書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
3/1から就活解禁でしたっけ?
あってる?
もうおじさんだから、世の中の流れにうまくキャッチアップできていないけど
おそらく合ってるので、今日は就活生向けに記事を書こうと思います。
就活の時って色々言われますよね?
例えば、以下みたいなやつ。
「自分に合った企業に入社することが大事」
「就職は自分の人生をより良くするためのツール」
(大人って色んなものをなぜかツール化しちゃうよね)
ただ、就活してる時って、「つべこべ言ってないで内定獲得が全て。」って
精神状態になるのが当たり前だから、そう言った綺麗事って考えられないですよね。
だからこそ、私としてはまずは選択肢を増やすために内定獲得に全力を注いで欲しいです。
しかし、私自身が入社前にこれだけは知っておきたかったなあと思える点をいくつか紹介するので、内定が出た後で構わないので、是非参考にしてみてください。
就活時、これから書くことを全く考えずに入社したら
入社4年で会社辞めてたので、ある程度の説得力があるかと思っています。
(関関同立・MARCH生向け)大手メーカーを4年で辞めた私が思う、就活時に知っておきたかった5つのこと
①勤務地は大事
②職種はなかなか変えられない
③業種は色々大事
④大企業からベンチャーへの転職は余裕は嘘
⑤人生のスタンスをある程度決めるのも大事
①勤務地は大事
あるあるの話かもしれませんが、
勤務地は非常に大事です。
大企業は全国に拠点があることが多いので、
日本全国に配属の可能性があります。
もちろん本人の能力や希望で、
思い通りに配属されることもありますが、そうでない人も多くいることも事実です。
なので、どんな地域で働きたいのかは事前に明確にしておくべきで、
希望の地域で働けるように企業選定をするべきです。
というのも、
地方での生活と首都圏の生活は大きく異なります。
どちらの生活が良い悪いではないですが、
自分自身がどっちの生活が好みなのかは考えておいた方がいいです。
どれだけ仕事が嫌であっても、私生活が充実していれば頑張れるという人もいると思いますが、勤務地はその私生活の充実に大きく関わってきます。
人が少なかったり、自然が多い場所を好むのか
人がたくさんいて、繁華街に毎日繰り出す生活を好むのか
北海道のように雪の多い環境がいいのか
福岡のように比較的暖かい場所が良いのか
好みは人それぞれですが、自分の思いと異なる環境への配属になると
秒で病んで辞めてしまうので、ここは意識した方がいいポイントかと思います。
②職種はなかなか変えられない
職種なんてなんでもいいやー。
って就活の時は思ったりすると思うのですが、ここも意外と重要です。
というのも、大きな会社では基本的に総合職採用となるので、
職種なんて色々変わるんでしょ?というのが就活生の考えですが、
働いてみるとそうでもないことがわかってきます。
というのも、筆者はメーカーのみしか経験がありませんが
基本的にジョブローテーションは、経理・人事・法務などバックオフィス系と
営業・企画などのフロントオフィス系とに分けられます。
つまり、経理→営業というジョブローテーションは基本的に発生しないですし、
反対の、営業→経理などの移動もほとんど発生しません。
もちろん例外はありますが、確率は非常に低いことは知っておくべきですし、
最初の職種で定年まで行く可能性も大いにあることは認識しておきましょう。
転職も基本的に同職種
あとは、転職で職種を変えるという方法もあるのですが、
職種を変える転職はとても難易度が高く、基本的には年収は落ちます。
(コンサルティングファームなら、どんな職種からでもいけるイメージ)
中途採用は、基本的に即戦力採用なので
経験のない人を採用するメリットがないからです。
なので、最初の職種はのちのキャリアに大きく関係するので
どんな職種に自分が向いているのか、どんな職種でキャリアを歩んでいきたいのかは
就活時に明確にしておきましょう。
③業種は色々大事
業種もねー。めっちゃ大事。
まず、人種問題。
IT企業にいる人と、金融系にいる人、メーカーにいる人。
それぞれに属す人にはある程度、パターンがあります。
知り合いには、リクルート・楽天に勤めている人がいますが、
やっぱりノリが比較的いい人が多い感じがします。(デートは奢る、自炊はしない、貯金は少ない傾向がある)
筆者はメーカー勤務なのですが、やはり真面目な人が多いです。
ウェイウェイ感は少なめ。(基本的に割り勘、自炊はする、貯金はそこそこある傾向がある)
まあ、そういうのは好みの問題なので、どちらが自分は好きなのかは考えておきましょう。
異業種への転職は困難
職種問題と同じですが、
異業種への転職は難易度が高いし、できても基本的に年収ダウンです!
メーカーに入ったら基本的に、ずっとメーカーだし、
新卒でITなら、IT企業への転職の方が異業種に行くよりもハードルが低いです。
コンサルティングファームのみが、どこからでも入社ができるイメージです。
④大企業からベンチャーへの転職は余裕は嘘
新卒就活の時良く聞いていたのが、
ベンチャー→大企業への転職は難しいけど、
大企業→ベンチャーへの転職は余裕。ということでした。
だから、とりあえず大企業はいっておけ。みたいな。
就活生であれば、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
しかし、筆者も経験しましたが、これは完全に嘘ですね。
先程述べましたが、異業種への転職はハードルが高いです。
ベンチャー企業の多くはIT企業なので、
もし仮にメーカーの大企業に入ったとすれば、そこへ転職することは難しいです。
余裕で書類で落とされます。(筆者は落とされました)
入社3年目まではセーフかも
ただ、入社3年目までであれば第二新卒枠で採用する企業も多くあるので、
もし大企業に入ってベンチャーに行きたいと思ったのであれば早めに行動することが重要です。
なので、新卒の時はとりあえず大企業入っておくかあと考えがちですが、
ベンチャーに行きたいと思った時に、ベンチャーに入れるかは実は微妙だということは知っておくべきだと思います。
⑤人生のスタンスをある程度決めるのも大事
あとはねぇ。
ある程度どんな人生を歩んで行きたいのか。
というのは新卒就活時に決めておくべきだと思います。
総合商社とかキーエンス入って、
35歳とかまでに資産築き上げてリタイア目指す。とかでもいいですし、
ITベンチャー入って、今っぽい環境で
早期に意思決定ができるフェーズへ行ってもいいし
海外志向強い人なら
メーカー入って、マレーシアへ4,5年海外駐在を目指すとかもありかな。
なんでもいいのですが、とりあえず30歳35歳とか節目の年までに
どこを目指すのかというのはある程度決めておいた方がいいように思います。
というのも、多かれ少なかれ20代後半になると誰しも
自分の人生ってこのままでいいんだっけ?という問いにぶち当たるのですが、
それならいっそ新卒就活にその問いにきちんと向かい合っておくと良いかなと思います。
最後に
今日の5つはわりと重要だから、意識してみてねー