書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
目次:新入社員がお金の勉強をしたいと思ったら知っておくべき30のこと
海外でノマド生活がしたい
日本での生活に疲れ、しばらくゆっくりしたいと思うこともありますね。
そんな時、気になることが税金とか年金とかどうなるんだろう?ということだと思います。
海外でノマド生活をするとなると、収入も不安定になることから、
できるだけ支出を減らさせたらなんて思うこともあるはず。
そんなとき覚えておいて欲しいのが「海外転出届け」と呼ばれるものなのです。
海外転出届を出せば、以下の3つの支払いを免除してもらえます。
①住民税
②国民健康保険料
③国民年金
結論を言ってしまうと、上記の支払いを全て免除になれば、月々5万円(年60万円)の支出を減らすことができるのです。
今回は上記料金が年間どれくらいかかっているのか、説明して行きますね。
良かったらみて言ってくださいね。
海外でノマド生活をする前に知っておきたい「住民票を抜くことで得られる3つのメリット」
①住民税の支払いが免除になる
まずはこちら、住民税を支払わなくて済むようになります。
もちろん、日本に住民票がないのですから当たり前と言えば、当たり前なのですが、
日本で暮らしていれば支払うことが義務である住民税が海外転出の手続きをすれば、支払わなくてよくなります。
ちなみに、ざっくりですが年収400万円の方であれば、
年間で18万円の住民税を支払っています。月々であれば、1万5000円となります。
以下計算式
住民税=住民税課税対象額×10%+5000円(均等割)−2500円(調整控除)
住民税課税対象額=収入−(給与控除+社会保障費+基礎控除)
給与控除=収入×20%+54万円
年収400万円の方であれば、
給与控除=400万×20%+54万円=134万円
社会保障費(健康保険・厚生年金・雇用保険)は大体収入の14.22%と言われている
400万×14.22%=56.9万円
基礎控除=33万円
よって、住民税控除額=224万円
よって、住民税課税対象額=400万円-224万円=176万円
176万円×10%+5000円(均等割)−2500円(調整控除)=17.9万円
住民票は12月29日までに抜こう
追加で押さえておいて頂きたいのが、住民票の抜き時期についてです。
住民税は1月1日に住民票があると、徴収されるものなので、
1年間の支払いを抑えたいのであれば、12月のギリギリに抜くことがポイントです。
②国民健康保険料の支払い義務がなくなる(任意で納めることは可能)
引用:年収ごとの国民健康保険料を公開!全国1410市区町村の料率で試算!
年収400万円の方であれば、国民健康保険料として年間28万円(月々2万3000円)収めています。
日本の健康保険は非常に優れているのですが、
クレジットカードの保険で賄えることも多いので、費用を抑えたい際には検討してみてくださいね。
関連記事:【新入社員向け】社会保険の一部「健康保険」について知っておくべき9つのこと
③国民年金の支払い義務がなくなる(任意で納めることは可能)
現在、国民年金は、年間約19万円(月々約1万6000円)ほど納める必要があります。
しかしながら、日本の年金制度は少子高齢化によって崩壊しています。
納めても、現在20代である方は、納めた額未満しか受け取ることができません。
であれば、支払わずそのお金で今生きることを楽しむという選択は十分にあり得るのです。
そうしたいと思うのであれば、海外転出届を出せば支払い義務はなくなります。
関連記事:【新入社員向け】国民年金を支払いたくないあなたが知っておくべき3つのこと
3つまとめると
で、住民税、国民健康保険、国民年金全部をまとめると、
年間18万(住民税)+23万円(国民健康保険)+19万円=60万円
つまり、月々5万円の支出となります。
なので、海外転出届を出し、住民票を抜く手続きをすれば、月々5万円の支出を抑えられるというわけなのです。
東南アジアをはじめとする、生活コストの低い場所であれば月5万円で生活することは十分に可能なので、こうのように日本でかかる支出を下げることができれば、よりお金への心配を減らすことができるのです。
ノマドワーク(ブログ、アフィリエイト)をする方はぜひ実践してみてくださいね。
まとめ:海外でノマド生活をする前に知っておきたい「住民票を抜くことで得られる3つのメリット」
①住民税の支払いが免除になる
②国民健康保険料の支払い義務がなくなる(任意で納めることは可能)
③国民年金の支払い義務がなくなる(任意で納めることは可能)
お金の知識を身につけるには?
どうでしたか?
少しは、参考になる部分はありましたでしょうか。
最後に、簡単にですがお金について正しい知識を身に付けたい方に向けて
オススメな方法を紹介して行きますね。
本を読もう
まずですが、「本」を読みましょう。
20代は、いやいやお金の勉強って何よ?そもそも。
という状態だと思うので、そんな時はさらっと本を読みましょう。
オススメな本は下記でまとめてあります。
→【新入社員向け】お金の勉強を始めるにあたって読んでおくべき本9選
これらの本を読んで下記の6つの質問に答えられるようになればひとまずOKです。
反対に、今下記の質問に即答できない方は上記の本に一通り目を通すことをオススメします。
・資産家と労働者の違い
・分散投資、集中投資の違い
・インデックス型、アクティブ型等信託の違い
・生命保険は加入すべきか否か
・機会損失とは何か
・評価経済とは何か
また、この他にも【新入社員向け】お金の勉強をしたいと思ったら知っておくべき50のことでお金に関する知識はまとめてありますので、
本はなんだか難しそうと感じる方は、上記の記事に目を通すだけでも
新入社員が知っておくべき金融知識についての理解は深められると思います。
その中で、節約に挑戦したり
「キャリアSIM→格安SIM(LINEモバイル)への変更など」
資産運用にチャレンジすることで
「「WealthNavi」での自動分散投資など」
お金の知識だけでなく、実践力も上げていけるようにしていきましょう。
行き詰まりを感じたら、話を聞きに行こう
で、ある程度の節約や資産運用に挑戦した後にオススメなのが、
お金に関して詳しい方に、話を聞きにいくというものです。
というのも、自分で本で学んで実践していったとしても
理解が浅かったり、腹落ちしていない点も多々出てくると思います。
なので、自分自身の行動を正しく矯正する場として、
人に話を聞きにいくということをオススメします。
といっても誰に話を聞けばいいんだ?となると思いますが、
そんな時は無料で参加できる「お金の教養講座」を利用しましょう。
お金に関してのことって中々聞く機会っていうのはないと思うので、
こういった場を利用して日頃の疑問を解消していきましょう。
講師の方も丁寧な方ばかりで、
こちらが疑問に思ったことに対して、細かく回答してくれます。
もちろん無料ですよ!
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