「事実ベースで話せよ。」そう女性総合職に言ったら2秒で振られた話

f:id:until30y:20190515204453j:plain

 

書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

 

事実べース

 

意識高めの就活生やビジネスマンであれば、1度は使用したことがあるはず。

 

事実ベースとは、事実を元にという意味で使われ、

 

印象や感覚といった定義が曖昧なものではなく、

何事もデータなど明確なものを根拠にしていこーね。と言った考え方です。

 

実際、就職活動であれば、

 

「めちゃくちゃ頑張った。」よりも

「改善率20%という600人いる団体の中で2位の成績を出した」など

数字を用いて相対的優位性を示すべきですし、

 

仕事をしていく中でも

意見や自身の考えの前に、実際に何が起こっているのか先に共有することで

コミュニケーションにズレが少なくなり、業務効率が向上します。

 

一般的にビジネスの世界では、

事実べースで考え行動することは良しとされいるのです。

 

そんな、事実ベースですが、

男女間に持ってくる際には注意しましょう。

 

「事実ベースで話せよ。」そう言った私は、その2秒後に振られました。

 

 

「事実ベースで話せよ。」そう女性総合職に言ったら2秒で振られた話

 

 

学歴って関係なくない?そこから全ては始まった

 

 

ユウコ「本当にさ、学歴って関係ないよね!」

 

「どうしたの急に(笑)そうかもしれないけど、例えば何に関係無いって言ってるの?」

 

 

ユウコ「早慶出てても仕事出来ない人はいるしさ、学歴なくても頭がキレる人はいるし」

 

「確かに、早慶卒でも仕事が出来ない人がいるかもしれないね」

 

「てゆうか、その人のどういったところが仕事出来ないって思うの?」

 

 

ユウコ「仕事終わらせるの遅いしさ、ミス多いし」

 

「なるほどねー。結構多いよね。そういう人も」

 

「その人ってもしかして先輩?」

 

ユウコ「そうなの!私より4年も先に入社してるのに、まだそんなミスしてるのって思っちゃう」

 

「(笑)しかも、自分より給与が上ってことなんだ」

 

ユウコ「そう!なんでなの!って感じ(笑)」

 

「だから尚更イライラしてるってワケなんだね(笑)」

 

 

仕事ができるの定義ってなんだろう?

 

 

「ていうかさ、仕事ができるってどういうことを言うんだろね?」

 

ユウコ「うーん。難しいけど、与えられたことを素早くこなせて、ミスが少ないことかなあ」

 

 

「確かに、業務をこなすスピードが早いことや、ミスが少ないことは良いことだよね。でももっとシンプルに表せると思うんだよね」

 

ユウコ「というと?」

 

 

「収入」

 

「というのも、仕事って誰かを幸せにすることだと思うんだけど、その幸せの大きさを具体化したものがお金なんだよね」

 

「稼ぐお金が多ければ多いほど、その人は世の中に幸せを提供してる。つまり収入の大きさや時間単価の大きさが仕事ができる出来ないの判断軸になる」

 

「そう考えると、その先輩は収入も時間単価もユウコより高いワケだから、ユウコよりは仕事ができるってことになるよ」

 

 

ユウコ「いやいやいや。そういうことじゃ無いでしょ。」

 

ユウコ「なんでわかってくれないの?私より学歴が高くても私より収入が少ない人もいるし。」

 

「そうだね。東大や早慶卒でもユウコより収入が少ない人はいるだろうね」

 

ユウコ「でしょ!ね!学歴なんて仕事ができるかどうかに関係無いじゃん。」

 

 

「関係無い?そうとは言い切れないと思うけど。」

 

「ほら、大学別の平均収入を見てみると、早慶卒の平均年収の方が、ユウコの大学卒の平均収入より高くない?」

 

ユウコ「いや、だから私は平均とか全体の話をしてるんじゃなくて、私の先輩の話をしてるの。個人の話!」

 

「個人の話であってもだよ。まず収入が上という時点でユウコよりその先輩が仕事できる根拠になるよ。なぜなら仕事=いかに短時間でお金を稼ぐかだから」

 

「作業が遅いかもしれない。ミスが多いかもしれない。ただ、ユウコよりも大きなお金を受け取っているということは、その人のなんらかの部分に価値を感じている人がいるからなんだよ。」

 

「大事なのは、作業の早さじゃないし、ミスの少なさでもない。相手にお金を払うまでの価値を感じさせたかどうかなんだよ。」

 

 

ユウコ「私は別にその人の仕事に価値を感じてないけど?」

 

 

「それは評価者じゃないからだよ。ユウコはその人のお客さんじゃないから。給与払っているのは社長だから、その人にそう思われれば良いだけ。」

 

「経営者が先輩にユウコより多くお金を払っている以上、経営者は先輩により多くの価値を感じてる」

 

「トマトを好きな人もいれば、嫌いな人もいるように、何かを良しとする人がいる一方で、それを良しとしない人もいる」

 

「それと同じで、ユウコは先輩に価値を感じていないのかもしれないけれど、

経営者はその人に価値を感じてるんだよ」

 

 

ユウコ「どうでもいいけど、何言ってるかよくわかんない。」

 

 

「あと、学歴が仕事ができるか関係あるかないか考えるときは、個人個人を比べるのではなくて大学の出身者全体の平均と平均を比べるべきだよ。」

 

 

「データ見ると、東大出身の平均収入は早慶より上だし、早慶出身の平均収入はユウコの大学の平均収入よりも高いし。」

 

「学歴を得ることで、一定の信用が得られたり、学習意欲の担保だったり、環境が異なったり、色々影響があるとは思うんだけど、出身大学で平均収入が異なる以上、学歴が仕事ができる出来ないに関係無いとは言えないよ。」

 

 

ユウコ「・・・・・・」

 

 

世の中はデータや理屈だけで回っていないのか

 

 

ユウコ「いや、だからなんでいつもデータとか平均とかすぐ出してくんの?」

 

ユウコ「私は私の経験の話をしてるの。平均値がどうとかの話なんてしてない」

 

ユウコ「世の中は、データや理屈だけで回ってないの!」

 

 

「いや個人の経験に基づいたデータ数1だけが根拠よりも、できるだけ多いデータ集めた平均値を根拠とした方が正確でしょ。」

 

「ユウコの論理だと、仮に犯罪を犯した日本人がいたら、日本人全員が犯罪者だって言えることになるよ。」

 

「日本には1億人の人がいて、日本人の何%が犯罪を犯したことがあるか、全ての日本人のデータとって割合として示した方が正確な情報じゃない?」

 

「自分はこう思うみたいに、主観とか個人の経験といった狭い世界じゃなくて

客観的なデータを用いて事実ベースで話そうよ。」

 

 

ユウコ(うるさい)

 

 

「学歴が関係ないと言いたいのであれば、何に関して関係がないのか明確にすべきだし、仕事ができないのような抽象的なものについて議論していてもいつまでも解は出ないよ。」

 

「仕事ができる=年収が高いと定義すれば、年収の高低に学歴別で差があるのかというのは調査可能で、」

 

「そう言った判断が難しい抽象的な課題を、具体化して判断可能な事実を元に仮説を立て調査し解を出せる人が頭がキレるって言うんだよ。」

 

 

どうでもいいけど、ごちゃごちゃうるさいんだよ

 

 

ユウコ「・・・・・・」

 

 

ユウコ(うるさい)

 

 

「え?」

 

 

 

 

ユウコうるさいんだよ。

 

 

 

 

ユウコ「いいか。よく聞け。」

 

 

 

ユウコ「確かに。私の発言は、不明確で矛盾点が多くあったと思うし、あなたの言いたいことがわからないこともない。」

 

 

ユウコ「ただね。」

 

ユウコ「矛盾点があったり前提が曖昧なまま会話するのはよくある話でしょ」

 

 

ユウコ「じゃあ、その論理的な矛盾に対して、俺は正しい。あなたは間違ってるってこれでもかってくらい指摘するのって、正しいことなの?そこに矛盾点はなかったの?」

 

 

ユウコ「あなたが正しいであろう指摘をした結果出来上がった、この場の空気はどうなの?」

 

ユウコ「たった今のあなたの言動は、正解だったの?」

 

 

ユウコ「この最悪の空気感を作り出した、あなたの具体的で矛盾のない発言は、人と人でのコミュニケーションを行う上で最適なものだったのかって話よ」

 

 

 

 

ユウコ「いいか。覚えとけ。矛盾点や曖昧さが解になるのが、コミュニケーションなんだよ。」

 

ユウコ「電卓みたいに、1+1=2みたいな回答ばっかしてんじゃねーよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウコ「ていうかさ、、」

  

 

 

 

 

 

 

 

ユウコ「あんたモテないでしょ?」