「うさぎと亀」の話の本質って?

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書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

 

 

これ誰かが言っていたので、受け売りなんですけど

いいこと言ってるなと思ったので、共有しますね。

 

 

 

うさぎと亀の話は日本国民であれば、ほとんどの方が知っていると思います。

 

うさぎと亀が目的地まで競争するのですが、

 

走りが速いうさぎは、途中でサボって寝ていて

その内にゆっくり移動する亀が先に到着して競争に勝った。みたいな話です。

 

まあ、ここからコツコツ努力する大切さみたいなこと

が分かるというのが、一般的な解釈だと思っております。

 

 

 

 

で、もし私に娘やら息子やらができて、

この物語を読んだ感想が、「コツコツ努力することって大切なんだね!」とかだったら、

割とガチで1,2時間ほどの説教が続きますね。はい。

 

 

 

2度と亀が勝つことはない

 

 

あの話普通に考えて、もう1回勝負したらうさぎ勝ちますよね?

 

仮に1年間の準備期間があって、亀が毎日筋トレと、ランニング、超優秀なコーチつけてトレーニングしたとします。

 

じゃあ、1年間のほほーんとしていたうさぎともう1度勝負したと思います。

 

どっちが勝つと思います?

 

 

間違いなくうさぎですよね。

 

 

 

この物語が「コツコツ努力することの大切さ」を示唆するものだとしたら

 

コツコツ努力した側が、適当にやってる側にボロ負けするっておかしくないですか?

 

2回でも10回でも結果は同じで、

 

亀がうさぎに勝つことはもう2度ないんです。

 

 

だから、仮にうさぎと亀の話に続きがあるとしたら、

 

「うさぎが再勝負を申し込み、亀はそれを受けました。」

 

「結果は、うさぎの大勝です。」

 

「亀は無念を晴らすために、毎日毎日努力し、毎年決闘を申し込みます。」

 

「亀は1度勝ったあの日以降、1度もうさぎに勝てずに死んでしまいました。」

 

 

とかになるんじゃないかな?(知らんけど)

 

 

亀の間違いは、戦場を海にしなかったこと

 

 

ってなわけで、あの物語から学ぶべきことは

「自分が得意な分野で戦うことの重要性」です。

 

亀はうさぎに、陸上での競争だと絶対勝てないですが、

 

海中での勝負であれば、100%うさぎに勝てます。

 

どれだけ、泳ぎのうまいうさぎよりも、泳ぎの下手な亀の方が泳ぐ速さは速いのです。

 

そこには種族としての圧倒的な差があるのです。

 

 

 

勝てる戦場で勝負しろ

 

 

てなわけで、亀が走りの速さをどれだけ向上させようとしてもたかがしれていて、

反対に、うさぎがどれだけ泳ぎを練習しても、技術の向上ぐあいはたかがしれているのです。

 

人間社会に置き換えると、

 

自分の不得意な分野で勝負して、上昇幅が少ない部分を向上させている方って多いかなと。

 

コミュ障が営業はしんどいし、

 

簿記3級2回落ちた人(わたし)が、経理はしんどいのです。

 

それよりも、何の努力もしてないのに褒められたとかストレスなくやれるとか

 

え、何でこの程度できないの?と周りに思うところがあれば、それが自身の強みで、

 

そこを生かせる環境下ってどこなんだ?伸ばせる場所ってどこなんだ?って探す方が、

不得意な部分を向上させるよりコスパいいよなと。

 

 

亀がどれだけ努力しても、走る速さはうさぎに勝てない。

だったら、いかに海での勝負にうさぎを連れてこれるか、そこに対して対策を打つべきだよね。

 

 

 

 

 

そんな話を娘ができたらしようと思います。

 

 

 

サムネイルの画像、自分で書いたんだけどうまくない?

 ほめてぇぇぇぇ