書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
21卒の就活、はじまりましたねー。
就活生みんな頑張ってねー♪( ´θ`)ノ
ってなわけで今日も書いていきたいのですが、
今日は楽天のESを私が書くならどんな内容になるのかお見せできたらと思います。
後輩によると、
設問で就活の軸を問うものがあるみたいなのでそこに対して答えてみようと思います。
楽天に入社したい!
しかし、ちょうどどうやってESを書こうか迷っているそこのあなた!是非参考にしてみてくださいね。
(一応新卒就活では、楽天から内定を貰ったので、参考になることが言えると思います。)
関連記事
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- 21卒なら、楽天証券か楽天モバイルがオススメ
- 私ならこう書く
- まとめ:「あなたの就活の軸は何?」大手企業4年目が21卒楽天のES設問に答えてみた
- 就活を賢く進めるために知っておくと良い話
「あなたの就活の軸は何?」大手企業4年目が21卒楽天のES設問に答えてみた
まずは、後輩のESをみてみましょう。
あなたの就活の軸を教えてください。(400字)
私の軸は『日本を盛り上げること』である。
そのために改善しなければならない点は2つあると考えている。
1つ目は、若者離れを抑えること、そして2つ目は、労働生産性を上げることである。
日本は世界の中で見ても少子高齢化が急速に進んでおり今後、経済成長にブレーキがかかることが危険視されている。
この状況が継続されると、海外に新たなビジネスの可能性を求めて若い層が世界にどんどん流れていき、日本は衰退していくと考えられる。
また、人生100年時代と言われている現代、80歳まで働くことが推測されている。
肉体を使った労働には限界があるため、効率性を上げる必要があると考えられる。
これら2つを改善するために、私は既存のサービスとデジタルを組み合わせた新しいビジネスに可能性を感じている。
経済を活発化させ日本でのビジネスチャンスを増やすことが海外からの人の流れを生み、デジタルによる効率化で労働生産性も上がると感じている。
上記は学生が書きがちなESですね。
これで通すかどうかは採用担当者によるのでなんとも言えないのですが、通過確率を上げるためにいくつか改善点があるのでお伝えしていきますね。
改善点①具体性を持たせよう!
まずESの基本ですが、具体的な言葉で書きましょう。
抽象的な言葉を使うと採用担当者は「結局何が言いたいの?」とESを読むのをやめてしまいます。
関連記事:(関関同立・MARCH向け)大手企業の内定が欲しい?だったらESは言葉ではなく数字で書け!
例えば、以下のような文章は引っかかるポイントです。
採用担当者は下記のような疑問を必ず抱きます。
・私の軸は『日本を盛り上げること』である。
⇨日本を盛り上げるって具体的にどういうこと?
・若者離れを抑えること
⇨若者離れってつまりどういうことなんだろう?
・私は既存のサービスとデジタルを組み合わせた新しいビジネスに可能性を感じている。
⇨既存のサービスとデジタルを組み合わせたビジネスって例えば何なんだろう?
全ての文章が抽象的で、具体的な言葉がありません。
具体的な言葉が無いと結局何がやりたい学生なのか見えてこず、文章で適切な情報を伝えられない学生と判断され、落とされる傾向にあります。
就活の軸とは、自分が仕事としてやっていきたいことを一言で述べるべきで、
それはできるだけ具体的であるべきです。
関連記事:(関関同立・MARCH向け)「就活の軸は何?」と面接官に聞かれた時の対処法
Jリーグを受けるのであれば、サッカーをやりたいです!が就活の軸で
ケーキ屋さんを受けるのであれば、ケーキを作りたいんです!
先生になりたいのであれば、数学を子供に教えたいんです!が就活の軸なのです。
改善点②就活の軸(やりたいこと)に出会った背景を書こう。
先ほど、就活の軸は具体的に書くべきで、かつ就活の軸とは、あなた自身が仕事としてやっていきたいことを指すとお伝えしました。
この時に大事なのが、きちんとそこまでの背景を描写することです。
というのも、
初対面の女性に対して「好きだ!」といきなり伝えても
「なんでなの?」と思われるのと同じで、
採用担当者も就活生から「これがやりたい!」と言われると
「なんでなの?」と思うわけです。
なので、その背景を明確にしておかないと
この学生は本気じゃないな。深く考えられてないな。と思われ落とされてしまうのです。
というわけで、先ほどのESを見てみると背景が書かれておらず、いきなり改善案から入ってしまっていることがわかると思います。
私の軸は『日本を盛り上げること』である。そのために改善しなければならない点は2つあると考えている。1つ目は、
多くの方が、なんで日本を盛り上げたいの?という疑問を持つだろうと思います。
というわけで、正しい就活の軸の書き方としては下記のようになります。
1、これがやりたい!(就活の軸)
2、なぜならこんな経験をしてきたからだ。
3、(御社なら、それができるよね?)
恋愛っぽく書くなら
1、僕はかわいい女性と結婚したいんだ!
2、なぜなら、かわいい女性と一緒に居られた時間が人生で最も幸せを感じた瞬間だったからだ。
3、(僕がかわいいと思える唯一の人は、君なんだよ?)
ってなわけで、次の改善点!
改善点③楽天の事業に軸を合わせよう!
もう1つ気をつけたほうが良いことが、自分の「就活の軸」が、志望企業の事業に沿っているか確認することです。
というのも、基本的に文系は既存サービスを広げる営業職が仕事になるので、就活の軸で、どの事業に関わりたいと考えているのか伝わると会社も採用しやすいです。
もちろん、自分のやりたいこと(就活の軸)を最初に設定して、その軸に当てはまる企業を探すというのも良いですが、自分の軸(やりたいこと)が定まっている学生は多く無いはず。
なので、とにかく選考を突破したい学生は、
企業の事業に沿って、自分自身の軸を設定してみましょう。
てなわけで先ほどのESを見てみると、
私の軸は『日本を盛り上げること』である。
上記の文章では、楽天内のどの事業部に結局入りたいのか、携わりたいのか見えてきません。
つまり、自己分析・企業分析ともに十分で無いと判断され、通過確率が低くなってしまいます。
楽天では、下記のような事業がありますが、(もっとあるかも。)
就活の軸の一言で、どの事業に関心があるのかわかるようにしましょう。
・楽天カード
・楽天市場
・楽天トラベル
・楽天証券
・楽天モバイル
21卒なら、楽天証券か楽天モバイルがオススメ
私が今楽天を受けるなら、
楽天証券か楽天モバイル志望っぽく、就活の軸を設定すると思います。
楽天カードと楽天市場は有名なので、就活生みんなが志望するので無し。
楽天トラベルは旅行興味ある方なら書いても良いと思うけど、私は無いので無し。
ってなわけで2000万円問題などで、投資志向が世の中で強まってきているので、楽天証券と
格安SIMは世の中のトレンドで、楽天モバイルはMVNOの中でシェア1位だから、楽天モバイルの採用者は多いと思うので、私ならどっちか志望っぽく書くかな。
適当に知っといたほうが良い情報を貼っておきますね。
楽天証券
引用:楽天証券、2019年の新規口座数 業界最多の約75万口座を獲得!|楽天証券のプレスリリース
参考記事:ネット証券比較【2020年最新ランキング】 | みんなの株式
・楽天モバイル
私ならこう書く
まっ、てなわけで適当に書いていきますので、参考にしてみてください。
あなたの就活の軸を教えてください。(400字)
楽天証券志望パターン
就活の軸:「日本の若者の資産形成に貢献できる環境があるか」
アメリカ留学時、資産運用について学ぶ機会があった。そこでは、 早期に投資を始めるからこそ復利で資産形成が楽になることを学んだ。昨今日本では、老後までに2000万円の資産形成が必要だと言われているが、私自身そんな大金を準備できる自信はない。なぜなら、少子高齢化で我々の税負担は増加傾向にあり、また旅行や結婚式など、今だからこそできることにもお金を使って行きたいからだ。多くの20代が同じ気持ちを抱いているように思う。だからこそ、今20代である私自身が、若者が早い段階で投資を始める手伝いをすることで、「今の楽しみ」と「老後の安心」を両立できる世界を作って行きたいという思いがある。楽天ポイントで投資できるなど初心者が投資を始めるきっかけを作っている楽天証券に関わり、その思いの実現に尽力したい。
ポイント
ちょっと学生っぽい言葉使いけど、本気っぽい感じを出してみました。
これくらいの方が逆に良いはず。
楽天とかITメガベンチャーでは、割と熱い雰囲気を出してった方が良いはず。
多分通るレベルだと思う。。。(たぶん)
まとめ:「あなたの就活の軸は何?」大手企業4年目が21卒楽天のES設問に答えてみた
楽天って良いよねー。今新卒だったら入ってみたいなー。
楽しそう。
楽天カードとか楽天証券、楽天モバイルとか超良いもんね。
転職全然ありだなー。雇ってくれるかしら。
関連記事:【ES対策】通過する志望動機を書く上で意識すべき5つのポイント
就活を賢く進めるために知っておくと良い話
就活って何をしたらいいかなかなか分かりにくいですよね。
色んな情報に惑わされて身動きが取れなくなることもあると思います。
な・の・で
ここでは、就活を効率よく進めるために必ず知っておくべきサービスを
紹介しておきますね。
まず、MeetsCompany や【digmee】ですが
これらは、内定直結型の選考会に参加できるサービスです。
これらのイベントで、優秀な成績を収めれば
その場で「内定」が出たり、1次選考免除などの「特別選考パス」が付与されます。
1度で複数社から内定を獲得できる可能性もありますので、
忙しい就活生にはおすすめです。
関連記事:【その場で内定?】関関同立・MARCHの就活生が、内定直結型の選考イベントに参加するべき理由
他にも、下記サービスに登録しておけば、効率良く就活を進めることができます。
・キミスカ:人事からスカウトが届き、特別選考を受けられるサービス
・就活ノート:先輩の選考体験を無料で見られるサービス
・ねっとで合説:企業の業務内容から社風まで動画で見られるサービス
合同説明会に何度も足を運ぶのは時間がかかりますので、
使えるツールは賢く使用して、時間を節約しながら情報収集してくださいね。
*「そもそも、就活の進め方・これからのキャリアをどうしていいかわからない。」という方は、
同じ大学出身のOB/OGに話が聞ける「ビズリーチ・キャンパス」 で
先輩たちのぶっちゃけ話を聞くのもオススメです!
関連記事:「大手企業社員が推薦する」大学生のうちに読んでおきたい本9選
目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」