書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
TOEIC900
英語の勉強をしよう。
そう決めたときに一つの目標となる数字ではないでしょうか。
いったい皆さんはTOEIC900という数字にどんな印象を抱いていますか?
「英語ペラペラ」
「海外で働いていける。」
「なんかすごそう。」
色々な意見があるとは思います。
私も、大学2年生の時に本気で英語を学んだ時期があり、半年の語学留学期間を経てTOEIC340→900を達成しました。
関連記事:「半年でTOEIC340→900」を達成したから、実施したことを伝えるよ
ただ、
何のためにTOEIC900を目指すのか。
TOEIC900を取得することで何を得たいのか。
というところは勉強を始める前までに考えることは重要だと思っています。
なぜなら、
あなたがTOEIC900を通じて得たい要素は他の何かで埋められる可能性がありますし、
TOEIC900があなたが欲しいものを与えてくれないこともあるからです。
なので今回は、TOEIC900を取ることでどのような変化が起こるのか、明確にして行きます。
TOEICを勉強しようと考えている方
TOEICの勉強を継続するか迷っている方にためになる情報が書いてあると思います。
それではいってみましょう。
TOEIC900を取得して得た3つのメリット
①他人からの評価(TOEIC900の肩書としての力)
②日常に英語を使用する頻度の増加
③意識が海外へ向くようになったこと
それぞれ説明して行きますね。
①他人からの評価(TOEIC900の肩書としての力)
まずは、これ。
TOEIC900を取ることで他者からの評価が得られるということです。
純粋に英語を話せるようになりたいだけであれば、試験なんて受けなくてもよいはず。
でも多くの人がTOEIC900という数字を目標に試行錯誤するのは、その数字がある程度社会的に効力を持つからです。
学歴、職歴、実績、など人を評価する指標となるものは多くありますが、TOEIC900もその一部だと思います。
私も、TOEIC900を取ったことで評価されたと思うことがいくつかあるので紹介していきますね。
1.大手企業10社から内定を得た
しかし、TOPIX100をはじめとする大手企業10社から内定を得ることができました。
それはTOEIC900を保持していたからこそなし得たことです。
え?どうせ体育会系で、ビジネスコンテスト参加して、長期インターンとかでもやってたんでしょ?と思われると思いますが、
私は決して出来の良い学生ではありませんでした。
GPAは1.2(4が最高)だったし、
学校行きたくなかったし、卒論が手間だったからゼミには入らなかったし、
コミュ障でバイトも大学1年以降やってなかった
大学の卒業も卒業単位(124/124単位)ギリギリでした
そんな大学生の鏡?のような私が内定を頂けたのは、TOEIC900を持っていたからです。
外資系コンサルティング、金融系の会社は別ですが、
TOEIC900を持っている学生はそんなに多くはありません。
(特に関関同立・MARCHの偏差値の学生の中では)
だからこそ、TOEIC900=すごいという認識が面接官の中であり、
面接でも、TOEICの勉強頑張りました!!!というと「目的意識をもって学生生活を送ってきた学生」と錯覚され、なぜか選考が進んでいきました。
TOEIC900というハッタリがあったからこそ、ES・筆記・面接を通過できたのです。
色んな場面で当てはまりますが、何か1つ極めたものを持っておく(めっちゃかわいいとか、めっちゃお金持ちとか、)相手が勝手にいい印象を抱いてくれます。
すると、あとの工程は多少失敗はあっても相手は寛容になってくれます。
そんな、相手に自分が凄い人材であると錯覚させる、良い印象を抱かせる
ものの1つとしてTOEIC900はある程度の力が現段階ではある印象です。
関連記事
→(関関同立・MARCH向け) TOEIC900取ったら、大手からの内定なんて余裕だよ。
→(関関同立・MARCH向け)就活生は「ハロー効果」について理解しておこう
2.英語に関しての仕事、相談が回ってくる
日本では、TOEIC900というのは物凄くわかりやすい指標で、
TOEIC900を持ってるだけで、英語ができる人という認識を持ってもらえます。
(実際の英語力がそうでなくても、です。)
実際に仕事でも海外支店とやり取りをしていますし、
メール、海外法人とのテレビ電話会議なら1年目から自分に回ってきました。
そういった英語に関わる仕事ができる環境を得られたのも、TOEIC900のおかげかなと思います。
また、周りの方にも英語の学習方法で悩んでいる方も多くおられるので、そういった相談に乗って欲しいと言われることもあります。
今この文章をあなたに向けて書くことができているのも、複数の人が目標にするTOEIC900を取得したおかげなのです。
②日常に英語を使用する頻度の増加
2つ目はこちら!
当たり前かもしれませんが、TOEIC900を取れば少しは英語ができるようになります。
結果、ふとした瞬間に英語を使う機会が増えます。
私は、英語の学習をはじめたての時はTOEIC340だったので、
そこからTOEIC945の今の生活にどんな変化があったのかシェアして行ければと思います。
1.映画は洋画を好んでみるようになる
次に、TOEIC900を取得して変わったのが、
洋画も好んで観るようになったということです。
もちろん、TOEIC900を取得したと言っても、英語力としてはまだまだですので、
洋画を字幕なしで理解できるかできないかで言えば、できないです。
「24 」や「Resident evil(バイオハザード)」、現地のテレビ番組やYoutubeの動画など、
会話がより自然な英語に近づいていけば行く程、字幕無しだと何を言っているのか理解できなくなっていきます。
しかし、
「Titanic(タイタニック)」や「The Notebook(君に読む物語)」など使われている単語が少なく、かつ比較的はっきり発音してくれているものであれば、
8割くらいであれば字幕なしでも理解できるようになりましたし、
英語字幕付きであれば、
邦画を観ているのと同じくらいに海外ドラマ/映画を楽しめるようになりました。
日本語吹き替えではなく、役者本人の声で内容を理解できたり、
英語独特の言い回しに直接触れられることは、TOEIC900を取ってよかったなと思う瞬間です。
2.英語しか話せない外国人とでも割と普通に会話できる(友達になれる)
TOEIC900取ることができれば、まず普通に英語で会話できます。
もちろん、発音とか、表現の幅とかは完全には程遠いですが、
取得以前よりもずっと英語、外国人に対する抵抗が取り除かれます。
学生であれば、大学にはたくさん外国人がいるでしょうし、
働き始めてからでも仕事場・飲み屋などで外国人と出会う機会は少なくないはず。
そんな時TOEIC900取得していれば、
会話できたり、相手の発言を理解できるようになるので、国籍問わず交流を深めることができるようになります。
もちろん、ネイティブが複数集まる場では、会話のテンポが一気に上がるので、まだまだついていけないのですが、
一対一であれば、相手も私のレベルに合わせてゆっくり話してくれたり、
理解できにくい言葉があってもお互い質問を通じて理解しあうことができるので、言葉を通じた交流を外国人とできるようになります。
私自身も、大学時代も外国人留学生と同じ授業を受講していましたし、
働き始めた今でも、台湾人・イギリス人・中国人・韓国人・アメリカ人など
多国籍な方々と一緒に仕事をしています。
働く相手や友達の中に国籍が違う人が混じっているのは、TOEIC900の取得を通じて、
ある程度英語ができるようになったからなのだろうなと思います。
3.スピーキング力の向上に時間を割く
TOEIC900を取ったら英語の勉強が終わり!ということは決してなく
ある程度のインプット(会話に必要な基礎知識)が完了したというイメージです。
TOEICはreading,listening(現在はspeaking,writingもあるみたいですが)のテストですので、会話力の向上を図れるわけではありません。
そのため、TOEIC900取得後は、
自身のスピーキング力不足を強烈に自覚するのでその改善に時間を割き始めるようになります。
具体的には以下の方法で、話す力を向上させていました。
・海外へ1人旅
大学時代は、休み期間など時間に余裕がありました。
なので、1人で海外へ足を運ぶということも行なっていました。
具体的には、フィリピン、ベトナム、カンボジア、タイ、シンガポールなど東南アジアを回ったりしました。
旅する中で、自然と英語で会話する機会を得られました。
次に行っていたのが、SNSなどを利用して外国人の方と出会う機会を作っていました。
主に利用していたのが、Meetup、HelloTalkです。
少し説明して行きますね。
Meetupは日本語では、「簡単な集まり」のような意味で、共通の趣味を持つ方々が簡単に出会えるアプリです。
海外発のアプリなので、外国人の方の利用が多いです。
飲み会やフットサル、語学交流会など様々なイベントが開催されているので、是非試してみてくださいね。
HelloTalkは、様々な国籍の言語学習者が集うアプリです。
日本語を学びたいフランスの方だったり、中国語を勉強しているアメリカ人であったり、いろいろな方がいます。
言語学習者の中にも、日本在住の方がおられるので、
そこで連絡を取り合って遊びに行ったりもしました。
アプリ経由で電話なども気軽にできますので、1度試してみてくださいね。
・オンライン英会話
また、留学後の半年間続けていたのが、オンライン英会話です。
オンライン英会話教室で有名なのが、
DMM英会話とレアジョブなのですが、私はこういったツールを利用して
TOEIC900で培ったインプットを、アウトプット力(スピーキング)に昇華させるために時間を割いていました。
日本で対面式の英会話教室に通うとなると、週に1度で10万を取られることなんてざらです。
しかし、オンライン英会話では、
DMM5980円/月(1回あたり193円)、レアジョブ5800円/月(1回あたり187円)で、
毎日25分英語を話すことができます。
2回の無料レッスンを受けられますので、是非1度体験してみてくださいね。
今は、通勤や寝る前の3分間を有効活用できるスタディサプリ ENGLISHもオススメです。
③意識が海外へ向くようになったこと
少し抽象度が高いですが、
やはりTOEIC900を取得することで、意識が海外に向くようになったなと感じることがあります。
意識が海外に向くとは?と思われると思いますので、少し説明して行きますね。
小さな話ではあるのですが、たとえば、以下のようなことです。
・タイ→カンボジア→ベトナム→シンガポールに1ヶ月間の一人旅
・大学では外国人留学生用の授業に参加(全て英語で開催)
・就職活動の際にも、英語を使用できるチャンスのある企業中心に選考に参加
など、英語を使って何かできないか。という考えを自然とするようになりました。
それは、英語を勉強していなかったら無かった行動だと思います。
このように、これまで英語ができないことが原因で行動を起こすことをためらっていたことでも、実行できるようになりました。
英語ができる。と自分自身に自信がつけば、
働く企業、付き合う友達、働く場所・働き方など、人生の選択肢が無限に広がります。
そのきっかけを、TOEIC900の取得は与えてくれました。
まとめ:TOEIC900を取得して得た3つのメリット
①他者からの評価
②外国人と容易に友達になれる
③意識が海外に向く
頑張って行きましょうね!
おすすめな勉強法まとめ
どうでしたか?
少しは参考になる情報が書いてありましたでしょうか?
この記事を読んで、TOEIC900の取得を目指すと決めた方もいると思います。
しかし、TOEIC900を取得するにはそれなりの労力と、時間がかかります。
そこが唯一のデメリットです。
私自身は、半年という時間を要しました。
関連記事:【TOEIC945保持者直伝】「半年でTOEIC340→900」にするために必要な7つのこと
時間は有限ですので、
できるだけ効率よくTOEIC900の取得を目指したいものですよね。
な・の・で
最後に、オススメのTOEIC勉強法をまとめておきますので、
参考にしてみてくださいね。
時間に余裕がある方は➡︎フィリピン留学
*TOEICの点数をあげたければ、
英語に触れる時間を増やして行くことが最も大切なことです。
学生など時間に余裕がある方は、是非留学にチャレンジしてみてください。
→4倍速で英語が身に付く!フィリピンのセブでマンツーマン留学
留学が難しい方は➡︎オンライン英会話
既に働き始めている人は、なかなか時間の確保が難しいはず。
そんな時に、アウトプット場所としておすすめなのが、オンライン英会話です。
毎日少しでも英語を使う時間があるかないかで、英語の記憶定着率は変わってきますので、興味がある方は無料体験だけでもやってみてくださいね。
通勤・通学など隙間時間を有効活用したい方は➡︎スタディサプリ
隙間時間は積み重ねれば大きな時間になります。
つまり、その時間でTOEIC対策をするかしないかで結果に大きな差が出ます。
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2ヶ月で200点以上スコアを伸ばされている方もいます。
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