えたいです。
数学だけは学ぶ意味あるぞ。
他の科目、英語?国語?社会?理科?
そんなの一切学ばなくてもいいから、数学には全力を注げ。
数学だけは、評定・受験なんか関係なしに将来に役に立つから。
というわけで今回は、
主要5教科の中でなぜ「数学」が1番大切だと考えるのか、説明していければと思います。
勉強って意味なくね?
そう思っているそこのあなたに役にたつことが書いてあると思います。
それではいってみましょう。
主要5教科で一番大事なのは絶対「数学」と私が言い切る理由
それは
真理を教えてくれるのは「数学」だけだからです。
世の中とは不明確で、曖昧で、不確かなものなのです。
あなたにも、ふとした拍子に「これ意味わかんないな。どういうこと?」
と思うことがあると思います。
そんな、不明確で曖昧な不確かなものを、明確にするもの、
何があっても、あなたを決して裏切らないのが「数学」であり、「数字」です。
数字は物事を最も正確に表すツールであり、数字で物事を考えられる力があれば、
どんな複雑なことでも、正しいのか誤りなのか、効率が良いのか効率は悪いのかなど
正しい判断を下せるようになります。
反対に、数字で考える癖がついていない人は、
正しそうに見えるだけのことを選択したり、大勢が選択する道を選んでいきます。
たとえ、それが完全に間違いな道であったとしてもです。
正答率1%の問題なんて世の中にはいくらでもありますよね。
つまり、99%(大勢の人が選ぶもの)が間違いで、1%が正しいこともあるわけです。
だから私は、数学を学ぶことで
物事の本質を見抜き、空想に騙され続ける人生にならないためにあなたに「数学」を学んでほしいのです。
とは言ってもよくわからないと思うので、他の科目(国、英、社、理)と比べて、いかに数学が優れているのか説明していきたいと思います。
付いてきてくださいね!
*数学って、余弦定理・sinθ・確率など、色々あってややこしいので、
ざっくりと「数学=数字を扱う学問」とします。
①「数学」を「国語」より学ぶべき理由
それは、言葉は嘘をつくが、数字は嘘をつかないからです。
私は国語を勉強する=言葉(日本語)を勉強すると考えています。
もちろん、言葉を学ばないと読み書きしたり、話したりもできませんからある程度学ぶことは必要です。
しかし、高校生のように1通り国語(日本語の読み書き)を学習した方は、
より多くの時間を国語に費やすことよりも、数学に割いた方が絶対に良いです。
なぜなら、言葉はどれだけ勉強したとしても真理を伝えることが不可能だからです。
言葉で、あなたが抱いた感情、伝えたいこと、その時の状況を正確に伝えることは絶対にできません。
真理を伝えられるツールはこの世で唯一「数字」だけなのです。
ちょっと意味わからないですよね。良いですか、学校の先生の話なんかより、2.7倍くらいためになる話をするから良く聞いてくださいね。
言葉は嘘を伝えてしまう
言葉は、放った人物、環境、時間、様々な要因に影響され、
どんな時でも、その状況を正確に伝えることはできません。
例えば、ここに高校生のA君とB君がいたとしましょう。
A君はB君の背が高いと言いました。
さて、 B君は本当に背が高いのでしょうか?
わかりますか?
もしあなたが、
A君がB君の背が高いというのだから、B君は大きい方なのだろう。と一瞬でも考えたのであれば、やはりあなたは数学を学ぶべきです。
B君の背は大きいか否か、その答えは「わからない」です。
もし、
A君:160センチ、B君:170センチとしましょう。
A君から見れば、B君は10センチ大きいのですから、B君のことを背が高いというのは間違っていません。
しかし、もしあなたの身長が180センチだとしましょう。
あれ?A君はB君は背が高いと言ったのに、
あなたから見れば、B君は背が低いことがわかりました。
ね?言葉って嘘をつくでしょ?
このように、言葉は抽象度がたかく、場所、時、人物、その他置かれている環境下で
意味が変わっていくものなのです。
なので、B君が背が高いという曖昧な表現ではなく、
B君の身長は170cmだ。という数字を使った表現の方がより正しく、正確な情報を相手に届けることができるというわけなのです 。
B君の背が高いかという問題も、数字(数学)を使うことで、
あなた(180センチ)>B君(170センチ)とわかり、正しい判断を下せるようになります。
それってすごいことではありませんか?
B君は背が高い。という言葉からはなんにも結局のところわからないわけですよ。
物凄くB君は背が高い。
B君はなかなか背が高い。
B君はA君(160センチ)よりも大きいの?小さいの?
B君はC君(200センチ)よりも大きいの?小さいの?
全然わからないじゃないですか?
でも、B君は170センチである。と数字で表せば、
B君はA君よりも大きいけれど、C君よりも小さい。と一発で判断が下せるのです。
数字を学んで初めて、わけのわからないこと(言葉)を
判断可能なものへ変換できるのです。
他にも、
賢いよりも、偏差値60の方がいいですし、
難しいよりも、成功確率30%の方がいいですし、
笑ったよりも、頬が5度上がったの方が、情報として正確なのです。
数字で物事を判断できる力が無ければ、あなたは間違った認識のままに人生を歩んでしまいます。
反対に、数字で世の中を見ることができれば、適切な行動ができるようになっていくのです。
だから、国語より数学を学ぶべきなんです。
②「数学」を「英語」より学ぶべき理由
これは①の理由と全く同じです。
英語は言葉です。言葉は嘘をつきます。
正確にあなたの思いを誰かに伝えることは言葉を使ってはできないんです。
だから、自分の意図、思い、感情を誰かに届けたいのであれば、
英語といった言葉よりも、「数学」「数字」を学ぶべきなのです。
まあ、良くわからないと思うので、ここでもたとえ話をはさんでみましょう。
apple=りんごではない
appleという英単語を皆さんは知っていると思います。
おそらく、「apple=りんご」と教科書や辞書などでみたことがあるでしょう。
ですが、 「apple=りんご」とするのは間違いです。
appleとりんごは限りなく近いものではあると思いますが、同じものではありません。
いや、学校の先生は「apple=りんご」って教えてたよって思うかもしれません。
先生に言ってはいけませんが、それは先生がアホだからです。(言ってもいいけど←)
良くわからないですよね。ちょっと聞いてくださいね。
appleって色んな国で作られているじゃないですか。
アメリカだったり、デンマークだったり、なんでもいいですが、
海の向こう側で、違う気候下で、違う人種、異なる気温、異なる農薬を使って
色んな場所で作られているわけじゃないですか。
それなのに、
日本で作られ、日本人がつくり、日本の気候でつくられた「りんご」を
appleと同じとしてもいいのでしょうか?
国語の話にも共通しますが、
あなたが食べたりんごと明日あなたが食べるりんごは
正確には同じではなく、異なります。
つくられた場所、作った人、つくられた時期、味、見た目などが
全く同じなものはないからです。
appleはりんごではないし、もっといえばりんごとりんごにも違いがあるのです。
英語は世界の共通言語なんかじゃない
また、世界の共通言語は「英語」とよく言われますが、 「そんなわけない」です。
グローバル時代だ!英語を学ばないとやばい!みたいなことを良く言われると思いますが、
本気で世界的な視野を持って活躍したいのであれば、学ぶべきなのは英語よりも数学です。
世界には現在70億人の人が存在しており、その中で英語を理解できる人口は25%です。
世界人口約70億人のうち英語人口はどれくらい? | たかが英語されど英語 おとなの英語習得法
私は、タイとかベトナムとかカンボジアなど行ったことがありますが、現地の人は全く英語なんて話せませんからね。日本人も英語わかんないでしょ?
何が言いたいか。
75%理解できない人がいるんです。
英語話してるのは、アメリカ人とかイギリス人とか、ごく限られた人口だけです。
また、国語の話と共通しますが、
たとえ英語を話せたとしても数字を用いて表現する癖
(つまり、身長が高いではなくて、170cmと表現できたり、
難しいではなく、成功確率が30%と表すなど)
が身に付いてないと、結局相手になんにも伝えられないのです。
he is tall.とかit's hard.という数字を使わない表現ばかり使用していたら
how tall?(どれだけ高いの?)how hard?(どのくらい難しいの?)
ってなっちゃいますよ。
he is tall.(彼は背が高い)だけでは、彼が結局何センチなのかが伝わっていないからです。
数字を使えば、正確に情報を相手に届けられる。
それは英語であろうとも変わらないのです。
世界の共通言語は英語なんかじゃない。数字です。
ま、1時期私はえげつないくらい英語を勉強してましたけどね。←
関連記事:「半年でTOEIC340→900」を達成したから、実施したことを伝えるよ
③「数学」を「社会」より学ぶべき理由
社会と言えば、地理、日本史、世界史、政治経済とか色々あると思いますが、
簡単に言えば、社会=過去のできごとを暗記する科目です。
その前提で話を進めさせて頂きますと、
現在、知識に価値はない
あなたも、この記事をスマホだったり、PCだったりで読んでいるはずです。
スマホ・PCでできることってなんだと思いますか?
そう「検索」です。
昔はネットなんてありませんでしたから、知っていることに意味がありました。
情報は人の脳内にしかないものだったからです。
しかし、現在はインターネットがどこでも使え、気になることはすぐに調べることができます。
社会に絡めていくのであれば、「豊臣秀吉 行った出来事」とでも調べればいくらでも情報が手に入るはずです。
行きたい場所だったり、国の制度についてだって
調べて出てこないことはほとんどありません。
あなたが知っていることだって、めちゃめちゃ賢い人が知っていることだって
ネットに載っています。
だから、社会の知識のように既にいくらでも入手できる場所にあるものを暗記するというのは無駄でしかありません。
で、そんな情報(先人の残したもの)が有り余っている状態の時代に必要になってくるのが、情報を正しく使う力です。
数ある情報の中で何が正しく、何が正しくないのか、見抜く力です。
例えば、こんな感じ
このギャンブル儲かるよ。と言われれば、
その期待値はどのくらい?掛け金の50%?だったらやらない方が得だよね。と考えられることだったり、
少し遠い話になりますが、
就職では、労働環境が良い!!!と言った言葉を信じるのではなくて、
平均有給休暇取得数が何日なのか。
住宅補助は月いくらなのか。
残業時間は平均どのくらいなのか。
など、きちんと数字に落とし込んで考えるということです。
今、情報は有り余っています。
だから、知識(社会)を詰め込むよりも、
数字(数学)を学ぶことで、真実を見抜く力が必要なのです。
④「数学」を「理科」より学ぶべき理由
理科っていいですよね。
未来を作っていけそうで。(笑)
まあ、でも今日は数学推しな人なので、数学を推していきますが、
理科(物理・化学)は、論理を積み上げていくことで、新たな発見をする学問です。
そのために、数々の実験を繰り返し、データを積み上げいく必要がありますよね。
で、その根本にあるのがデータであり、数値化された実験結果なのです。
この数字が間違っていると、何度やってもデータが積みあがっていきません。
数々の実験は、何の成果も生まず、ただ時間だけが過ぎていってしまいます。
また、正しいデータ、sinθ、cosθ、二次方程式そんな数学の知識があってこそ、
化学や物理は初めて学んでいけるものです。
つまり、まず数学の知識が前提としてあるわけです。
それが無ければ何もはじまらないわけですよ。
だから、まず数学頑張れ!!!!!!!なっ!!!!
ま、ってな感じです!!!
まとめ
まあ、何をやるのか、やらないのか、何を学び、何を学ばないのか、
何に意味を見出し、何に意味を見出さないのか
それも勉強なんですけどね。
この文章も言葉で表現されただけのもので、
証明されていないので、正しいとは言えなかったり。←
今回は以上です!では。
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