【就活生必見】大手企業勤めの若手社員が3年で辞める理由を5つ紹介するよ

 

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書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」
 

 

 

若手社員は3年で辞める

 

 

就活生も1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

事実、厚生労働省が発表したデータからも大卒の若手社員が

入社3年で退職していることがわかります。

 

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引用:厚生労働省|新規学卒者の離職状況

 

つまり、現在就職活動中のあなたも

30%の確率で入社した企業を退職する可能性があるということです。

 

しかし、就活をしている時って

 

自分から入社を希望した企業なのに3年で辞める理由がわからなかったり

自分は3年程度では辞めるわけがない

 

と、どこか自分とは関係のないことのように思えますよね。

 

で・す・が

 

実際に働き始めると

入社3年はおろか1年や2年であっても、辞めていく方達に出くわします。

 

今のあなたのように、「自分は3年で辞めない」と信じていた就活生が

3年経つと、入社企業から去っている事実があるのです。

 

なので今回は、

 

現役若手社員である私が、 

若手社員が退職する理由で多いものをまとめてみました。

 

就職生は、これからあげる5つのことについて考える時間をとってみてくださいね。

 

 

 

【就活生必見】大手企業勤めの若手社員が3年で辞める理由を5つ紹介するよ

 

 

①残業を減らして、私生活を充実させたい

②もっとやりがいのある仕事がしたい

③田舎ではなく、都会で働きたい

④業務や取り扱う商材に興味が持てない

⑤3年勤めたから一旦休憩したい

 

  

①残業を減らして、私生活を充実させたい

 

 

まず、1番最初は定番ですが、残業が多すぎることで退職をする方が最も多いです。

 

 

若手社員の傾向として、

 

私生活を充実させたい

終業後は、副業に時間を割きたいというものがあります。

 

 

しかし、これは企業によりけりですが、

帰宅が24時回ることが頻繁にある会社もあるので

そういった会社に勤めている方は、

 

自分の時間がほとんどないことに不満を感じる傾向にあります。

 

話を聞いている限りでは、

ITメガベンチャーや証券、総合商社が残業が多い印象です。

 

(*反対に、自動車メーカー・電機メーカーは残業が少ない傾向にあります。)

 

また、職種に関して言えば、

営業(顧客との飲み会含む)、経理、人事は残業が多いことが多いので

上記の職種の方は残業時間に不満を述べる割合が他の部署よりも高いです。

 

 

営業職は休日と出勤日の境界が曖昧な場合も?

 

私の周りをみていると最も、転職率が高い職種は営業職です。

 

なぜなら、最もライフワークバランスを取りにくい職種であるからです。

 

というのも、営業職はほとんどの場合社用携帯を所持しているので、

平日休日問わず、顧客からの問い合わせがきます。

 

なので、遊園地に行っているときであっても、

トラブル対応をせねばならない時もありますし、

 

また、営業職はノートPCを支給されていることが多いので、

会社だけでなく、自宅で仕事する持ち帰り残業する頻度も高いのです。

 

結果、ライフワークバランスが取りづらいことに不満を覚え、

残業時間の少ない企業などへ転職していくのです。

 

 

働き方が自由な企業は増加傾向にある

 

 

最近では、週3労働可の企業や、リモートワーク制度のある企業など

働き方が自由な企業も増えてきているので、

 

私生活の充実や、副業へ時間を割きたい方は検討してみましょう。

 

 

・週3労働

 

株式会社週二

Mercury

 

・リモートワーク

 

ランサーズ

キャスター

 

 

②もっとやりがいのある仕事がしたい

 

まず、若手社員の退職理由でありがちなのが「やりがいを感じられないこと」です。

 

3年で退職と聞くと、

どんなブラックな会社なんだろう?

パワハラが横行しているのかな?と思ったりもしますが、

 

一般的にホワイトな企業であったとしても、一定数の若手社員は辞めていきます。

 

ホワイト企業に勤めている若手社員の退職の理由で多いのが、

仕事にやりがいを感じられないというものです。

 

この理由で退職するのは、自動車メーカー・電機メーカーなど

残業が少なく、有休も取りやすいと言われる業種で起こります。

 

日系大手の多くは年功序列

 

というのも、業界問わず日系大手では、年功序列です。

基本的には、上の人が決めたことを下が実行します。

 

なので、自分の意思で決められる部分は少なく、

そこに不満を感じる若手社員は多いです。

 

また、大手企業では仕事が細分化されていたり、

業務にはマニュアルが用意されており、仕事の進め方には型があります。

 

個人の能力に依存していては、その人が抜けた場合に事業が不安定になるからです。

 

なので、人に依存せず誰がやっても結果を出せるような環境を作ってきたのが、

日本の大手企業であり、そういった仕組みが出来上がっているからこそ長く生き残ることができているのです。

 

有給休暇が取得しやすいのも、業務を個人に依存していないからです。

 

しかし、仕組みが出来上がっているからこそ、

個人が関与できる範囲というのは少なく、そこに不満を感じる社員も一定数いるのです。

 

もし、残業が少なく、有休も定期的に取得したい。

やりがいはそこまで必要ないという方は、日系大手一択で問題ありません。

 

 

反対に、やりがいを持って働きたい、

自分自身が関与できる範囲が広い環境が良いという方は、

 

外資コンサルやITベンチャー(リクルート、DeNA、楽天など)に

転職していく人が非常に多いです。

 

無い物ねだりではあるのですが

超ホワイト企業のそのホワイトさを不満に思うこともあるのです。

 

 

営業職はやりがいを感じやすい職種

 

先ほど転職率が高いと言った営業職ですが、

営業の方で「仕事にやりがいを感じない」という理由で転職する方は多くありません。

 

というのも、営業は訪問先・提案内容を自分で決定できるなど、意思決定の場が多く

自身の働いた結果が明確な数字として現れるので、最もやりがいを感じやすいです。

 

反対に、デスクワークの多い、人事・経理・企画などはやりがいを感じられない方が多く、もっとハードな環境を求めて転職していきます。

  

③田舎ではなく、都会で働きたい

 

あと就活生がないがしろにしがちですが、

勤務地が原因で転職を考える方も多いです。

 

というのも、

田舎勤務者のほとんどが、都会で暮らしたいとの理由で転職をします。

 

日系大手のほとんどが全国に拠点を持っていますので、

地方に飛ばされる方は少なくありません。

 

地方では、遊ぶ環境が少ないことに加え、

20代などの若手社員と同年代の人口が少ないです。

 

地方では街に出歩く方の平均年齢が60歳くらいであることは

珍しくないのです。

 

結果、「私生活が充実しない」+「新しい友好関係を会社以外で築くことが難しい」ということに強い不満を感じる傾向にあります。

 

就活生は、全国転勤でも問題ありません!と面接では言いがちですが、

 

東京をはじめとする都会で暮らすのと、地方で生活するのとでは

遊び方、出会う人々が大きく異なります。

 

どちらが良い悪いではないですが、

どちらの環境で暮らしたいのかは明確にしておきましょう。

 

④業務や取り扱う商材に興味が持てない

 

この理由は事務系社員が多いです。

 

というのも、就活時は優良企業に入れれば良いと考え、

ロボットを作っているBtoBの企業に入社したり、

知名度を優先して自動車メーカーに入社したりします。

 

すると、どうなるか。

 

それが、全く商材に興味が持てないということです。

 

ロボットメーカーや自動車メーカーの技術職は

作るのが好きだったり、技術的な面でバックグラウンドがあるので良いのですが、

 

文系卒の事務系社員は、そもそもロボットや車に興味がないながら、

それらの企業に入社する場合も多くあり、

興味が持てずに苦しむこともあります。

 

装置のスピードがほんの少し改善されても喜べないし

車の部品の名前ばっか聞いてもつまらないし、みたいな

 

結果、よりコンシューマ向けの商材を扱っている企業へ転職していくのです。

 

楽天とかLINEとか

あとはBtoCメーカーとかも少ないですがいますね。

 

 

⑤3年勤めたから一旦休憩したい

 

 

3年勤めたから一旦休憩?いや舐めてんの?と思われる方もいるかもしれませんが、

上記の理由で退職する方は一定数います。

 

この理由で会社を辞めるのは女の子がめっちゃ多いです。

 

周りをみてて思いますが、女性の方が行動が大胆です。

 

海外にぼーっと旅に出る方や、

実家の仕事をしばらく手伝うなどなど

 

とりあえず、辞めてから考える!みたいな楽観的な方が多い印象です。

 

 

会社員は2週間以上の休みが取れない

 

これは多くの人が聞いていることだと思いますが、

会社員特に日系大手では週5労働が基本で、入社してからはどれだけ頑張っても2週間程度の連続休暇しか取得できません。

 

なので、そこに不満を感じる方は我々20代の世代に多いです。

 

特に女性などは海外旅行が好きな方が多くって、

時間をとって世界を見てみたいとか、ワーホリに行く方もいます。

 

 

休みが欲しければ転職かフリーランスになるしかない

 

なので、もしあなたが長期の休みが無いと生きていけない方であれば、

休みが取りにくい日系大手企業は不満に感じることが多くなると思います。

 

そう言った方は、先ほどあげたような働き方が自由な企業への就職や

個人で稼ぐフリーランスとしての生き方も検討してみましょう。

 

エンジニアとかライターとかブロガーyoutuberとかであれば、

場所問わず、自分の好きなときに働けて、好きなときに休めるのです。

 

 

・週3労働

 

株式会社週二

Mercury

 

・リモートワーク

 

ランサーズ

キャスター

 

 

3年で辞めることは悪いことじゃない。ただ自分の人生について考え始めるのは就活の時から始めよう。

 

若手社員は入社3年で辞める

 

メディアでは良い意味で使われる表現ではありませんが、

20代の私としては、3年で退職することは決して悪いことではないと思っています。

 

周りを見ていても

ある程度名前の知れた企業に勤めている方であれば転職も容易にできていますし、

 

仕事が合わなくて辞めて、他業種に行った人でも

ものすごく今イキイキと働けていたりもします。

 

だから、何か不満を感じた時に

環境を変えるために行動することは素晴らしいことです。

 

しかし、毎年同じような理由で若手社員が不満に感じ退職している状態なので、

就活の時にもう少しそのことについて考えられればもっと良い選択ができると思うのです。

 

ノリで就活して

 

1年目:つらい

2年目:つらい

3年目:つらい

4年目:楽しい

 

よりも

 

就活時にきちんと将来について考えて

 

1年目:楽しい

2年目:楽しい

3年目:楽しい

4年目:楽しい

 

人生の方がいいじゃないですか?

 

・ホワイト企業に入社して、まったりそこそこの給与で生きて行く

・外資系コンサルティング会社やITメガベンチャーでバリバリやることを目指す

・会社で週3日働いて、週4日副業に時間を割くなど2つの収入軸を育てて行く

 

などなど

 

いろんな人生があって、どれが良い悪いではないですが、

あなたがどんな人生を歩みたいかによって、選ぶべき選択は180度異なって来ます。

 

だから、就活の時に、

そもそも自分はどんな人生を求めてるんだっけ?

そもそもどこを目指してるんだっけ?

 

というところは、時間をとって考えてみましょう。

 

まとめ:大手企業勤めの若手社員が3年で辞める理由を5つ紹介するよ 

 

①残業を減らして、私生活を充実させたい

②もっとやりがいのある仕事がしたい

③田舎ではなく、都会で働きたい

④業務や取り扱う商材に興味が持てない

⑤3年勤めたから一旦休憩したい

 

就活を賢く進めるために知っておくと良い話

 

就活って何をしたらいいかなかなか分かりにくいですよね。

色んな情報に惑わされて身動きが取れなくなることもあると思います。

 

な・の・で

ここでは、就活を効率よく進めるために必ず知っておくべきサービスを

紹介しておきますね。

 

まず、MeetsCompany 【digmee】ですが

これらは、内定直結型の選考会に参加できるサービスです。

 

これらのイベントで、優秀な成績を収めれば

その場で「内定」が出たり、1次選考免除などの「特別選考パス」付与されます。

 

1度で複数社から内定を獲得できる可能性もありますので、

忙しい就活生にはおすすめです。

 

 

関連記事:【その場で内定?】関関同立・MARCHの就活生が、内定直結型の選考イベントに参加するべき理由

 

 

他にも、下記サービスに登録しておけば、効率良く就活を進めることができます。

 

 

キミスカ:人事からスカウトが届き、特別選考を受けられるサービス

就活ノート:先輩の選考体験を無料で見られるサービス

ねっとで合説:企業の業務内容から社風まで動画で見られるサービス

 

 

合同説明会に何度も足を運ぶのは時間がかかりますので、

使えるツールは賢く使用して、時間を節約しながら情報収集してくださいね。

 

*「そもそも、就活の進め方・これからのキャリアをどうしていいかわからない」という方は、

 

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先輩たちのぶっちゃけ話を聞くのもオススメです!

 

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関連記事:「大手企業社員が推薦する」大学生のうちに読んでおきたい本9選

 

目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」