書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」
偶然なんかじゃない、必然だったんだよ
どうですか、あなたの就活は。順調ですか?内定沢山とれていますか?
取れている方もいると思いますし、取れていない方もいると思いますが、
この記事を訪れたということは、何かしら面接に対して不安な部分があるということだと思います。
なので、今回は少しでもあなたの面接への不安を和らげるために、
「面接での必然性」がいかに大事であるのか説明できたらと思います。
興味がある方は見ていってくださいね。
それではいってみましょう。
私が、面接では「必然性」が必要だという理由
それは必然性を感じられなければ、薄っぺらい人間と捉えられてしまうからです。
プロのサッカー選手になりたい人が、これまで何をやってきたかと言えばサッカーです。
ですが、就活と言う場では、サッカー選手になりたいと言っているのにもかかわらず、学生時代にテニスを頑張りましたアピールをしている人が山ほどいるのです。
テニス選手になりたいのであれば、学生時代はテニスに力を入れているべきで、
サッカー選手になりたいのであれば、学生時代はボールを追いかけているべきなのです。
力を入れたことと、目指している場所が一致していること、または関連づいていること、それが私の定義する必然性です。
良くわからないと思いますので、あと2,3分お付き合いください。
そもそも必然性とは
私の定義では、
「生まれてからの行動から志望動機までが一つの線でつながっていること」です。
伝わり難いと思いますので、簡単な図にしてみました。
つまり、
高校時代にある出来事が起こったから、この大学のある学部でこういった力を得たかった。(どんな力をつけたいのか、きっかけになった出来事や価値観が形成された理由)
↓
大学時代にこういった力を得たかったから、大学では、これとこれに力を入れた。(学生時代頑張ったこと)
↓
大学で、これとこれに力を入れた結果、こういったやりたいことに出会った。(やりたいこと)
↓
そのやりたいことを叶えるために、御社で働きたい。(志望動機)
こんな感じです。これが一番大事です。
大事すぎるので、もう一回言っておくと、
なんで、この企業で働きたいの?(志望動機)と聞かれたら
学生時代にこれを頑張ったからです。と答える。
そして、じゃあなんで学生時代にそれを頑張ったの?と聞かれたら、
それは学生時代を通じて、これやあれを得たかったからです。と答える。
またまたそして、ならなぜそんな力を得たかったの?と聞かれたら、
なぜなら、生まれてから高校時代までにこういった経験をしたからです。
と言う形がベスト言うことです。
全ての行動に説明が可能で、一つ一つにつながりがあるのです。
君はサッカー選手になりたいと言っておきながら、テニス頑張ったアピールをしている
しかしながら、落ちる就活生は目標と、行動がまったく一致していないのです。
結果、支離滅裂な回答になり、こいつ何も考えてないんだなと思われておしまいです。
たとえばどんなもの?と思う方がおられると思いますので、
具体的にみてみましょう。
例えばこんな感じ。
面接官「A君はなぜ、外国語学部に入ったのかな?」
A君「英語を学ぶことで、世界で活躍できる人材になりたいと思ったからです。」
面接官「それでは、学生時代に一番頑張ったことはなんですか?」
A君「それは、フットサルのサークル活動で皆をまとめることです」
これで、どこが悪いのか分からないのなら、あなたは大手企業に内定するレベルにはありません。
というのも、
大学の学部を選んだのは、英語を学びたかったからでしょう?
世界で活躍できる人材になるために必要な何かを取得したかったからでしょう?
なら、どうして一番頑張ったことが英語ではないのでしょうか。
フットサルに力を入れる前に、まず英語勉強しなさいよwwwって面接官は思うんです。
何で大学に入ったんですか?
→英語を学びたかったからです。
面接官の心の中:じゃあ、学生時代は、語学力向上についてなのだろうな、聞いてみよう。
学生時代に頑張ったことは何ですか?
→フットサルです。
面接官の心の中:えぇー!!!さっきの英語が学びたかったって言ってなかったっけ?矛盾しすぎー!うけるーww
(すみません。ふざけすぎました。)
要するに、
世界で活躍する人材になる(学生時代の目標)ために、フットサル活動(学生時代に力を入れたこと)ってどう関係あるの?役に立つの?って採用担当者は思うってことです。
学生時代に何に力を入れてもよいですが、その時間を割いたことが、
大学入学当初に描いた理想にちかづくための行動であったと、面接官に分かるようにしないといけないのです。
私がA君なら面接官の質問にこう答える
じゃあ、具体的にどういう答えが正解なのか教えてよとおもいますよね。
就活なんて初めてなんだから、分からないのなんて当たり前じゃないか。
就活終えたからって偉そうにするなって思いますよね(わたしなら思う)
ってなわけで答えますね。私なら以下のように答えると思います。
面接官「学生時代に一番頑張ったことはなんですか?」
わたし「留学時、現地の学生とのフットサルチームを立ち上げ、大会で優勝したことです。」
私は、学生時代の目標として、世界で活躍できる人材になるということを掲げました。
そのために、アメリカに留学し英語を学ぼうと思いました。
また、世界で活躍できる人材の定義を多国籍な人と協力して、目標を達成できる人材としました。
そのため、現地で国籍問わず友達を巻き込んだフットサルチームを立ち上げ、地域の大会で優勝することを目標に力を注ぎました。
こんな感じです。これだと最初の質問への回答である世界で活躍できる人材になりたいと思ったから、学生時代その目標に近づくために行動してきた。ということが伝わるはずです。
あきらかなはずです。フットサルチームをつくる意味がそこには存在するのです。
そこには必然性があるのです。意識しましょうね。
私の「必然性」はこんな感じ
最後に私の就活時代の具体例を挙げておきます。参考にしてみてください。
私の人生を箇条書きにするとこんな感じ
大学
・志望動機「日本のBtoC製品を途上国に届ける事で、現地の家事への負担を減らしたい。」
・学生時代頑張ったこと「フィリピン語学留学を通じた語学学習」
・学部「商学部」
高校~幼稚園
・サッカー部
というどこにでもいそうな学生です。
このありふれた学生の人生をを1直線につなげるとこうなります。
(幼稚園~高校)
サッカーをやっていた。中村俊介選手をはじめとした海外などに進出していく日本人を見て、環境を問わずチャレンジしていける人材になりたいと思うようになる。
↓
(大学時代の目標、大学で学ぶ意義)
だから、海外にチャレンジしていく日本人選手のように自らも環境に縛られず活躍したいとの思いから、ビジネス(商学部に入学)と語学(英語)を学ぶことで、ビジネスという世界共通の場で、影響を与えられる人になろうと思った。
↓
(ガクチカ)
授業の中で、ビジネスの知識を身に着けていく中で、学んだことを使って何かできないかと思うようになる。
だから、「選択と集中」という経営学の考えから、語学に集中するため大学を休学し、フィリピンに語学留学にいった。結果、TOEIC340→945を取得。
↓
(志望動機)
フィリピンで、
「日本製品が日本以外の場所で人々の手に渡っていることに感銘を受けたこと」
「エアコン、洗濯機などがない、不自由な生活を体験したこと」
上記の経験から、途上国の生活を日本製品の力で豊かにしていきたいと思うようになる。
こんな感じになります。
どうでしょうか。少し真面目な感じをうけませんか?
私は全然真面目な人間ではないですよ。
フィリピンに語学留学に行ったのだって、
なんか何もかも投げ捨ててぼーっとしてみたからですし、
めっちゃ、ウェイウェイしてたし。
商学部に入った理由だって、単位取れるのが1番楽って聞いたからだし、
中村俊介選手に憧れてなんかいないですし、
海外で活躍したい思いなんて特にないし、ゆるゆる生きていたいし。
けど、これを意味づけしていくと、
まっすぐ生きてきたんだなという印象を相手に持ってもらえるわけです。
これが、人生に「必然性」を持たせるということです。
面接の場では、無理やりにでも1つ1つの出来事に関連性を持たせるべきなのです。
関連記事:大手内定が欲しいなら、面接では「嘘」をつくことを恐れるな!
また、こういう風に自分の人生を意味づけしておくと、
・なぜその学部に入ったのか。
・なぜそのやりたいことに至ったのか。
・なぜ学生時代そのことに力を注いだのか。
というようなあなたの価値観を問うような質問に答えられるようになります。
なので、きちんと自分の歩んできた道を振り返っておきましょう。
就活を賢く進めるために知っておくと良い話
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な・の・で
ここでは、就活を効率よく進めるために必ず知っておくべきサービスを
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関連記事:【その場で内定?】関関同立・MARCHの就活生が、内定直結型の選考イベントに参加するべき理由
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