【新入社員向け】自動車保険へ加入する際に知っておくべきこと

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書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

目次:【新入社員向け】お金の勉強をしたいと思ったら知っておくべき50のこと

 

 

自動車保険を見直そう

 

どこかのCMで聞いたことがありますよね。

 

働き始めれば、車を持つ方も多いと思いますが、

そんな時に、「自動車保険ってどう選べばいいんだっけ?」と悩むことがあるはず。

 

どんな自動車保険・プランに入るかで、月々数千円は変わってきますので、

今回は、新入社員の方が自動車保険に入る前に必ず知っておきたいことをまとめてみました。

 

よかったら参考にしてみてください。

 

 

 

【新入社員向け】自動車保険へ加入する際に知っておくべきこと

 

・自賠責保険と任意保険の違いは、保障範囲の広さ

・自動車保険の保険料の相場は、月々約6200円(年7万5000円) 

・保険料を抑えたいのなら、選ぶべきはダイレクト型

・保険料の高さは、業務用>通勤・通学用>日常・レジャー用

・車両保険は不要

 

・自賠責保険と任意保険の違いは、保障範囲の広さ

 

 

まず車を運転する全ての方に加入が義務づけられている保険に、

自賠責保険というものがあります。

 

そもそも自賠責保険って何?という方も多いと思いますので

まずは、一緒に補償内容を確認していきましょう。

 

自賠責保険の補償内容って?

 

・傷害による損害:最高120万円

⇒治療関係費、文書料、休業損害、慰謝料  

 

・後遺障害による損害:

常時介護のとき:最高4,000万円

随時介護のとき:最高3,000万円

⇒逸失利益、慰謝料等 神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい 障害を残して介護が必要な場合

  

・死亡による損害:最高3,000万円

⇒葬儀費、逸失利益、慰謝料(本人および遺族) 

 

・死亡するまでの傷害による損害 (傷害による損害の場合と同じ) :最高120万円

 

 

既に運転する人全てが自賠責保険に加入しているのですが、

任意の自動車保険に加入することを推奨されているのは、

 

自賠責保険だけでは、補償できない範囲があるからです。

 

1度事故を起こせば、1億円の支払いを超えることもあり、

その自賠責保険だけではまかないきれない範囲をカバーするのが任意保険の存在意義です。

 

イメージとしては下記になります。

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*任意保険と自賠責保険の関係性のイメージ

 

 

・自動車保険の保険料の相場は、月々約6200円(年7万5000円) 

 

自動車保険の概況|損害保険料率算出機構のデータを基に計算してみると、

自動車保険の平均保険料は、月々約6200円(年7万5000円)ということが分かりました。

 

というわけで、もしあなたが

月々6200円より自動車保険料を支払っているのであれば、

それは相場よりも高いということは認識しておきましょう。

 

*感覚的に月々3000円程度が適正な価格かなと思います。

 

*参考

2017年の任意自動車保険の契約台数・保険料は下記になります。

 

契約台数:1627万5415台

保険料:1兆2190億1684万3000円

1台あたりの保険料:約7万5000円(計算式:保険料÷契約台数)

 

引用:自動車保険の概況|損害保険料率算出機構

 

 

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引用:自動車保険の概況|損害保険料率算出機構

 

・保険料を抑えたいのなら、選ぶべきはダイレクト型

 

次にですが、任意保険に加入する際には

必ずダイレクト型の保険会社と契約を進めましょう。

 

というのも、保険会社には

消費者と保険会社が直接契約を結ぶ、ダイレクト型

消費者と保険会社の間に代理店が入る、代理店型があり、

 

間に代理店が入る代理店型の保険の方が保険料が高く、

消費者と保険会社と直接契約を結ぶ、ダイレクト型の保険料の方が安くなっています。

 

(*筆者は代理店型⇒ダイレクト型(チューリッヒ)に変更した結果、保険料が月々4000円⇒3000円になりました。)

 

・ダイレクト型(消費者⇒保険会社)

⇒SBI損害保険、イーデザイン損害保険、セゾン自動車火災保険、ソニー損害保険、チューリッヒ保険会社、三井ダイレクト損害保険など

 

・代理店型(消費者⇒代理店⇒保険会社)

⇒東京海上日動火災、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上火災など

 

 

 

・保険料の高さは、業務用>通勤・通学用>日常・レジャー用

 

保険料は、使用用途によっても異なってくることは知っておきましょう。

 

上記していますが、

保険料は、業務用>通勤・通学用>日常・レジャー用の順で高くなっています。

 

使用頻度が高ければ高いほど、事故の確率が上がるからです。

 

そのため、もしあなたが

保険料を抑えようと思うのであれば、日常・レジャー用で契約するべきです。

 

通勤で車を使用しているのであれば、電車通勤に変更したり、

会社近辺に引っ越し、徒歩で通勤することも検討してみましょう。

 

通勤用⇒日常・レジャー用にプランを変更するだけでも、保険料は安くなります。

 

 

・車両保険は不要

 

あと最後にですが、

保険料を抑えたいのであれば、車両保険の契約は不要です。

 

といわれても、よくわからないと思いますので

ここでは、自動車保険を契約する上で必ず検討する内容5点を一緒にみていきましょう。

 

・対人賠償責任保険

⇒無制限

 

理由:人を轢いた場合の支払額は、1億円を超える可能性があるから

 

・対物賠償責任保険

⇒無制限

 

理由:店舗や家に突っ込んでしまった場合の支払額は、1億円を超える可能性があるから(対物賠償責任保険の対象は、相手の車のみではないので注意しましょう)

 

・車両保険

⇒不要

 

理由:

①車の修理費・買い替え費は貯金でまかなえるから

⇒車が全損したとしても、中古車であれば50〜200万円程度で買うことができるはず。

 

その程度の金額であれば、自分で貯金しましょう。

 

②支払いは義務ではないから

 

⇒対人賠償・対物賠償のように、自らの過失によって相手や物に損害を与えた場合、

あなたには賠償責任があります。

 

つまり、お金を払う義務があるということです。

 

しかし、自らの車が破損した際には、あなたにはお金を支払う義務はありません。

車を直したければ直せばいいし、極論、直したくなければ、車無しの生活を送ってもいいのです。

 

対人賠償・対物賠償に比べると優先度はだいぶ下がります。

無しで問題ないです。

 

・搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険とは

契約の車に搭乗中の全員を対象に、死亡・後遺障害・医療保険金が支払われる保険

 

⇒無制限

 

理由:同乗させた友人や彼女などが自分の車で、大きな怪我を被った場合、

支払額は1億円を超える可能性があるから

 

*誰かに怪我をさせた時には、責任を取れる状態にしておくべき 

 

・人身傷害補償保険

 

人身傷害補償保険とは

搭乗者傷害保険と補償内容はほとんど同じ

支払いまでが早い・契約した金額全額が振り込まれる

 

 

⇒最低金額

 

理由:人身傷害補償保険と補償内容がほとんど同じだから

 

人身傷害補償保険搭乗者傷害保険の違いが気になった方は?

「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」の違いとは|チューリッヒ

 

 

タナカユウ の契約内容って?

 

最後に私自身の契約内容を載せておきますね。

参考にしてみて下さい。

 

・年間保険料 36,960円 ・月額保険料 3,080円

 

契約内容

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補償内容

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特約

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まとめ:【新入社員向け】自動車保険へ加入する際に知っておくべきこと

 

 自動車保険の保険料が月々3000円未満なら合格!

けど、補償内容を理解して必要な保険をかけることも大切よ!

 

書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

お金の知識を身につけるには?

 

どうでしたか?

少しは、参考になる部分はありましたでしょうか。

 

最後に、簡単にですがお金について正しい知識を身に付けたい方に向けて

オススメな方法を紹介して行きますね。

  

本を読もう

 

まずですが、「本」を読みましょう。

 

20代は、いやいやお金の勉強って何よ?そもそも。

という状態だと思うので、そんな時はさらっと本を読みましょう。

 

オススメな本は下記でまとめてあります。

【新入社員向け】お金の勉強を始めるにあたって読んでおくべき本9選

 

  

行き詰まりを感じたら、話を聞きに行こう

 

で、ある程度の節約や資産運用に挑戦した後にオススメなのが、

お金に関して詳しい方に、話を聞きにいくというものです。

 

というのも、自分で本で学んで実践していったとしても

理解が浅かったり、腹落ちしていない点も多々出てくると思います。

 

なので、自分自身の行動を正しく矯正する場として、

人に話を聞きにいくということをオススメします。

 

といっても誰に話を聞けばいいんだ?となると思いますが、

そんな時は無料で参加できる「お金の教養講座」を利用しましょう。

  

 

お金に関してのことって中々聞く機会っていうのはないと思うので、

こういった場を利用して日頃の疑問を解消していきましょう。

 

講師の方も丁寧な方ばかりで、

こちらが疑問に思ったことに対して、細かく回答してくれます。

 

もちろん無料ですよ!

 

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目次:【新入社員向け】お金の勉強をしたいと思ったら知っておくべき50のこと

 

 

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