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【若者の若害化について】三菱自動車の社長(益子修 氏)は本当に「老害」なのか考えてみた

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書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

「三菱自動車の社長は老害だ!」

 

そう世の中は言いいました。

しかし、果たして本当にそうなのでしょうか?今日は一緒に考えて頂きたいです。

 

 

ことの発端は8/6に公開された下記の記事

 

blogos.com

 

記事一部抜粋 

■若い社員は、時に直属上司を飛び越して部長や役員に直談判

また、上下の風通しのよい会社にするには、中間管理職の役割が極めて重要です。職場で若い社員が手本とするのは、直属の上司だからです。上司が部下にとって頼りになるか、親身になって話を聞いてくれる人かといったことで、部下は変わります。上司は部下の教育者であると同時に、部下を守ってやる守護神でもなくてはなりません。直属の上司が、面倒見が悪く、上ばかり見て仕事をして部下を育てることをしないと、その部下も会社に対して不平不満を持つようになるでしょう。 最近の若い社員の中には、直属の上司が話にならないと思うと、いきなり飛び越してその上の部長や担当役員にまで直談判しにやってくる人がいます。それでは秩序が乱れてよくありません。上司のレベルを上げることがいかに大事かということにもなります。(引用:コメント:三菱自動車CEO「若い社員への"違和感"」) 

コメント一部抜粋

「そんなことよりお前が去れ」ってのが社員の実感じゃね?

(引用:コメント:三菱自動車CEO「若い社員への"違和感"」

バカに自分がバカだとわからせるのが難しいという実例だな。 このトップは自分の価値観が世間とズレてしまっているという自覚がない。 三菱系などいわゆる日本の大手にずっといた人の典型的な考えだ。 自分のイメージする世界とは会社でそれで完結しているのだろう。(引用:コメント:三菱自動車CEO「若い社員への"違和感"」

こんなんがCEOか… 三菱自動車も先が見えたな

(引用:コメント:三菱自動車CEO「若い社員への"違和感"」

 

 上記の発言を図解するとこうなる

 

部長を無視して社長に相談した!

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(*大企業であれば、社長、部長、の他に本部長、課長などの役職もあるかと思いますが、今回は分かり易くするため3段階にしています。)

 

で、コメントにあるように多くの人はこの行為に好意的、

つまり平社員は部長に話しても無駄だと感じた場合、社長に話を上げるのは正しいという判断をしているということになります。

 

だから、記事にあるように1,2個上の管理職に直談判することを否定する三菱自動車CEOの考えを「老害」としているのです。

 

ただ、果たして本当にそうなのでしょうか?

まず、直属の上司に話を通せ。と言うことは間違った考えなのでしょうか?

 

私は違うと思っています。

 

社長へあなたの仕事の相談する行為=社長が自分の仕事する時間を奪う行為

 

 

そもそもですが、社長と部長と平社員では取り組んでいる仕事が異なります。

役職が上がっていくにつれて重要度の高い仕事を行っており、役職が下がって行くにつれて重要でない仕事を行っているのです。

 

数字で表すのであれば、仕事の価値は以下のようになります。

 

・社長:100億の仕事

・部長:1億の仕事

・平社員:100万円の仕事

 

これを先ほどの図に盛り込むと次のようになります。

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つまり、平社員が部長ではなく、社長に話を上げる行為というのは、

100万円の仕事(それほど価値のない仕事)を100億の仕事(重要度が高い仕事)を行っている人にやってもらうということです。

 

もちろん、社長に話を上げればあなた自身の仕事は早く進むと思います。

しかし、それと同時に社長はその間自分の仕事を行えていません。

 

あなたが、あなたの仕事(100万円)の解決のために社長を使った時間は、

社長が自分自身の仕事(100億)の解決のために使えたであろう時間です。

 

つまり、100万円の仕事の解決のために、100億の仕事を放棄せねばならないのです。

そうなると、小さい仕事(100万円)が進む利益よりも、大きい仕事(100億円)が進まない損失の方が大きい場合もあるのです。

 

平社員にとって、自分が取り組む仕事というのは重要で全てなんだと思いがちですが、

 

客観的に自身の仕事を見て、自分は全体の中のどの部分の仕事を現在行っているのか、

この仕事の緊急度、重要度はどの程度なのか、数値で表すべきです。

 

その過程を経た上で1番上の管理職に話をあげた方が良いという判断できたのであれば、その行動は是非実行しましょう。

 

しかし、そういった過程を経ずに、

 

自分の仕事進まない!

上司も手伝ってくれない!

よし。社長に突撃だ。

 

というのはミクロの範囲でしか物事を考えられていない証拠です。

 

ミクロの単位でしか物事が考えられないのは「若害」

 

ここまで偉そうに書いてきましたが、正直な話、私も上司すっ飛ばしてもっと上の管理職に話をしに行くタイプです。

 

頭固いな。老害めと上の年齢の方のことを思うこともよくあります。

 

ただ、私を含め自分の考えが正しいと思いがちな若い世代は

ミクロ(狭い世界)だけでなく、マクロ(全体)を考えて、正しいと言えるのか

きちんと考えるべきです。

 

自分の世界では正義でも、ちょっと離れてみれば間違いなんてことも多々あるからです。

 

会社という組織で働く=組織全体の利益に貢献することであるべきで、

 

だから、

我々世代は自分自身が気に食わないことをすべて否定する「若害」にならないためにも、「それって本当に正しいんだっけ?」と1歩立ち止まることが、必要なのではないでしょうか?

 

何か参考になって事があれば幸いです。

今回は以上です。では。

 

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