書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
目次:(関関同立・MARCH向け) 大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」
どの会社を受けるか。
就活生が最初に悩むことの1つではないでしょうか。
やりたいことなんてない
自分の強みなんて分からない
そもそもどんな会社がこの世に存在するか知らない
そんな無い無い尽くしの私は、
いったいどうやって志望企業を決めればいいんだ?
そのように思うことが就活生であればあると思います。
私も「やりたいこと」なんて就活時代に一切持っていませんでしたので、
さてどの企業を受けようかと悩むことがありました。
そもそも自分自身のやりたいことが明確になっていない段階で
志望企業を決めることって非常に難しいですよね。
な・の・で
今回は、どの企業に受けるか決めらんない!誰か代わりに決めて!
と日々思ってるあなたのために、超簡単な志望企業の決め方をお伝えします。
大丈夫。
やりたいこと
自分の強みの理解
1つ1つ企業を調べぬくこと
全部必要ない。そんなのなくたって志望企業は決められます。
それではいってみましょう。
- やりたいことがない就活生が知っておくべき、志望企業の具体的な決め方
やりたいことがない就活生が知っておくべき、志望企業の具体的な決め方
TOPIX100の企業を全部受けろ。以上
安心してください。説明します。
やりたいことがないあなたが目指すべき就活のゴールは、大手企業から内定を得ること
私の記事は、大手企業に行きたい人向けに書いています。
あなたも、このブログに訪れているということは、大手企業に行きたいという思いはどこかしらにあるはずです。
やりたいことはないし、別に何か得意なことがあるわけでもない、
けど、大手企業にはとりあえず入りたいみたいな。
だったら、
やりたいこととか、
自分の強みとか、
自分はどうありたいのか、とかつべこべ考えるのではなくて
就活のゴールを大手企業からの内定を得ることに決めましょう。
つまり志望企業=大手企業とするのです。
やりたいことが定まっている就活生なんてのは、ごく僅かで
大人になっても、やりたいことに出会える人は多くありません。
つまり、多くの就活生の本音としては
知名度があって、安定していて、給与もそこそこもらえる企業に就職したい、
というところだと思います。
東京海上日動でも、
三菱商事でも、
パナソニックでも、
ANAでも
受かればどこでもいいですよね?
内定が出たら大喜びするでしょ?
だったら、「志望企業=大手企業」でいいじゃん。っていうのが私の意見です。
やりたいことがないことに悩むのであれば、
その時間を多くの企業から内定を得るにはどうしたら良いかを考える時間に回した方が有意義です。
行動してみて、経験や知識を身につけて行く中で、
違うなと思ったら方向転換すればいいのです。
最悪なのは、悩んで悩んで結局何も決めずに、
気づいたら就活の時期が終わってしまっていたというパターンです。
やりたいことを探すというのは、果てしない道のりですが、
内定を得るということにはとりあえずの期限と方法論があります。
なので、就活の時期は、
まずは大手企業からできるだけ多く内定を得ることに集中しましょう。
関連記事:(関関同立・MARCH向け)【大手病?上等だよ】いいか。就活では第1志望は受けろ。絶対に。
大手企業とはTOPIX100構成銘柄の企業のこと
で、大手企業を受けるってことは決めたけど
具体的に大手企業って何?
どこからどこまでが大手企業って言われるの?ってなりますよね。
売上の大きさ?知名度?従業員の数?それとも利益の大きさ?
みたいな。
就活生には、 わかりにくいと思います。
実際、大手企業という企業群は明確にあるわけではないのですが、
あなたに知っておいて欲しい企業群があります。
それが、TOPIX100と呼ばれるものです。
TOPIX100とは、
東証一部上場銘柄の中でも時価総額および流動性の高い大型株100銘柄で構成される株価指数のことを指すのですが、ほとんどの日系大手企業がここに含まれています。
引用:SBI証券
具体的な企業名をあげると、
三菱商事、味の素、花王、楽天、トヨタ自動車などです。
(TOPIX100全ての企業を知りたい方は、
詳しくは以下の記事で取り上げていますので、是非読んでみてくださいね。)
関連記事:関関同立、MARCHのあなたが大手に内定できる確率
てなわけで、あとは単純です。
TOPIX100の企業を片っ端から受けましょう。
TOPIX100の企業は、世間一般で大手企業と言われているところしかありません。
つまり、
これらの企業に就職できれば、あなたが求めている
ある程度の知名度・安定性・給与の全てが手に入ります。
ね?簡単でしょ?
TOPIX100の企業100社受ければいいんです。
100社までなら、本気出せば全部エントリーできますので。
100社にエントリーして、
本気で対策を練れば、関関同立・MARCH以上の学生なら
どこかしらには引っかかることができます。
で・す・が
そんなこと言われてもいきなりすぎない?って多くの方が思うと考えますので、
なぜこの志望企業の決め方を私が勧めるのか説明していきたいと思います。
そもそも、3557社の中から企業を決めるのなんてまず無理
先ほどは、TOPIX100と呼ばれる企業群100社の中から志望企業を決めると良いということをお伝えしました。
私が上記100社から志望企業を決めべきと述べる理由は、
人は選択肢が多すぎると決断できないからです。
就活時に1番避けるべきなのが、
悩んで悩んで、結局何も決められずに、どこにも内定を得られないまま就活時期が終わっていたというパターンです。
なぜなら、ひとまず志望企業決めて、選考を受ければ
自分の嗜好や進んで行きたい道を少しずつ明確にして行くことができますが、
そもそも受ける企業を決めていないと
何も経験が積めない結果、自身の嗜好・進みたい道を明確にしていけないからです。
なので、本当にどこ受けていいのかわからないのであれば、
TOPIX100社全部受けましょう。
受かった会社があなたが行くべき企業です。
相性の悪い企業に入ってしまったらどうするの?と心配する方も
おられると思いますが、あなたと全く相性があっていない企業は、
そもそもあなたに内定を出しません。
あなたが、どれだけある女性が好きでも
女性があなたがタイプでなければ、付き合うことができないのと同じです。
あなたに内定を出してきた企業とあなたは
それなりに相性が良いと言えるのです。
選択肢を絞れば、決断が容易になる
私がここまで、TOPIX100の企業を受けろ! と言うのは、
選択肢を絞らないと人間は決断できないからです。
決断しないと行動できないので、人生が変わって行きません。
だからこそ、あなたにまず決断して欲しいのです。
そのためには、選択肢を絞らないといけません。
例えば、
「メニューが100種類ある店」と、「メニューがおすすめ3つの店」があれば、
後者の方がオーダーを早く決めれるのは、後者の方が情報量が少なく、比較が容易だからです。
志望企業も同じです。
世界には数えきれないほど多い会社があって、その中で日本には3557社(2017/05/08時)の上場企業があって、その中でも東証1部上場企業は2017社あります。
3557社から選べ。って言われても無理でしょ?
2017社から選べ。って言われても無理でしょ?
何がどう違って、何が良くて悪くて、考えられないくらい情報が多いじゃないですか。
全部比較して全部の企業の事業内容を把握するなんて不可能です。
だからこそ、受ける企業をTOPIX100に限定して、
決断できる状態を作ることが大事なのです。
それでも、決断できないあなたは、選択肢を増やすために行動しよう
ここまで聞いていると、以下のような疑問を覚える方もいるはずです。
そもそも大きい会社で働くことが幸せかもわからないじゃん?
そもそも就職とかしないで、自由に生きる人生だってありじゃん?
ベンチャーとかでバリバリやってみたい思いもあるんだけど?
みたいな。
就活について深く考えて、自分自身がどう生きるべきなのか悩むほど、
色んな人生に興味を覚えていくだろうと思います。
そんな、選択肢が多すぎて決断ができないあなたは、
選択肢を広げるための行動に時間を割くべきです。
あなたが悩むのは、色んな人生を歩みたいから
なぜ、あなたが受ける企業が決められないのかと言いますと、
あなたが色んな人生を歩んでみたいと思っているからです。
日系の大きい会社だけでなくて、
ベンチャー企業で小さい規模で、裁量権を持って働いてみたい
外資系企業で国籍問わず色んな人・国で働いてみたい
と思っていたり、
メーカーで働いてみたいと思うし、
コンサルや商社でも働いてみたい
もっと言えば、フリーランスとして自分自身で稼いでみたいみたいな。
まだまだ20代前半なのですから、
色んなことに興味があることは当たり前です。
そうやって色んな未来に興味があるから、就職をする段階では決断できないのです。
そんなあなたは、色んな人生を歩める自分になるために
行動をして行きましょう。
具体的には、
日系大手、有名外資、ベンチャー
全部に内定をもらえることを就活の目標としたらいいのです。
内定をもらってから、実際の入社までには
約1年間ありますので、その時間で自分自身が本当にやりたいことはなんなのか、
どう生きていきたいのか、悩んで悩んでその後入社する企業を決定したらいいのです。
もし、個人で稼いでいきたい思いがあるのであれば、
入社までに月20万円以上稼ぐ力を身につけることができれば、
会社に属す?属さない?の選択肢も確保することができるのです。
そう行った、本気で悩む時間を得るために、
就活時期は、選択肢の確保に集中しましょう。
具体的に志望企業を決める過程
ここまでで、以下のことを述べてきました。
大手企業に就職したい人
→TOPIX100全部の企業を受けよう
どんな人生が自分に向いているのかわからない人
→日系大手、外資、ベンチャー全てに内定をもらい、
入社日までに個人で稼ぐ力を向上させよう。
これだけだと、少しわかりにくいと思いますので、
最後に、具体的にエントリーする企業50社を決定するプロセスを公開しておきます。
よかったら参考にしてみてください。
①まず自分が好きな企業を挙げてみる。
まず、自分がなんとなく好きな企業があれば、
何も考えずに必ず受けましょう。
・化粧品はいつも資生堂のを使ってる!
→資生堂を受けよう
・航空会社は絶対ANAを利用する
→ANAを受けよう
・ネットショップはAMAZON派
→AMAZONを受けよう
それが1番大切です。
関連記事:(関関同立・MARCH向け)【大手病?上等だよ】いいか。就活では第1志望は受けろ。絶対に。
②TOPIX100(全100社)を参考にして受けたい企業を挙げてみる。
次に、日系大手の企業群であるTOPIX100を参考にして
企業を選んでみましょう。
どの企業も日本の経済を牽引している会社です。
様々な業種の企業が掲載されていますので、
どの企業がどの業種に属しているのか理解する上でも参考になると思います。
それでも50社に満たなかったら
③2ch就職偏差値、有名外資系企業一覧を参考にして受けたい企業を挙げてみる。
もし、あなたがとにかく有名な企業に入りたい。
友達、親、親戚誰でもいいから、「すげぇ。」って言われるような企業に入社したいと思っているのであれば、2ch就職偏差値掲載企業 or 有名外資を片っ端から受けましょう。
就活生のトップ層が受験する企業らが、
2ch就職偏差値に掲載されている会社であったり、有名外資企業です。
(マッキンゼー、グーグル、三菱商事、電通などなど)
とにかく、入社するのが難しくて、とにかく入ったらすげぇ会社に内定が欲しいのなら、これを参考にするのはありだと思います。
関連記事:(関関同立・MARCH向け) あなたが内定できる企業のランクを就職偏差値を使って教える
それでも50社に満たなかったら
④日経平均株価採用銘柄(全225社)を参考にして受けたい企業を挙げてみる。
これまでで志望企業が決まらなかった方は、
日経平均株価採用銘柄を参考にしてみましょう。
これは、TOPIX100と似ている企業群なのですが、
日本を代表する企業らが225社掲載されています。
TOPIX100のように100社限定ではなく、
もっと多くの企業を比べたいという方はこちらを参考にしてみましょう。
→日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
それでも50社に満たなかったら
⑤ベンチャー企業を知っている企業を選んでみる
最後は、ベンチャー企業も受けておくと良いと思います。
ベンチャーと言っても様々ありますが、
ベンチャーな雰囲気で働きたい方は、下記企業を受けてみましょう。
(DeNA、リクルート、LINE、サイバーエージェント、楽天、メルカリ、Yahoo、ZOZOTOWN)
他の日系大手とは、所属している人種が異なります。
トレンドに強い人は、ワクワクできる環境だと思います。
⑥いくつか内定をもらえたら、自分で稼ぐ力も向上させていこう
おそらくですが、上記5つの過程を経れば50社は簡単に選べるはずです。
大手企業6社、外資系企業2社、ベンチャー2社くらいの内定という、沢山の未来を選択できる権利を得て終えられたら最高です。
これは発展編ですが、就活を終えた後、多くの場合は
約1年ほど入社までに時間があると思います。
その時間を自分で稼ぐ能力を向上させておくとなお良いです。
というのも、就活時は内定をもらうことが全てになってしまい視野が狭くなりがちです。
なので、内定を得てとりあえずの安心感を得た後は、
雇用されない生き方についても模索するべきです。
ブログ、YouTube、showroomなど個人が稼ぐプラットホームは整いつつありますので、
それらを利用し、入社までに新卒給与である月20万円を自分自身で稼げるようになれば、
日系大手?有名外資?ベンチャー?
それともフリーランス?などなど
複数の選択肢を持った上で、人生を選択できる状態に持っていけるのです。
具体的に、私が就活時代エントリーした企業を知りたい方はこちらをどうぞ。
関連記事:「関関同立・MARCH出身」が割とガチで就活した結果を公開してみる
まとめ:受ける企業が決まらない?そんな君へオススメな志望企業の決め方
どうでしたか?何か参考になることは書いてありましたでしょうか?
就活の時期は悩むことも多いと思いますが、
まずざっくりでもよいのでゴールを決めましょう。(今回であれば、志望企業)
そして、1度決定したゴールが間違っていたら少しずつ修正して行ったらいいのです。
志望企業も、1度決めてみて、他により良い選択肢が見つかったらそっちに変更してもよいのです。
動き出すためには、間違っていてもよいからまず舵を切る。←これ大事
就活を賢く進めるために知っておくと良い話
就活って何をしたらいいかなかなか分かりにくいですよね。
色んな情報に惑わされて身動きが取れなくなることもあると思います。
な・の・で
ここでは、就活を効率よく進めるために必ず知っておくべきサービスを
紹介しておきますね。
まず、MeetsCompany や【digmee】ですが
これらは、内定直結型の選考会に参加できるサービスです。
これらのイベントで、優秀な成績を収めれば
その場で「内定」が出たり、1次選考免除などの「特別選考パス」が付与されます。
1度で複数社から内定を獲得できる可能性もありますので、
忙しい就活生にはおすすめです。
関連記事:【その場で内定?】関関同立・MARCHの就活生が、内定直結型の選考イベントに参加するべき理由
他にも、下記サービスに登録しておけば、効率良く就活を進めることができます。
・キミスカ:人事からスカウトが届き、特別選考を受けられるサービス
・就活ノート:先輩の選考体験を無料で見られるサービス
・ねっとで合説:企業の業務内容から社風まで動画で見られるサービス
合同説明会に何度も足を運ぶのは時間がかかりますので、
使えるツールは賢く使用して、時間を節約しながら情報収集してくださいね。
*「そもそも、就活の進め方・これからのキャリアをどうしていいかわからない。」という方は、
同じ大学出身のOB/OGに話が聞ける「ビズリーチ・キャンパス」 で
先輩たちのぶっちゃけ話を聞くのもオススメです!
関連記事:「大手企業社員が推薦する」大学生のうちに読んでおきたい本9選
目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」