(関関同立・MARCH向け)OB訪問の意義と賢い利用方法を解説するよ

 

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書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

目次:大手企業複数社から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」

 

 

 

就活に、OB訪問は必要か

 

 

先輩がOB訪問はしとけって言うし、

意識高い友達はもう5,6人の社員に会ったよ。

みたいなこと言ってくる。

 

やっぱり、私もした方がいいのかな?

けど、そもそもOB訪問ってなんのためにするの?

 

って、就活生は思ったりしますよね。

 

就活時期は筆記・ES、面接など対策すべきことが沢山有りますから、 

OB訪問が内定に不要なのであれば、できるだけ時間を割きたくないはず。

 

な・の・で

 

就活生にはわかりずらい、

OB訪問とは必要なのか、何のためにすべきなのか、

そもそもの部分を今日は書いていけたらと思います。

 

それではいってみましょう。

 

 

 

(関関同立・MARCH向け)OB訪問の存在意義と賢い利用方法を解説するよ

 

今日のポイントは以下の5つ

 

①OB訪問しなくても内定は出る

②OB訪問だけが、志望度を伝える手段じゃない 

③現役社員へOB訪問するメリットは、ES添削と社員の雰囲気を感じられること

④社内の実情を知りたいなら、退職者に話を聞くべき

⑤就活生は、色んな生き方に触れよう

 

①OB訪問しなくても内定は出る

 

就活生のみんな安心してください。

OB訪問を全くしなくても、内定は出ます。

 

事実、

私は、就活時代OB訪問を一切やっていませんが、いくつかの企業に内定を得ました。

 

関連記事:「関関同立・MARCH出身」が割とガチで就活した結果を公開してみる

 

なので、少なくとも

上記に含まれている企業に行きたい就活生は

OB訪問しなくても内定が出るということになります。

 

大手自動車メーカー勤務の友人も、

大手電機メーカー勤務の友人も、OB訪問せずに内定を得ていますし、

 

同期でも内定者の半分くらいはOB訪問していない印象です。

 

そのため、

OB訪問全くしなくても、内定を得られるということは知っておきましょう。

 

 

②OB訪問だけが、志望度を伝える手段じゃない 

 

 

で、なぜ多くの就活生がOB訪問をするのかと言えば、

面接で企業への志望度をアピールできると考えているためです。

 

私は、御社の社員20人に話を聞き、

かつ競合の2社にも同じ数の社員に話を聞いてきました。

 

結果、御社の社員はこういった傾向があり、

それは私の〇〇、、みたいな風に話すわけです。

 

人に会うということはそれなりの労力や時間を要するわけですから、

一定以上の熱意が企業に対してあると採用担当者に伝えられるのではないかと

考えているのです。

 

結果、評価されたりされなかったりするわけです。

 

思いを伝える方法はいっぱいあるよ

 

もちろん、沢山の人にあったということは企業に関心があることの証明なので、

その行動に対して、+の評価を下す方もいると思います。

 

しかし、OB訪問=志望度を伝えるツールと定義するのであれば、

OB訪問以外の行動でも、志望度が伝えられるものは沢山有ります。

 

例えば、

 

企業に熱意を伝えるために、

 


企業の数十年分の財務諸表や取り組んでいるビジネスを調べて、

自分自身が貢献できる部分をプレゼンしたり、

 

企業の製品一つ一つを購入して

友人らに使用した感想を集めて、改善案とか販促方法を提案してみたり

などなど

 

言葉にするのは難しいのですが、

 

御社で働いて行きたいんだ!

どうしても入社したいんだ!

 

という本気度を相手に伝える方法は、決してOB訪問だけではありません。

なので、面接では自分らしく思いを伝えれば良いのです。

 

とはいっても、よくわからないと思いますので、

恋愛に例えてみると、

 

例えば、ある女性に自分の愛情を伝えたいと思うとします。

 

毎日、彼女に会いに行く人もいれば、

毎日、熱心な手紙を書く人だっているでしょう。


家でずっと一緒にダラダラする人もいれば、

デートプランを考え色んな場所に彼女を連れて行く人だっていると思います。

 

言いたいのは、

その手段のどれが正しいではなくて、どれを選んでもいいということです。

 

 

家で書いた手紙が、直接会うことよりも相手の心を動かすこともあるのです。

反対に、毎日会いに来られることが嫌な人もいるわけです。

 

ただただ家でゆっくりしていた時間が、

色んな場所に出かけるデートよりも好まれることも多々あるわけです。

 

就活でも同じで、熱意や志望度を伝える方法は山ほどあるわけで、

その企業やあなたのキャラクターで何を選択すべきなのかは変わってくるのです。

 

した方が有利と言われる業界はある

 

ですが、やった方がいいと言われる業界もあるにはあるみたいで、

総合商社とかはやっておいた方が良いと言われるのでやった方がいいのかもしれませんね。

 

採用には裏ルートがあるとかないとか。

私は商社は全滅したので偉そうなことは言えませんが(笑)

 

また、職種が営業になりたいとかであれば、

沢山の人にアポとって話を聞いたというエピソードはある程度の営業への適性を見せられると思います。

(今時足で契約を取るというのも古臭い気もしますが、採用担当者はおっさんなので受けは良いはずです。)

 

 

③現役社員へOB訪問するメリットは、ES添削と社員の雰囲気を感じられること

 

 

これまでで、OB訪問しなくても内定が出るということはお伝えしました。

なので、ぶっちゃけOB訪問がめんどくさいという人は一切しなくても問題ないです。

 

内定は出るので安心してください。

 

しかし、「じゃあ、OB訪問に一切意味ないの?」と言われるとそうでもないので、

ここではOB訪問の賢い利用方法について書いて行きますね。

 

・ES添削

 

まず、エントリーシートの添削。

これはOB訪問をしてやってもらった方がいいです。

 

というのも、エントリーシートなんてものはある程度型があるので、

その通りに書けば良いのですが、学生はなかなかそのことを知りません。

 

なので、就活を経験した方に添削してもらうことが良いESを書く上で大事です。

 

で、じゃあ誰に添削をしてもらうのがベストなのかと言いますと、

志望企業の現役社員または、志望企業に内定した方です。

 

もちろん、色んな業種や企業があるのですから

それぞれで評価されるキャラや書き方は異なってきます。

 

そんな中、その企業に評価されやすい文章を知り尽くした人物が、

内定者であり、現役社員なのです。

 

なぜなら、1度その企業の選考に通過した経験があるからです。

その企業に評価された事実があるからです。

 

 

知り合いに志望企業の内定者がいない

 

しかし、志望企業の内定者や現役社員の知り合いって

就活生だと中々いないということもありますよね。

 

そんな時にオススメなのが、OB訪問なのです。

 

関関同立・MARCHであれば、大学に就活課があると思いますので、

そこにOBの名簿があると思います。

 

勤務先も記載されていますので、自分の志望企業に勤めている方に

ES添削を頼んでみましょう。

 

そこらへんにいる人に3時間添削してもらうのと、

現役社員に5分添削してもらうのとでは、

 

後者の方が断然ESの完成度が高くなりますよ。

 

今であれば、OB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

のようにOB訪問ツールが溢れていますので、利用してみてもいいかもしれませんね。

 

「ビズリーチ・キャンパス」でOB/OGを探してみる」

 

・社員の雰囲気

 

次に、社員の雰囲気を知るために、OB訪問するのはアリです。

 

正直、企業の看板を背負って就活生に会いにきている以上、

社員さんも社内の内情全てを話せるわけではありません。

 

企業に良い印象を持ってもらえるように、良い側面を強調してしまうのです。

 

もし、変なことでも言ってしまえば、ネットに書かれたり人事に連絡が言ってしまうリスクがあるからです。

 

ですが、詳しい内情を知られなくとも、

時間を共にするだけで「なんとなく発される社員の雰囲気」は感じられると思っています。

 

友人関係でもなんとなく合う合わないで選ぶように

会社だって同じです。

 

落ち着いている人が多いのか

ウェイウェイしているのか

堅いのか、などなど

 

出会った社員から感じられるものは少なからずあると思いますので、

そのデータを参考にその企業へ入社するorしないを決めるのも悪くないですよ。

 

「ビズリーチ・キャンパス」でOB/OGを探してみる」

 

 

④社内の実情を知りたいなら、退職者に話を聞くべき

 

 

社内事情を詳しく知るために、OB訪問がしたいという方もおられますが、

現役社員にOB訪問することは、社内事情を知る上で適したものではありません。

 

というのも、先ほども述べましたが

 

現役社員として就活生に会うということは

その企業の看板を背負って会いにいっているということです。

 

なので、もし下手なことを言おうものなら

就活生にSNSで拡散されたり、面接の選考で名前を出されたりもするので

極力問題のないような回答をするのです。

 

つまり、OB訪問で出会う社員はド本音で話していないのです。

 

もちろん、住宅手当の金額など、基本的な福利厚生の話や

ざっくりとした仕事内容の話はしてくれると思いますが、

 

うちの会社?残業余裕で月100時間超えてるよ?

離職率HPでは低く出てるけど、実際は3年で半分くらい同期やめたよ

仕事にやりがいはないし、超年功序列、いま丁度転職活動中

上司はゴミばっかだよ?

 

みたいな、ことを現役社員は絶対に言いません。

 

ただ、上記のような社員が本当に抱いている感情ほど

就活生が最も知るべき情報です。

 

残業100時間の世界でも生きていけるか

仕事にやりがいを見出せなくても、続けていけるか、などなど

 

表面のキラキラした情報だけじゃなくて、

現実を知って初めて自分はどうしたいのか考えることができるからです。

 

退職者なら、ド本音で話をしてくれる

 

じゃあ、どんな人であれば社内事情を赤裸々に語ってくれるんだ。

ということですが、

 

ズバリ、退職者です。

 

退職者であれば、その企業と何の関係もないので、

何でもかんでも話してくれます。

 

給与がこんなくらいで、

仕事はこんなことをしてー、

良い点はこれで、悪い点はこれかな。みたいな。

 

しかも、退職者であれば、なぜ退職したのか、

その後のキャリアはどのように築いているのか、などなど

入社後に起こり得る悩みにさえも考えが向くきっかけになる情報を与えてくれます。

 

仕事とは一生やっていくものですので、

その企業に入社することだけを考えるのではなくて、

入社後どうやって生きていくのか、

 

どんなスキルを身につけ、

何に時間を割き、何に時間を割かないのか

25歳ではどんな自分で、30歳の自分はどんな人生を歩んでいたいのか

 

結構ありふれた言葉ですが、そこまで考えることは大事です。

どんな人生を求めるかで1つ1つの選択が異なるからです。 

 

 

「志望企業 退職」とかだと

ブログ記事とかnote記事とか出てくると思いますので、

適当にアポとってみましょう。

 

というか、退職エントリーを読むだけでもある程度の

社内事情は分かる部分が多いと思いますので、まずそれらに目を通してみると良いです。

 

その中で、面白そうな人がいたらコンタクトを取ってみましょう。

きっと、もっと広い視野でキャリアについて話してくれますよ。

 

簡単に会えるものなの?

 

とは言っても、ただの就活生である私になんて会ってくれるのだろうか?

と思われる方もいると思います。

 

そんな方に伝えておきたいのは、以下です。

 

・女子大生→余裕

大人なんてのは、女子大生が大好きです。余裕です余裕。

 

・男子大生は→難易度高め

どんまい。 

 

「ビズリーチ・キャンパス」でOB/OGを探してみる」

 

 

⑤就活生は、色んな生き方に触れるべき

 

で、最後に偉そうに言いたいのは、

就活生は色んな人生に触れるべきということです。

 

おそらく就活生が行っているOB訪問というのは、

志望企業の社員に会いに行き話を聞くというものだと思います。

 

先ほど述べたように

就職活動をうまく進めていく上では、それは有効な手段です。

 

しかし、そこで得られる情報というのは、

優秀な会社員として生きていくために有効なものだけです。

 

 

商社に勤める、メーカーに勤める、銀行に勤めることの違いなんてのは

いろはすと天然水とクリスタルカイザーの違いみたいなものなんです。

全部水でしょ?つまり、些細なことなんです。

 

だから私としては、どうせ会うならもっと多種多様な人に会ってほしいです。

 

つまり、


そもそも働いてない人とか、

ブロガー、youtuberのようにフリーランスとして働いている人とか、

海外でノマドワークしてる人、投資で稼いでいる人、などいっぱいいるわけですよ。

 

週3会社員、週2好きなことで稼ぐみたいな、働き方をしている人だっています。

 

だから、そういった人と出会い、

 

働く事=善ではないこと、

会社からお金をもらうことだけがお金を得る方法ではないこと、

日本に一生暮らすことが全てではないことなど

 

知っていると、見えてくる世界が変わってきます。

  

就活する時期って言うのは嫌でも将来について考える時期だと思うので、

あなたの周りにうじゃうじゃいるある意味「普通な」会社員の人たちではなく、


あなたの価値観からしたら

「意味がわからない人」「社会から非常識」だと思われる人こそ会いに行きましょう。

 

もちろん、多種多様な人に会うということは内定を得てから行ってもいいと思います。


内定を得てから卒業するまで、

 

本当に会社員になることが全てなのか、

自分はどう生きたいのか人と会うことで明確にしていきましょう。

 

 

なので、結論としては、以下のようになります。

 

・就活時期は、「ビズリーチ・キャンパス」でOB/OGを探してみる」などを

利用して、就活に有効な情報を集める。

 

・内定をもらったあとは、

雇用されない生き方を歩んでいる人に話を聞いてみる。

 

そんな感じ!

 

就活生が知っておくと良い話

 

最後になりますが、あなたに知っておくと良い話をしておきますね。

 

それが、就活の形は変わりつつあるということです。

 

私が就活をしていた時期は、

説明会に足を運び、筆記を受け、ESを書き、面接を受ける→内定というプロセスを経ることが当たり前でした。

 

しかし、時代はどんどん変わってきています。

 

例えば、キミスカ ニクリーチであれば、登録しておくだけで企業の人事からスカウトが届き、スカウトが届けば、他の学生と違ったプロセスで選考を受けることができます。

 

 

極端な話、

通常の就活をしなくても、内定がもらえる時代がやってきつつあるのです。

 

ちなみにですが、

ニクリーチでスカウトが来た場合は、人事の方が焼肉を奢ってくれますので、

就活を進められる+お腹が満たされると良いことづくしなので、チェックして見てくださいね。

 

また、就活ノート であれば、先輩の選考体験を見られますし、

ねっとで合説 であれば、企業の業務内容から社風まで動画で見ることができます。

 

今時は、何度も合同説明会に足を運ぶのではなく、

自宅で時間を節約しながら情報が手に入れられる時代なのです。

 

使えるツールは賢く使用して、効率よく就活を進めてくださいね。

 

 

*「そもそも、就活の進め方・これからのキャリアをどうしていいかわからない」という方は、

 

同じ大学出身の先輩に話が聞ける OB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」 で、先輩たちのぶっちゃけ話を聞くのもオススメです!

 

 

最後にまとめておきます。

 

まとめ:OB訪問の意義と賢い利用方法を解説するよ

 

①OB訪問しなくても内定は出る

 

→営業志望や、商社行きたい人は有利かも?

でもそれ以外は、OB訪問なんていらない。

 

②OB訪問だけが、志望度を伝える手段じゃない 

 

→OB訪問は志望度を伝えるためのツール。

しかし、企業の財務諸表を分析したり、商品を手にとって販促方法をプレゼンするなど熱意を伝える方法は色々ある。

 

③現役社員へOB訪問するメリットは、ES添削と社員の雰囲気を感じられること

 

→ES添削は志望企業の社員か内定者が最も適している。

OB訪問で、社員に会って、雰囲気が好きかどうか確かめるのはアリ。

 

④社内の実情を知りたいなら、退職者に話を聞くべき

 

→現役社員は、会社の看板を背負っている。

なので、ド本音を赤裸々に話すのは難しい。

退職者であれば、社内事情から、数年後のキャリアまで話が聞ける。

 

 

⑤就活生は、色んな生き方に触れよう

 

→ある企業の社員に会って知られるのは、会社員側の人生のみ。

ニート、ブロガー、youtuber、投資家、なんでもいいから

「意味わからない人」に会って、色んな人生があることを知ろう。

 

 

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目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」