書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
目次:(関関同立・MARCH向け) 大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」
大学3年の4月1日
この瞬間までに、志望企業は決めておきましょう。
今日伝えたいのはこの1つだけです。
って言われてもワケがわからないと思いますので続けますと、
私は、これまでに以下の記事を書きました。
受ける企業が決まらない?そんな君へオススメな志望企業の決め方
で、この記事では適当でいいからとりあえずは50社受ける企業を決めろ。
ということを書いていまして、その期限が大学3年の4月までということなのです。
つまり、適当でいいからさっさと志望企業は決めてね。
良い事が3つあるから。
で、その3つを今から説明していくね。良かったら読んでね。
それではいってみましょう。
志望企業は【大学3年の4月1日】までに決めろと言い切る3つの理由
①志望企業を早く決めれば、4度の就活機会が得られるから
まずはこれ、早く志望企業を決めれば4度の就活を経験することができます。
1回目の就活では何が何だかわからないでしょうが、4回目の就活では見違えるほどに質の高いESや面接での受け答えができるようになっていると思います。
え?4回の就活?何言ってんの?と思われていると思いますので、説明していきますね。
就活は主に4回ある
就活って実は1度しかないものでは無いんですよ。
私としては、4回は就活の機会があると思っています。
1度目が、夏のインターン選考(6月~)
2度目が、冬のインターン選考(10月~)
3度目が、外資・ベンチャーの本選考(11月~)
4度目が、日系大手の本選考(3月~)
(*就活の年度によって時期にずれがあります。)
なので、志望企業が4月の時点で決まっていれば、
上記4つの過程で、就活に必要なスキル(筆記・ES・面接)を1通り経験することができるのです。
1度目の筆記試験の結果はボロボロだろうし、面接の受け答えも何を言っているかわからないようなものだと思います。
でも、1度目の経験を踏まえた2回目の就活では、少しは質のいいESを書けるだろうし、面接も的確な答えができることが増えてくると思います。
3回目はもっと良い状態だろうし、4回目にもなれば1回目とは見違えるほどに
筆記・ES・面接のどれをとっても良い結果を出せるはずです。
だからこそ、本番(大学3年の3月~)を準備を終えた状態で迎えるために、
インターン選考や外資選考を経て経験を積んでおいて欲しいのです。
そのために志望企業を決めるということを最初にしてほしいのです。
分かりにくい部分も多いと思いますので、図に表してみました。
上の図を見て頂けると分かると思いますが、4月の時点で志望企業が決まっていないと夏のインターンにエントリーできません。
つまり、
志望企業の決定が遅れれば遅れるほど、就活の経験を積むことができず、結果準備が整わないまま本番の選考を受けることになります。
準備が整わないままに本番を受ければ、言わなくても分かると思いますが
そこに待ち受けるのは、無内定なのです。
初めてのデートで完璧なエスコートができるわけないじゃないですか。
初めて自転車にのって、転ばずに運転できないじゃないですか。
何度も失敗して、何度も転んで少しずつできるようになっていくじゃないですか。
就活も一緒で、沢山の失敗をして、修正しながらできるようになっていくものなのです。
大切なのは、失敗しないことではなくて、失敗をする機会を多く確保することです。
だから、はやめに志望企業は決めようね☆
②本当に入社したい企業に出会える確率が高まるから
2つ目はこれ。入社したいと思える企業に出会える確率が高まるから、です。
何でもそうだと思いますが、最初の決断が最適解だったということってなかなかないと思うんですよ。
恋愛でも、中学生の頃好きだった人のことを、今でも好きかと言われるとYESでない場合が多いと思います。
なんであんなのが好きだったんだ?と思っている方も少なくないはず。
色んな異性に出会って、私はこういった性格の人が好きだな、最初は〇〇な人が好きだと思ったけど、合わなかったな。のように
複数の経験を経て、納得できる相手を見つけられるわけじゃないですか。
就活も同じです。
最初の決断が正しいことって多くはありません。
良い印象を持っていたけれども、インターンに参加して内情を知ったら違っていた。とか、選考過程で同期になるであろう学生と話したけど、ウマが合わなかったなどなど
思ってたのと違う。ってのが普通の事です。
なので、志望企業は早めに決め、インターンなどを通じて複数の企業に触れることをしてほしいのです。そうすれば、軌道修正が何度もできるので、結果として自分に合った企業に出会える可能性が高まるわけです。
なので、流れとしては、
①夏のインターン選考(6月~)
→適当でいいので、50社程の企業のインターンにエントリーしてみる
②冬のインターン選考(10月~)
→夏インターンで合わなかったと思った企業は除外
→夏インターンの経験を経て、受けてみたいと思えた新たな企業を追加
③外資・ベンチャーの本選考(11月~)
→大手企業だけではなく、ベンチャー・外資の選考も受けてあわよくば内定を持っておく(1つでも内定を持っておくと本番の就活の気持ちが楽になる)
→ベンチャー・外資・日系大手、どんな企業で自分は働きたいのか考えてみる
④日系大手の本選考(3月~)
→数々の大手企業の実態を知り、かつ外資・ベンチャーどちらが自分にとって向いているのか、決断できた状態本番を迎える
⑤内定
→内定を貰った会社の中で自分にとって最も良い企業(待遇、やりたいこと、勤務地など)はどこか入社するまで考える
これも簡単に図にすると以下のようになります。
こんな感じですかね。あなたたちはまだ①の段階にすら言ってません。
はじめは超ざっくりに決めたらいいんです。
本当に少しずつ、それを確固たるもの、
確固たるものに見えるものにしあげていったらいいんです。
で、修正する時間を確保するためには、はやめの志望企業決定が必要なのです。
③決めることは、考えるきっかけになるから
最後はこちら!抽象的ですが、決定することで頭が動き出すからです。
私は以前、受ける企業が決まらない?そんな君へオススメな志望企業の決め方という記事を書きました。
この記事では、受ける企業で悩んでるならとりあえずTOPIX100の企業を受けておけ。ということを述べています。
なぜなら、決めることが何よりも最初にやるべきことだからです。
(*TOPIX100とは日本企業の中で時価総額TOP100の企業、いわゆる大手企業です。
例:三菱商事、ANA、オリエンタルランド、キヤノン、パナソニックなど
TOPIX100について詳しく知りたい方は、関関同立、MARCHのあなたが大手に内定できる確率で具体的な企業を載せてあります。)
決めると、悩みが具体的になる
志望企業が決まっていない時のって、就活って何したらいいんだろう?
なんか不安だなあ。あーつらいつらい。って悩みが具体的じゃないんです。
この状態だと時間だけが過ぎていって、何も変わらないままです。
ですが、志望企業を大手企業(TOPIX100)と決めてあげると、
そもそも大手企業に絞って就活してもいいのか(ベンチャーは?外資は?)
→大手、ベンチャー、外資のインターンに参加すれば実態を理解できるかも
大手企業の中にはどんな企業が存在するのか(売り上げは?業種は?)
→インターネットでHPだけでもそれぞれを眺めてみよう
このように悩みが具体的になるんです。悩みが具体的になれば行動に移せるようになるんです。
そうすれば、決定→悩みの具体化→行動→悩みの発生→悩みの具体化→行動
という良いサイクルが生まれていきます。
就活って何が何だかわからないでしょ?
であれば、まずとりあえずでもよいので、これらの企業に入社すると決めてみたらよいと思います。
一歩先の悩みに出会えるようになりますよ!
まとめ:【就活開始時期】志望企業は「大学3年の4月1日」までに決めるべき3つの理由
①志望企業を早く決めれば、4度の就活機会が得られるから
→早く志望企業を決定し、インターンなどをはじめとした選考を経験しよう。
そうすれば、筆記・ES・面接の質は見違えるようになる。
②本当に入社したい企業に出会える確率が高まるから
→最初は適当でもいいから志望企業を決める。
インターン、選考の過程を経て、違うなと思えばどんどん変更しても大丈夫。
途中で軌道修正をかけられる時間を持てるように、はやめの志望企業の決定を。
③決めることは、考えるきっかけになるから
→悩みは抽象的なままだと時間が過ぎていくだけ。
とりあえずでいいから、決断してみて、悩みを具体化する。
そうすれば、行動を起こすことができる。
こんなものですかね。色々偉そうに書いてしまってごめんなさい。
就活ファイト!
就活を賢く進めるために知っておくと良い話
就活って何をしたらいいかなかなか分かりにくいですよね。
色んな情報に惑わされて身動きが取れなくなることもあると思います。
な・の・で
ここでは、就活を効率よく進めるために必ず知っておくべきサービスを
紹介しておきますね。
まず、MeetsCompany や【digmee】ですが
これらは、内定直結型の選考会に参加できるサービスです。
これらのイベントで、優秀な成績を収めれば
その場で「内定」が出たり、1次選考免除などの「特別選考パス」が付与されます。
1度で複数社から内定を獲得できる可能性もありますので、
忙しい就活生にはおすすめです。
関連記事:【その場で内定?】関関同立・MARCHの就活生が、内定直結型の選考イベントに参加するべき理由
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合同説明会に何度も足を運ぶのは時間がかかりますので、
使えるツールは賢く使用して、時間を節約しながら情報収集してくださいね。
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関連記事:「大手企業社員が推薦する」大学生のうちに読んでおきたい本9選
目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」