書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
目次:新入社員がお金の勉強をしたいと思ったら知っておくべき50のこと
節約よりも大事なものがある
新入社員。お金の管理をきちんとしないといけないな、最近使いすぎたな、
よし節約するぞ!みたいなことを思う時期ですよね。
私も、よし、賢く節約しちゃうぞ!みたいに気合が入っていました。
ただ、節約1つとっても質が高い節約と、本来するべきでない節約の2種類あって、
今行っている節約が質の高いものなのか、それともそうでないのかということを
理解できている方は多くありません。
お金への考え方は色々ありますが、今回は節約とはどういった考え方で行っていくべきなのかお伝えしたいと思います。
それではいってみましょう。
節約は、「変動費」よりも「固定費」を削減すべきたった1つの理由
変動費の削減には、時間が必要だが、
固定費の削減は、1度行動すれば継続的な効果が得られるから。
本日の結論は以上なのですが、これだけだと理解できない部分が多すぎるので解説していきますね。良かったら見てください。
そもそも、変動費と固定費ってなに?
まずは、そもそも何が変動費で、何が固定費に分類されるのかというところから学んでいきましょう。
簡単に例を挙げると以下のようになります。
変動費
食費、交際費、スマホの通話料、光熱費、水道代、ガソリン代
簡単に言えば、月によって支払う額が上下動する(変動する)費用のことを言います。
自分の日々の行動次第で、少なくなったり、大きくなります。
一切何も食べなかったり、誰とも電話しなければ、費用を0にすることができます。
固定費
家賃、スマホの基本料金、通信費(wifi契約費など)、保険料
反対に、固定費は一定の料金が月々発生するもののことを言います。
家賃5万円の場所に住んでいるのであれば、今月も来月も5万円のはずです。
そのため、日々の行動次第で上下動するものではありません。
以上が、変動費と固定費の説明です。
ざっくりと両者の違いがイメージできたと思います。
で、タイトルにも書いてありますが、
新入社員であれば、変動費ではなく固定費の削減に力をいれましょう。
つまり、
スーパーで安い食材を探したり(食費)、
毎日コンセントを抜いたりしている(電気代)暇があったら、
家賃を下げて
格安シムと契約して
保険を解約しろ!
ということです。
といわれても、???だと思いますので、私がまず固定費の削減をおすすめする理由をこれから説明していきますね。
変動費の削減にはあなたの時間の犠牲が伴う
私が、変動費の削減を否定する理由は、
変動費の削減には、自分自身の時間を使わなくてはいけないからです。
変動費の削減はいつだって、時間の犠牲とセットなのです。
と言われてもわからないと思いますので、説明していきますね。
先ほども述べましたが、変動費の節約と言えば、以下のようなものがあげられます。
コンセント抜いたり、
近くのコンビニではなく遠いスーパーで安い食材を探したり、
エアコンの温度を1度上げたり、、などなど
あなたももしかしたら現在行っているかもしれません。
上記の件に共通しているのは、あなたが行動せずには行われなかったということです。
あなたが、コンセントを抜くのを忘れ、
遠いスーパーではなく、コンビニで買い物をし
エアコンをがんがんきかせたのであれば、
節約は一切行われません。
あなたがうっかりしたり、気を使うのをやめてしまえば変動費の削減はできないのです。
つまり、変動費の削減をするためにはあなたの意識や「時間」を使わないといけないということです。
それも、1日だけではなく、毎日です。
明日も、明後日も1年後だって、変動費の削減のためにはあなたは自身の時間を消費し続けないといけません。
もし、変動費の削減に時間を割くと、10年で約半年になる
仮に、安い食材目当てに遠いスーパーいったり、
コンセントを家から出る前に必ず抜いたり、
そういった変動費の削減のために1日1時間割いているとすると
1ヶ月で30時間になります。
1年単位でみれば、360時間=15日
10年単位でみれば、3600時間=150日=5か月(約半年)
時給を2000円とするのであれば、あなたが1ヶ月の内節約に費やしている30時間の価値は6万円となります。(2000円×30時間=6万円)
1年であれば、72万円です。
10年間の単位でみれば、720万円です。
変動費を節約するということは、時間を要し
その時間はばかにならないおおきさになるのです。
10年で、5か月つまり、約半年ですよ?大きい大きい。
新入社員がなによりも大事にすべきなのは時間
あなたの時間には無限の可能性があります。
だから、節約のためだけにその時間を使ってほしくないのです。
説明しますね。
これまでで、変動費の削減には時間が伴い、
仮に1日1時間を変動費の削減のために当てているとすれば、
その時間の合計は10年で約半年にも上るということを述べました。
あなたが現在新入社員で22歳なのであれば、32歳までですね。
で、ここで言いたいことは非常にシンプルなのですが、
22歳→32歳の半年には非常に価値があるということです。
もっと言うのであれば、
半年あれば人生は変わる。ということを言いたいのです。
だから、数十円、数百円の節約のために貴重な時間を使わないでよ。
と言いたいのです。
と言われても、半年くらいじゃ人生変わんないでしょwwと言われる方も居られると思いますので、半年で起こった私の人生の変化を紹介させて頂くと以下のようなものがあります。
例えば、私の半年には以下のような変化がありました。
・TOEIC340→900を達成する
・ゼミ無所属・GPA1.2・非リアでありながらも、大手企業10社から内定を得る
・このブログで100以上の記事を書き、今、あなたと出会う
などなど。
他にも、半年あれば
世界一周にだって行けるだろうし、
偏差値50から偏差値70の大学にだっていけるかもしれないし、
一生を共にしたいと思える相手とも出会う可能性だってあるんです。
半年という時間は人生を変えるんです。
新入社員のあなたは若い。
若いということは無限の可能性があるってことです。
だから、その未来を変えうる時間で
10円安い野菜を買ったり、30円電気代を下げるためにコンセントを抜いている場合じゃないんです。
変動費の削減による節約効果は頑張って月々3万円程度だと思います。
変動費の削減には限界があるんです。
だったら、その半年という時間を使って300億くらい稼げる自分になるためにどうしたらよいか。考え行動をしていった方がいいのです。
だから、黙って固定費を削減しよう
これまでで、変動費の節約は時間の消費が伴うからやるべきでない。
その時間を使って、未来を変える時間に費やした方が得だということを述べました。
ここまで聞いていると、時間を大事にすべきなのはわかったけど、
新入社員だから、収入もあんまり大きくないから、節約せざるを得ないんだよ。
だから、少しでも安い食材を買ったり、電気もこまめに消しているんだよ。
そんな人の気持ちをあなたは分からないの?
そんなことを思う方も多いはず。
その気持ち、良くわかります。
私も、税金やらなんやらで色々引かれ、残ったお金は生きているだけで無くなっていきました。
その気持ちがわかるからこそ、私はあなたに固定費の削減をしてほしいのです。
固定費の削減はあなたに半年という時間を与えてくれる
固定費の削減には時間がかかりません。
固定費を削減すれば、来月も、再来月も、1年後だって
「未来のあなたは頑張らなくても」「勝手に節約できている」んです。
例えば、
・家賃6万円の物件から3万円の物件に引っ越したり、
・スマホを大手キャリア(docomo、au、softbank)(月6000円)を解約して、格安シムと契約(月1500円)したり、
(*格安シムはLINEモバイル、DMMモバイル、楽天モバイルがおすすめです。)
・不要な保険を解約すれば、
1度の行動(契約の変更)で、毎月節約が自動的に行われるのです。
関連記事:お金が無い新入社員がやるべき、効果抜群な節約術5選
良くわからないと思いますので、具体例を出して説明しますと
もし仮にあなたが住んでいる家の家賃が6万円だとします。
家賃3万円の家に引っ越すと、その差は3万円になります。
つまり、
今月、3万円の節約をして
来月も、3万円の節約をして
1年後も10年後も、3万円の節約ができているということになります。
なにがすごいのかというと
この月々、3万円(10年であれば、3万円×120ヶ月=360万円)の節約のためにあなたが頑張った回数は、「家賃の安い家に住む」という1回だけなのです。
固定費を削れば、あなたは時間を犠牲にせずに済むのです。
変動費の削減で失うはずであった、半年という時間を守ることができるのです。
先ほども述べましたが、新入社員であるあなたにとって時間は最も価値があるものです。
固定費の削減をして時間を守り、その時間で新たな未来を創りだす。
そっちの方が、わくわくしませんか?
ワクワクする方は、まずは1番手軽な格安シムへの変更から始めましょう。
→LINEモバイルで楽に節約してみてみる(LINEの年齢認証が唯一可能)
→DMMモバイルで楽に節約してみる(業界トップレベルの安さ)
→楽天モバイルで楽に節約してみる(専門店があり、故障した時も安心)
具体的に何をしたらいいか分からない人は、ブログを始めましょう。
(私は10カ月で月7000円稼げるようになりました)
まとめ:【新入社員向け】節約は、「変動費」よりも「固定費」を削減すべきたった1つの理由
というわけで、明日から、
家賃の安い所に移り住んで、
携帯を解約して、格安シムと契約を結び
不要な保険を解約してしまいましょう。
きっと、もっと人生が楽になって、自由になっていきますよ。
お金の知識を身につけるには?
どうでしたか?
少しは、参考になる部分はありましたでしょうか。
最後に、簡単にですがお金について正しい知識を身に付けたい方に向けて
オススメな方法を紹介して行きますね。
本を読もう
まずですが、「本」を読みましょう。
20代は、いやいやお金の勉強って何よ?そもそも。
という状態だと思うので、そんな時はさらっと本を読みましょう。
オススメな本は下記でまとめてあります。
→【新入社員向け】お金の勉強を始めるにあたって読んでおくべき本9選
これらの本を読んで下記の6つの質問に答えられるようになればひとまずOKです。
反対に、今下記の質問に即答できない方は上記の本に一通り目を通すことをオススメします。
・資産家と労働者の違い
・分散投資、集中投資の違い
・インデックス型、アクティブ型等信託の違い
・生命保険は加入すべきか否か
・機会損失とは何か
・評価経済とは何か
また、この他にも【新入社員向け】お金の勉強をしたいと思ったら知っておくべき50のことでお金に関する知識はまとめてありますので、
本はなんだか難しそうと感じる方は、上記の記事に目を通すだけでも
新入社員が知っておくべき金融知識についての理解は深められると思います。
その中で、節約に挑戦したり
「キャリアSIM→格安SIM(LINEモバイル)への変更など」
資産運用にチャレンジすることで
「「WealthNavi」での自動分散投資など」
お金の知識だけでなく、実践力も上げていけるようにしていきましょう。
行き詰まりを感じたら、話を聞きに行こう
で、ある程度の節約や資産運用に挑戦した後にオススメなのが、
お金に関して詳しい方に、話を聞きにいくというものです。
というのも、自分で本で学んで実践していったとしても
理解が浅かったり、腹落ちしていない点も多々出てくると思います。
なので、自分自身の行動を正しく矯正する場として、
人に話を聞きにいくということをオススメします。
といっても誰に話を聞けばいいんだ?となると思いますが、
そんな時は無料で参加できる「お金の教養講座」を利用しましょう。
お金に関してのことって中々聞く機会っていうのはないと思うので、
こういった場を利用して日頃の疑問を解消していきましょう。
講師の方も丁寧な方ばかりで、
こちらが疑問に思ったことに対して、細かく回答してくれます。
もちろん無料ですよ!
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