20代大手企業社員の頭の中

組織に依存せずに生きていける力を身に付けよう

武庫川女子大学の就活生を「博報堂」のES選考に通過させてみた。

www.tanakayu30.com

f:id:until30y:20180505180759j:plain

 

こんばんわー!タナカユウ(@tanakayu30)です。

 

2月も終わりに近づいてきて、そろそろ就職活動に本腰をいれようと思っている方も多いのではないでしょうか。

 

その時初めに苦戦するのが、そうESです。

 

あなたも、どうやったら良いESがかけるのだろうかと悩んでいるのではないでしょうか。

 

今回は、後輩の女の子のESの添削をしたことがあったので、

その時の添削風景を書き記していけたらと思います。

 

私のESの通過率は70%程度なのですが、具体的な通過した企業を知りたい方は以下の記事を見てくださいね。

 

関連記事:「関関同立・MARCH出身」の私が内定を得た大手企業10社を公開してみた 

 

 

今回は、私のESへの駄目だしを通じて、ESってこう書くんだ、

こう書けば評価されるんだということを感じ取って頂けたらと思います。

 

また、この記事では学生時代に頑張ったことに絞ってお届けしたいと思います。

以下の順番で紹介していきますので、就活生の皆さんはよかったらみていってくださいね。

 

博報堂に通過したES (数十回の添削後)

彼女が持ってきたES(大学の先生からの添削あり)

1回添削後

2回添削後

3回添削後

 

それではいってみましょう。

 

武庫川女子大学の就活生を「博報堂」のES選考に通過させてみた。

 

博報堂に通過したES (数十回の添削後)

「ボートレースの活性化のため自身の握手会へ300人のお客の動員」

 

大好きなボートレースの来場数が年々減少していることに危機感を覚えた。
ゆえに、認知度を上げるため以下を行った。

 

1.「倍率400倍のボートレースPRアイドルに応募」

調べる中で、利用者の9割が男性かつ40歳以上だと知った。だから、女子大学生である私がレースの魅力を発信していくことで、若者や女性の利用者を増やしていこうと考えた。ゆえに、日本全国にあるレース場24場中21場に足を運び、関係者に思いを伝えたところ、PRアイドルの募集中と知り応募した。審査を経て、応募数2000人→5人に最年少として選ばれた。

2.「1日に1500人にアプローチできるメディアの創造」

PR活動のヒントを得ようと、数多くの人々から情報を得ようと思った。なので、15項目あるアンケートを自ら作成し、大学で300枚配布し協力を得た。結果、女子大生のレースへのイメージは「ガラが悪い」といった否定的な意見が過半数だった。だから「新たなイメージの創造」のため、自身でブログを立ち上げ「若い女性向けにイケメン選手との対談記事を月15記事掲載」し、それを「利用者の8割が30代以下であるTwitterで拡散」させた。

6ヶ月後、ブログはアクセス数が0人→800人/日、Twitterフォロワーは123→700人のメディアに成長した。 

 

結果、効果測定として催した私個人の握手会には、1日で約300人(65%が女性または学生)の方が訪れた。

 

このESで彼女は博報堂に通過しています。(一部修正あり)

この段階に至るまで、どのような部分をチェックしたのかこれから説明していきますね。

 

①彼女が持ってきた最初のES(大学の先生からの添削あり)

私はボートレースのPR活動に参加し、行動力を得ました。

世間にボートレースの魅力や女性にも楽しめる環境であることが十分に伝わっていないと感じたため、私にできることで広めていこうと思い参加しました。

現在は約2年で24場中21場に足を運び、各レース場ならではの良さや楽しみ方を見つけに行っています。

また、現地のボートレースファンと積極的に交流し、より深く魅力を探りました。

誌面で伝えられる範囲で読者により楽しんでもらいながら魅力を伝えられる企画を考えることが少し難しかったのですが、1年契約のところを好評のため延長で2年間PR活動させてもらうことができました。

 

ダメだし

言い方は悪いですが、学校の先生は何を指導しているのやらと最初に思いました。

このレベルでは100%落ちます。

 

 

え、良く書けてるじゃん、いいんじゃないの?

ともしあなたが思われているのであれば、あなたも大手企業に内定できるレベルにないということです。

 

一つずつ、できるだけ丁寧に解説していきますので、少しずつレベルをあげていきましょう。

 

①最初に明確な成果を書け。

まず、一行目の「私はボートレースのPR活動に参加し、行動力を得ました。」についての添削していきますね。

 

私が、採用担当者ならこの1文で不採用にします。何一つ明確な成果、行動が見えてこないからです。

 

具体的には以下のような感想を抱きます。

 

PR活動に参加しました。←PR活動って具体的にはどんな?成果は何?

行動力を得ました。←行動力って何?

 

1行目は、1番最初に採用担当者の目に留まる部分です。

そこの良し悪しで、続きを読む読まないがきまってしまうのです。 

 

なので、

一番最初の行では、最終的な成果を数字を使ってあらわしてください。

PR活動に参加しました。ではなくて、PR活動に参加し、あることを行った結果、「〇〇〇〇〇〇という結果が得られた。

 

この「〇〇〇〇〇〇という結果を最初に書きましょう。

 

ここで、興味を引かれなければ一発アウトです。最初の一行が一番大切です。

 

関連記事:(関関同立・MARCH向け)大手企業に入りたいなら、ESは結論から書いとけ!

 

②抽象的な言葉を省け

「また、現地のボートレースファンと積極的に交流し、より深く魅力を探りました。」

積極的に交流←?????

より深く魅力←?????です。

 

正直、この文章からは何も伝わってきません。

 

積極的に交流したとは、つまり具体的に何をしたの?

100人と会話したの?会うたびに、うぇーいってハイタッチしたの?

積極的って何??????って採用担当者は思います。

 

だから、誰でも一発で分かる言葉、つまり具体的かつ数字を使って書きましょう。

 

積極的に彼女に愛を伝えた(抽象的)ではなくて、

 

毎日、3分に1度のペースで愛してるよとラインを送り、

彼女が属す女子テニス部に、男子なのに入部し、

彼女からもらったぬいぐるみを肌身離さず持ち歩くはもちろんのこと、

一部ちぎって食べた。(具体的)

 

こんな感じです。どっちが愛が伝わりますか?後者?ですよ、ね?(笑)

 

関連記事:(関関同立・MARCH向け)大手企業の内定が欲しい?だったらESは言葉ではなく数字で書け!

 

②1回添削後

 

私はボートレースのPR活動に参加し、利用者数をボートレースの利用者数を前年度約186308901人→212037949人に増加させることに成功しました。

 

私自身ボートレースにもっと早く出会いたかった、みんなに魅力を知ってほしいと思っていたところ、ボートレース広報のFacebookやTwitterでPR活動の募集を見つけ、学生の私にでも魅力を発信できるチャンスだと思い応募しました。

書類審査と面接を受け応募者約2000人から最終5人に最年少として選ばれ勤めました。

 

当時の利用者のほとんどが男性かつ高齢者だったことから、若者や女性にも興味を持ってもらいメジャーにしていくことで、利用者を増やしていこうと考えました。

 

約2年間で24場中21場に足を運び、1日50人・新たな魅力を50個発見することを目標に、各地のボートレースファンと交流しました。そこで各場の個性や楽しみ方があることを知り、若者のよく利用するSNSやブログでのPRが最も効果的だと考え情報を発信しました。

 

またPR活動の効果測定として、SNSで呼びかけて来場してもらうイベントを企画しました。

約1000人の方に訪れていただき、中には初めての女性のお客様も多数見られ、企画は予想を超える成功になりました。

 

ダメだし

まだ全然ダメダメ、まだ3点くらいです。てなわけでどこがダメか指摘していきましょう。

 

①箇条書きにしろ。ですます調はいらない。

採用担当者は何百枚、何千枚とESを見るわけですよ。そんなのちゃんと読むわけないじゃないですか。だから、「結果」「何をやったのか」くらいは1秒で伝わる書き方をすべきです。

 

数字とか、「」のようなものはどんどん使っていいので、結果の部分には「」で強調させると分かり易いと思います。簡単に書けば以下のような感じです。

 

「結果」
「行動を起こした理由」

1、「行動①」

(具体的なプロセス)

2、「行動②」

(具体的なプロセス)

「結果」

 

また、「ですます」ですが、文字数が多くなる分、書けることが少なくなるのでやめましょう。「ですます調」の方が「だ。である。調」より良いとかは迷信です。

 

②自ら掴み取った感をだせ

 

「ボートレース広報のFacebookやTwitterでPR活動の募集を見つけ、学生の私にでも魅力を発信できるチャンスだと思い応募しました。」

 

この文章、「受け身」なんですよね。

たまたま、SNSで見つけたので、応募してみました。みたいな。

 

採用担当者は、じゃあたまたまSNSで見つけなかったら、応募してなかったのね、熱意なさすぎワロタ。と思うわけですよ。

 

ESでは、自分で考えて、自分で行動して、熱意はんぱねぇぜ!感を前面に押し出さないといけません。

 

つまり、「FacebookやTwitterでPR活動の募集を見つけた」ではなく、

「日本全国にあるレース場、24場中21場に足を運び、関係者や管理者に思いを伝えたところ、ボートレースのPRアイドルを募集すると知った」くらいでないとダメなわけです。

 

具体的に、世の中にボートレースのPRの仕方は分からないから、分からないなりに私の熱意を日本全国に伝え歩いた。結果、PRアイドルを募集していると知った。

 

くらいの気合と根性がある人でいてほしいわけです。採用担当者は。

頑張ってくださいね。

 

関連記事:(関関同立・MARCH向け)大手企業に入りたいなら、ESでは「自発的な人物像」を目指せ 

 

③2回添削後

 

「ボートレースの活性化のため自身の握手会へ300人のお客の動員」

 

 大好きなボートレースの来場数が年々減少していることに危機感を覚えた。
ゆえに、認知度を上げるため以下を行った。

 

1.「倍率400倍のボートレースPRアイドルに応募、そして当選」


調べる中で、当時の利用者の9割が男性かつ40歳以上だと知った。だから、大学生かつ女性である私自らがレースの魅力を発信していくことで、若者や女性の利用者を増やしていこうと考えた。ゆえに、24場中21場に足を運び、関係者や管理者に思いを伝えたところ、ボートレースのPRアイドルを募集すると知り応募。書類審査と面接を受けた結果、400倍の倍率を潜り抜け、最終5人で最年少として選ばれた。

 

2.「1日に1500人にアプローチできるメディアの創造」

若者は少しの休憩中や移動中のちょっとした時間でさえもスマートフォンを手に取りSNSを利用するため、ブログやTwitterで情報を伝えようと考えた。
従来の公営ギャンブルとしてのイメージを革新させるため、スポーツとしての面白さやイベントの豊富さに着目し情報を発信した。また興味を持ってもらうために、1人の選手の1着を買い続けると収支はどうなるかという企画をブログに載せ、継続的に読者がつくようにした。

結果、800pvフォロワー700人の一大メディアに成長させた。 

結果、「ボートレースの活性化のため自身の握手会へ300人のお客の動員」を達成した。

 

ダメだし

ようやく30点ほどでしょうか?

これでもまだまだダメダメです。ラスト頑張っていきましょう。

 

 

①必然性を感じさせろ

ESでは、行動の一つ一つに明確な理由が無くてはいけません。

 

決して、なんとなくそう思ったから行動したのような、行動理由が曖昧なものを書けば、「頭お花畑な子だな」と思われて、即効でポイです。

 

先ほどの分にも行動理由が不明確な文章が多々ありましたよね?

 

例えば以下の文章

「若者は少しの休憩中や移動中のちょっとした時間でさえもスマートフォンを手に取りSNSを利用するため、ブログやTwitterで情報を伝えようと考えた。」

 

これを読んだ採用担当者は

→若者は、ちょっとした時間でさえもTwitterを利用する。って本当?

私20代ですが、移動中は読書しますけどー。くらい思います。

 

突然すぎるんです。

正しくは、利用者の8割が30代以下であるTwitterで情報を伝えようと思った。です。

 

「利用者の8割が30代以下である」という事実が、Twitterが若者へのアプローチできる手段であると認識させるわけです。

 

それが、彼女の目的である「大学生や女性にレースの魅力を知ってもらうこと」に繋がるわけです。

 

関連記事:(関関同立・MARCH向け)大手企業に入りたいなら、ESでは「必然性」を意識しろ。

 

②結果の細部に拘れ

最後は細かいですが、一番大切でもあります。

以下の文章を見てみましょう。

 

結果、「ボートレースの活性化のため自身の握手会へ300人のお客の動員」を達成した。

 

どう思いますか?

良いと思いますか?

良く頑張りましたねって思いますか?

 

これも0点です。

 

なぜなら、彼女の最終目標は「若者、女性客の増加を目指すこと」でしたよね?

300人のお客を動員したって言っても、全員おっさんだったら、彼女がこれまでしてきた取り組みは一切意味の無かったものということになります。

 

だから、彼女の行動の末に、「若者or女性客が増加したという結果」を示さないといけません。

 

なので、書き直すとするのなら、

結果、「ボートレースの活性化のため自身の握手会へ300人のお客の動員」を達成した。ではなくて、

 

「ボートレースの活性化のため自身の握手会へ300人(65%が女性または学生)の動員」を達成した。です。

 

これであれば、彼女の行動の結果、女性と学生のお客が増加したことが分かると思います。(ボートレースのお客の9割が男性または40歳以上)

 

 

完成(3回の添削後)

このような添削を経て、一番最初に掲載した完成版ができあがったということです。

  

最後に

どうでしたか?

参考になる部分はありましたでしょうか?

今回は3回の添削しか取り上げていませんが、実際は数十回にも及ぶ修正があってのものです。

 

それだけ、ESを書くことは時間がかかることなのです。

なので、就活生は本選考のエントリー開始までに一通りESを完成させておくとよいと思います。

 

今回は以上です。では。

 

 

関連記事:

大手企業社員の私が、無料でES添削します!

「大手企業10社から内定」を得た私のESを公開してみた。