書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
みなさんこんにちわ。
これを読んでいるのは、就活生かな、それとも既に働いている人かな?
ま、どちらでも良いのですが、
今日は、
私立文系、特に関関同立・MARCHとかその辺の学生は
日系メーカーへの入社は止めといた方がいいって話をしていきますね。
筆者プロフィール
関関同立・MARCHレベルの大学卒
新卒で日系大手メーカーに事務系総合職として入社
その後、外資メーカーへ転職
もちろん、私立文系や関関同立・MARCHの学生と言っても
千差万別だと思うので、一概には言えないと思います。
ただ、以下のような私がイメージする私立文系の学生像にあてはまる方は
割と本気で、日系メーカーに向かないと思うので、もし当てはまったのであればもう少し読み進めて頂ければと思います。
私の私文学生のイメージは、以下みたいなものです。
(私の学生時代のイメージです。偏見が入りまくっています。)
・基本的にミーハー
・大学の1限は必ず欠席、大学へはテスト期間が近づきだすと行き出す。
・海外旅行が好き。
・遅刻しがちで、期限までに何か提出することが苦手。
・ゼミには入っておらず、もちろんGPAはガチ低。単位もギリ。
・ウェイ
あなたが、上記を見て、「ああ。あるあるー。」「何普通のこと言ってんの?」とか
思える方であれば、私の定義する並の「私文の価値観」を持ち合わせていると思います。
もし、あなたがそんな学生なのであれば、
悪いことは言いません。日系メーカーはやめておきましょう。
反対に、上記のような学生像に全く共感できなかった方は
日系メーカーに向いていると思うので、是非入社しましょう。
今回は、私立文系学生が日系メーカーに事務系社員として
入社した後にありがちな問題と解決策を書いていけたらと思います。
私立文系は、日系メーカーやめとけって話
日系メーカー事務系社員の半分は、地方工場勤務
事務系社員が病む理由のNo.1が、地方工場への配属です。
キラキラした会社員生活を求めている学生であれば、
まず地方工場への環境下には、耐えられません。
語弊ありまくりだと思いますが、
私の知る限りの人間関係内の話ですが、
地方工場配属になった事務系社員で、病んでない人間を見たことがありません。
ほぼ100%の確率で病んでます。
参考:(関関同立・MARCH生向け)大手メーカーを4年で辞めた私が思う、就活時に知っておきたかった5つのこと
ここまで書くと、
まあ地方工場への配属って、学歴低い奴だけでしょ?
みたいなことを思う方も多いと思うんですが、全然そうでもないです。
早慶でも旧帝大でも、
周りで地方工場配属になっている方は沢山いました。
なので、
自分は高学歴だから大丈夫。となるのは早計かと。
メーカーの工場は、ミーハーと真逆だよ
メーカーを志望する学生は多くいますが、
どんなことをやりたいか尋ねると、基本的に以下になります。
「企画部の入ってマーケティングをしたいんです!」
「広報として、企業のプレゼンス向上に貢献したいんです!」
「駐在!」
マーケティングとか、広報とか、海外で駐在とかなんか楽しそうですよね。
いいですよね。わかるよ。その気持ち。
ただ、日系メーカーあるあるで知っておいた方がいいのが、
事務系社員の半数は地方の工場勤務だということです。
工場というのは、作業着をきて
始業前に、ラジオ体操がある場所です。
時には、現場の人数足りないから、代わりに梱包したり、ラインに入る。
みたいな場所です。
関西の中心部、首都圏から来た学生は
地方勤務/作業着/ラジオ体操という3種の試練?にほぼ耐えられません。
田んぼ?
作業着?
ラジオ体操wwwというのが、大半の学生の感覚だと思います。
そんな感覚で、入社している社員が多数いるので
そういった考えの方は、100%秒で病みます。
日系メーカーに入社するというのは、
そういった環境に1/2の確率で飛び込むということは知っておいた方がいいです。
人事でも経理でも、企画でも、全然工場へ配属はあり得ます。
ソニーでもトヨタでも、日立でもホンダでも
余裕で半分は工場勤務です。
国公立出身の方は、そこらへんにストレス感じていない方が多い印象です。
メーカーに入社するなら、営業がオススメ
ただ、海外への駐在がしたいんだ。ホワイトっぽいところで長く勤めたいんだ。
みたいな理由でどうしてもメーカーに入りたいって方には、個人的に営業がオススメです。
なぜなら、営業では工場配属はないからです。
+出張とかも多いので、色んな場所でご飯食べたり、
何か日々新しい世界に触れられる世界が複数あることも営業の魅力だと思います。
外出が多い分、上司や同僚とずっと一緒ということもないので、
人間関係で悩みづらいのもいいところかと思います。
海外志向が強いなら、やっぱり海外営業が1番おすすめ
メーカー志望の学生だと、
海外行きたいんです!
駐在したいんです!
って方が多いと思うのですが、はっきり言って20代での海外駐在はほとんどないです。
4,5年の駐在はほとんど0で、
1年程度のトレーニーとして海外に行く方もいますが、
多く見積もっても事務系社員の5%程度の印象です。
なので、100人事務系採用があったとすると、
その中の5人が20代の内に1年程度、海外勤務ができる。というような感じです。
本格的な駐在に関しては、
多くの場合が40代以降で、行くイメージです。
悪く言えば、
95%以上の20代事務系社員は、1度も海外へ行くこともありません。
ただし、海外営業はやはり別で
頻度はそこまで多くないですが、年に数回は海外へ出張しているので
仕事で海外に行きたい。かつメーカー志望の方は、
海外営業がおすすめです。
ミーハーなら、外資系メーカーの方があってるかも
入れるかは別として、
ミーハーなメーカー志望の就活生には、外資系メーカーがおすすめです。
(多分、P&Gとか就活生好きですよね?)
というのも、おそらくミーハーな就活生が好むのは、展示会に顧客を連れて行ったり、
どうすればある地域の販売数を最大化できるか考えるマーケティングだったりの、
販売促進の部分だと思うのです。
反対に、生産に関係する調達/購買とか、物流とか、生産管理(製作の全体の進捗を管理する部署)といった生産の部分はあまり好まれないと思います。
で、日系メーカーだともちろん海外にも工場はあるのですが、
海外売上が売上のほとんどを占めるところも多いように、
日本で生産し、海外で販売する。というのが基本です。
なので、多くの場合、
「日系メーカーに事務系として採用される=生産に携わる」ということになります。
図に表すと以下のようなイメージです。
外資系の場合は、真逆
ですが、外資になると話が変わってきます。
というのも、外資系のメーカーになると
自国(またはその他海外)で生産したものを、日本で販売することになります。
つまり、外資系メーカーに入社する=日本拠点の販売会社に入社することになるわけです。
販売会社の役割はまさに、
「いかに販売するか、いかに日本での売上を最大化するか」というところにあるので、
マーケティング!かっこいい感じの営業!
という就活生のイメージに一致した仕事ができるかと思います。
もちろん、外資系は雇用の不安定さなど
日系メーカーとは異なる部分はありますが、一考してもいいんじゃないかと思います。
英語を話したいのであれば、外資系は一考の余地あり
あとは、海外駐在したいという思いの背景には、
外国人と触れ合っていたいとか、英語を話していたい。みたいな思いがあると思うのですが、
日系メーカーであれば、現地法人の社員も日本語がペラペラな場合が多く、
極論日本語のみでも、海外で仕事ができるかと思います。
ですが、外資はまるで逆で、
こちら側が本社の言語(多くは英語)を話す必要がありますので
就活生が求める「日常的に英語を話す環境」は多いと思っています。
外国人社員の割合に関しては、企業によるのでなんとも言えませんが、
普通に外国人がいる企業は多くあるので、是非調べてみてくだいね。
参考:英語を使って仕事がしたいなら、外資系企業を割とガチで検討してもいいと思う
最後に
まっ、そんな感じー!