・第4章ーES対策編
書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
目次:大手企業10社から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」
志望動機が書けない
エントリーシートで最もつまづきやすいであろう「志望動機」の項目。
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)の部分はスラスラかけるんだけど、
志望動機になると途端に手が止まってしまう。。。
みたいなことってありますよね。
「何を意識するべきなのか」
「どう書くべきなのか」について解説していきますね。
それではいってみましょう。
通過する志望動機を書くために意識するべき3つのポイント
志望動機を書く際は以下の3つを意識してください。
①志望動機は3要素で構成されていると知ること
②自分の経験の棚卸しすること
③ネットから自身の経験に似たものをぱくり、微調整すること
この過程を経れば、そこそこの質の志望動機が出来上がるはずです。
と言われても意味不明だと思いますので、付いてきてくださいね!
そもそもあなたはどんな志望動機を書いたんだ?
まず最初に、通過するESとはどの程度のものなんだと思われると思いますので、
私が書いたものをまず公開しておきます。
その後、この志望動機が完成するまでにどういった過程を経てきたのかお伝えできればと思います。
どこのものでもよかったのですが、皆大好き家電で有名なPanasonicを今回は例に取り上げます。
関連記事
→【アマゾン、キヤノン?】有名企業10社に通過したESを公開する
志望動機(Panasonic ver.)500字
「日本のBtoC製品を途上国に届け、人々の家事への負担を減らしたい。」だから志望した。
語学力の向上に努める中で、海外で日本企業の看板を目撃したり、外国人日本製品を愛用していることを知り、日本のモノづくりが世に与える影響の大きさを実感した。だから、私もBtoCという人の目に触れる機会の多い製品に関わることで、自分の与えた影響を世界のどんな場所であっても実感できる環境で働きたいと思うようになった。
そんな中、自らがフィリピンに滞在する中で、「洗濯板を使った朝から夜までに及ぶ洗濯」や「気温35度の環境下でのエアコン無し生活」など家電の無いことで起きる不便さを知ったことから、途上国の生活を日本の家電製品で変えていきたいと思うようになった。
なので、「①中国1兆円プロジェクトやBRICs+MINTs海外販売比率55%計画など、私が貢献していきたい途上国への進出を会社方針として打ちだしていること」「②「太陽光発電を通じた電力の安定供給」や「観光客の増加が期待できるネットワークカメラでの治安向上」への貢献を通じて途上国の経済発展を促すことで、現地の人々が日本製品を買えない原因の1つのである所得の低さを改善できること」の2点から貴社で自分の夢に挑戦していきたい。
とまあ、こんなものです。
上記の志望動機が完璧では無いと思いますが、この程度の文章で多くの企業は通過できます。(私の時は通過しました。)
関連記事:「関関同立・MARCH出身」の私が内定を得た大手企業10社を公開してみた
ってなわけで、さっそく志望動機の作り方を解説して行ければと思います。
①志望動機は3要素で構成されていると知ること
まずは、志望動機の構成について理解していきましょう。
構成?何それ?おいしいの?って感じだと思いますが、
要は、志望動機は3つに分解できるってことを知っておきましょうと言うことです。
と言われても、良くわからないと思いますので、さっそく具体的に書くと、
志望動機の3要素は以下になります。
①やりたいこと(誰に何を届けたいのか。誰のどんな課題を解決したいのか。)
②やりたいことを志すきっかけや理由(学生時代頑張ったこと)
③その会社でなければならない理由(業界・企業研究)
以上です。
だから、ESを書くときには、こんな感じになります。
①俺はこんなことがやりたいんだ!(やりたいこと)
②なぜなら、こんな経験を学生時代にしたからだ!(学生時代に頑張ったこと)
③御社であれば、こういった理由でやりたいことの実現に最も近いんだ!
(だ、だから内定ください!)
これを先ほどの志望動機に当てはめてみると、以下のようになります。
志望動機(Panasonic ver.)500字
①やりたいこと(誰に何を届けたいのか。誰のどんな課題を解決したいのか。)
「日本のBtoC製品を途上国に届け、人々の家事への負担を減らしたい。」だから志望した。
②やりたいことを志すきっかけや理由(学生時代頑張ったこと)
語学力の向上に努める中で、海外で日本企業の看板を目撃したり、外国人日本製品を愛用していることを知り、日本のモノづくりが世に与える影響の大きさを実感した。だから、私もBtoCという人の目に触れる機会の多い製品に関わることで、自分の与えた影響を世界のどんな場所であっても実感できる環境で働きたいと思うようになった。
そんな中、自らがフィリピンに滞在する中で、「洗濯板を使った朝から夜までに及ぶ洗濯」や「気温35度の環境下でのエアコン無し生活」など家電の無いことで起きる不便さを知ったことから、途上国の生活を日本の家電製品で変えていきたいと思うようになった。
③その会社でなければならない理由(業界・企業研究)
なので、「①中国1兆円プロジェクトやBRICs+MINTs海外販売比率55%計画など、私が貢献していきたい途上国への進出を会社方針として打ちだしていること」「②「太陽光発電を通じた電力の安定供給」や「観光客の増加が期待できるネットワークカメラでの治安向上」への貢献を通じて途上国の経済発展を促すことで、現地の人々が日本製品を買えない原因の1つのである所得の低さを改善できること」の2点から貴社で自分の夢に挑戦していきたい。
なぜこんなことを書いているのかと言いますと、
志望動機の書き方が分からないと言っても、
「①やりたいこと」が分からないのか、
「②やりたいことを志すきっかけ」がうまく書けないのか
「③その会社でなければならない理由」でつまづいているのかによってアプローチが違ってくるからです。
今現時点で、自分がどの部分でつまづいているのか知るためにも、
志望動機は3要素で構成されていることは知っておきましょう。
②自分の経験の棚卸しすること
次にですが、自分の経験の棚卸しをしましょう。
と言われても、棚卸しって何だ?って話なので、簡単に言いますと、
就活の中で、どのエピソードで勝負するのか決めろということです。
あなたは大学生活の中で、数々の経験をしてきたはずです。
(バイト、サークル、留学、ゼミ、etcなど)
その中で、どの経験がドヤれるのか、または社会的評価を得られそうなのか考えてみてください。
そして、この経験なら自信を持って話せると思える又は、
そこまで自信はないけど、周りの人からは凄いねって褒めてもらえる経験を
選んでください。
というのも、志望動機というのは学生時代に頑張ったことの延長線上に存在しているべきで、ガクチカとしてあなたが何を話すかという基盤が決まっていないとそもそも志望動機(やりたいこと)の部分が定まってこないからなのです。
大学時代にサッカーをやっていたのであれば、面接会場でサッカーがやりたいんだ。と言えると思いますが、大学時代にテニスをしていたのに、面接会場でサッカーがやりたいんだと言っても面接官には意味不明に思われます。
なので、まず志望動機を考える前に自分は何に学生時代力を入れてきた人間なのか明確にする必要があるのです。
もちろん、何も頑張ってきてないよー。お酒飲んでウェイウェイしかしてきてないよー。って方も多いと思いますが、全然OKです。
普段のあなたが、どんなに無気力で何にもやりたいことがなくても良いのですが、
就活上では、こんなことを頑張ってきたキャラで行くというのを決められれば問題ないのです。
で、私個人としては、
フィリピン留学の中で、TOEIC345→900に向上させたこと、
観客300名の英語スピーチコンテストで優勝したこと
この英語力向上のために実行した2点を学生時代に頑張ったこととしました。
つまり、自分自身を「海外で活躍したいから英語頑張ったぜ就活生」と定義したのです。
③ネットから自身の経験に似たものをパクリ、具体化すること
最後は、簡単です。
ネットで検索をかけて、先輩方の志望動機をコピペしちゃいましょう。
関連記事:大手企業に内定したいなら、黙ってネットのESをコピペしろ。
例えば、Panasonicなら「panasonic 志望動機 ES」とでも検索すれば沢山過去の就活生のエントリーシートがでてくるはずです。
他にも「電機メーカー 志望動機 ES」でも何でもよいと思います。
出てきたESの志望動機で、自分と似た経験を経ている人たちのものをパクって、それを具体化(自分の経験と絡める)しましょう。高い確率で通過するはずです。
また、ただコピーするだけではなく、具体化して欲しいという理由は、
そのままだと面接で話しにくいからです。
本当に丸パクリしてしまうと、実際とES上のエピソードに乖離が生じてしまいます。
そのズレを無くす作業を、他人の志望動機を真似した際には行ってください。
例えば、ネット上のESではアメリカ留学に行ったと書いてあるが、あなたが留学に行ったのはカナダやオーストラリアである場合など、です。
そのエピソードを微調整する際にも、自分の経験、面接を通じてアピールしたいことを盛り込むと自然なものに仕上がります。
実際に志望動機を作る過程って?
と言われても、良くわかんないよ?もっと具体的に説明してもらっていい?
となられる方が多いと思いますので、就活時代私が実際にどんな風に書いてきたのか解説していきますね。
まずは、
①やりたいこと
②やりたいことに至った理由
③その会社でなければならない理由の
①やりたいことを取り上げていきたいと思います。
①やりたいこと編
「日本のBtoC製品を途上国に届け、人々の家事への負担を減らしたい。」
やりたいことの部分はは「ターゲット(助けたい相手、場所)」「関わりたい製品」を
明確に(誰に何を届けたいのか。誰のどんな課題を解決したいのか。)する必要があります。
ここが、ぼんやりしていると採用担当者に「こいつ何も考えてないな」と思われてしまい、落とされてしまいます。
なので、そう思われないためにも自分のやりたいことを一緒に明確にしていきましょう。
まず、最初にしなければならないことは
先ほど言ったようにESはネットにあがっているやつをコピペすることです。
なので、インターネットで、「電機メーカー ES 志望動機 」で検索し、
あがっているESの志望動機を見てみましょう。
そうするとだいたい
「日本を発信したい」
「日本のプレゼンスを高めたい」
「途上国に貢献したい」
「海外売上比率が高い」
「グローバルに働きたい」
「製品が好き」
「日本のモノづくりに関わりたい」
「生活に寄り添った仕事がしたい」的なことが書いてあります。
なのでそのまま丸パクリしてしまいましょう。
自分の経験と重ね合わせて、
この志望動機なら自分ぽく書けそう、自分の経験談と重ねられそう。
この人私と似てる気がする。みたいな感じです。
この中から2つくらいを選んで、
少しアレンジを加えれば、①やりたいことはOKです。
私は学生時代フィリピン語学留学という海外経験くらいの経験しかなかったで、
「海外経験から、日本を発信したい」という志望動機のA君と、
「途上国の現状を目の当たりにした経験から、途上国に貢献したい」というB君のパクリで勝負することにしました。
1つの志望理由だと、他の業界、企業でもいいんじゃないのかという質問にうまく返せないので、2つの志望動機を選びましょう。
なので私のやりたいことの第1段階は「日本を発信したい」×「途上国に貢献したい」になりました。
ただ、これだけではぼんやりしすぎなので、(内定者のESですけど。)
このコピペしただけの①やりたいことを具体化していくと良しです。
①まず超ざっくりに書く。
↓
②突っ込みを入れ、少し明確にする。
↓
③さらに突っ込みを入れ、より明確にして完成。
です。
①先輩のESの丸パクリの段階
「日本のプレゼンスを高めたい。」と「途上国に貢献したい。」
(突っ込みポイント)
・日本のプレゼンスとは具体的に何?
・途上国に貢献したいって具体的に何?
・あなたはどう貢献していきたいの?
↓
②1回突っ込んだ段階
「日本の認知度を高めたい。」と「途上国の生活水準向上に寄与したい。」
(突っ込みポイント)
・日本の認知度ってどうやってあげるの?
・そもそもなぜ認知度をあげたいの?
・生活水準向上って言うけど、そのために何がしたいの?
→お金をあげる?
→医者になって治療してあげる?
→政治家になって、法律をかえる?
③2回突っ込んだ段階
「日本のBtoC製品を途上国に届けることで、人々の家事への負担を減らしたい。」
(突っ込みポイント)
・認知度を上げたい理由
→自分の行っている仕事を皆に認めてもらいたいから
→消費者向けの商品であれば、自分の仕事の影響を日々感じやすい。
→なので、「BtoCに関わりたい。」
・Panasonicで働く中で、途上国の生活に貢献できる方法を考えよう
→メーカーでできる貢献の仕方は、製品を届けること
→Panasonicは家電製品に強い。
こんな感じで①やりたいことは作っていきます。
次は、やりたいことに至った理由の作り方を見ていきましょう。
②やりたいことを志すきっかけや理由編(学生時代頑張ったこと)
語学力の向上に努める中で、海外で日本企業の看板を目撃したり、外国人日本製品を愛用していることを知り、日本のモノづくりが世に与える影響の大きさを実感した。だから、私もBtoCという人の目に触れる機会の多い製品に関わることで、自分の与えた影響を世界のどんな場所であっても実感できる環境で働きたいと思うようになった。
そんな中、自らがフィリピンに滞在する中で、「洗濯板を使った朝から夜までに及ぶ洗濯」や「気温35度の環境下でのエアコン無し生活」など家電の無いことで起きる不便さを知ったことから、途上国の生活を日本の家電製品で変えていきたいと思うようになった。
「やりたいこと」に至る理由の部分を考える前に覚えておいてほしいことがあります。
それは「やりたいこと」にいたる理由は
「学生時代に頑張ったことを絡めないといけない」ということです。
なぜなら、志望動機に説得力を持たせる必要があるからです。
先ほども述べましたが、
サッカー選手になりたい。とプロサッカーチームの選考会にきた青年がいます。
彼は学生時代何をやっていたでしょうか。サッカーですよね。
これと同じです。
会社に入りたい。またはやりたいことがある人は
「既にその会社で働くためのスキルの取得の準備を始めている。」
又は「そのための行動を起こしている」はずです。
学生時代こんなことを頑張った。
その中でこんな経験とこういう経験をしたことから、
御社であんなことやこんなことをやりたいと思うようになった。
入れてください。です。
サッカー選手になりたい。と言っている人が
面接会場でめっちゃテニス頑張ったんですよ。とか言ってたら、
「だから何?帰って。」となりますよね。
就活も一緒でその企業でのやりたいことをやるために必要な要素の取得にすでに取りかかっているべきです。
取り組んでいなくても取り組んでたぶるべきなんです。
なぜなら、内定をもらう人はそういった努力を積んできた方(または積んできたように見える方)しかいないからです。
ここは意識しましょう。
私は学生時代の頑張ったことがフィリピン語学留学時の出来事だったので、
その過程で出会った経験を基にやりたいことを志すきっかけや理由を考えていきたいと思います。
私の「やりたいこと」は
「日本のBtoC製品を途上国に届けることで、人々の家事への負担を減らしたい。」
でしたよね。
その理由は私がフィリピン語学留学に行った経験があったことから、
同じく海外経験のあるA君の
「日本を発信したい」という思いと、
途上国に行ったことのあるB君の「途上国に貢献したい」という思いの真似をしたからでしたよね。
つまり、フィリピン語学留学(海外経験+途上国経験)をしたことから
「やりたいこと」につながったと捉えることができると思います。
つまり、
とても簡単に書けば、
「日本のBtoC製品を途上国に届けることで、現地の家事への負担を減らしたい。」
なぜなら、
「フィリピン語学留学に行ったから」
となると思います。
これはさっきの段階でいう①のレベルです。
これを④の段階まで落とし込んでみましょう。
(①やりたいこと)
「日本のBtoC製品を途上国に届けることで、現地の家事への負担を減らしたい。」
①ざっくり
「フィリピン語学に行ったから」
(突っ込みポイント)
・日本のBtoC製品に関わりたいのってそもそもなぜ?
・フィリピン留学で具体的にどんな経験をしたからそう思うようになったの?
②1回突っ込んだ後
フィリピン語学留学時に、日本企業の看板があったり、現地の人が日本製品を使用していて、すごいな。って思ったのと、
現地の友達の家に泊めてもらった時、
電子レンジとか、洗濯機とかエアコンもなくって不便さを感じたから。
(突っ込みポイント)
・「すごいな。」って何?もう少し具体化しよう。
・すごいと思ったからあなたはどうしたいと思ったの?
・家電が無くて、具体的にどんな苦労をしたの?数字で表そう。
③2回突っ込んだ後
語学力の向上に努める中で、海外で日本企業の看板を目撃したり、外国人日本製品を愛用していることを知り、日本のモノづくりが世に与える影響の大きさを実感した。
だから、私もBtoCという人の目に触れる機会の多い製品に関わることで、自分の与えた影響を世界のどんな場所であっても実感できる環境で働きたいと思うようになった。
そんな中、自らがフィリピンに滞在する中で、「洗濯板を使った朝から夜までに及ぶ洗濯」や「気温35度の環境下でのエアコン無し生活」など家電の無いことで起きる不便さを知ったことから、途上国の生活を日本の家電製品で変えていきたいと思うようになった。
どうでしょうか。
ちょっとはマシになったのではないでしょうか。
実体験を入れることで、説得力が増すことが伝わったと思います。
最後は③その会社でなければならない理由編です。
頑張っていきましょう。
③その会社でなければならない理由編(業界・企業研究)
なので、「①中国1兆円プロジェクトやBRICs+MINTs海外販売比率55%計画など、私が貢献していきたい途上国への進出を会社方針として打ちだしていること」
「②「太陽光発電を通じた電力の安定供給」や「観光客の増加が期待できるネットワークカメラでの治安向上」への貢献を通じて途上国の経済発展を促すことで、現地の人々が日本製品を買えない原因の1つのである所得の低さを改善できること」
の2点から貴社で自分の夢に挑戦していきたい。
さて、やっと最終段階に来ましたね。
最終段階は、「私ちゃんと会社のこと調べたんだよ。感」を2つの理由から相手に伝えられたらオッケーです。
1つだと手抜きな感じがするし、
3つだとESの文字数をオーバーしちゃうので、2つにしといてあげましょう。
1度これまで書いてきたものを振り返ると、こんな感じになります。
志望動機(Panasonic ver.)500字
①やりたいこと(誰に何を届けたいのか。誰のどんな課題を解決したいのか。)
「日本のBtoC製品を途上国に届け、人々の家事への負担を減らしたい。」だから志望した。
②やりたいことを志すきっかけや理由(学生時代頑張ったこと)
語学力の向上に努める中で、海外で日本企業の看板を目撃したり、外国人日本製品を愛用していることを知り、日本のモノづくりが世に与える影響の大きさを実感した。だから、私もBtoCという人の目に触れる機会の多い製品に関わることで、自分の与えた影響を世界のどんな場所であっても実感できる環境で働きたいと思うようになった。
そんな中、自らがフィリピンに滞在する中で、「洗濯板を使った朝から夜までに及ぶ洗濯」や「気温35度の環境下でのエアコン無し生活」など家電の無いことで起きる不便さを知ったことから、途上国の生活を日本の家電製品で変えていきたいと思うようになった。
ここまで見ていると
「BtoC」「家電」「途上国」がキーワードだということが分かると思います。
で、Panasonic採用担当者はBtoCだったらうちの会社受けるよな。
しかも家電に興味あるから志望度は高いかもしれない。
ただ、
途上国とは言っているがなぜうちなら途上国に製品を届けられると考えているのか、
BtoBも力を入れていきたいんだけどその辺はどう思っているのだろうか。
また、現地への具体的な販売方法まで考えられているのだろうか。
くらいを思っていると思います。
だから、
①やりたいこと(誰に何を届けたいのか。誰のどんな課題を解決したいのか。)
②やりたいことを志すきっかけや理由(ガクチカに関連付けられているか)
までで、BtoCと家電への興味は示せているので、
途上国に製品を売るうえで、○○な環境のあるPanasonicという舞台が必要だという風に書いていきましょう。
また、PanasonicはBtoC(アプライアンス社)とBtoBの売り上げの割合が3:7です。
なので、BtoCだけでなく、+BtoBの製品にも関心があるように見せるとなおよしです。
それではいってみましょう。
①ざっくり
なので、途上国に積極的に進出しているということと、
BtoB製品も現地の需要がある製品を扱っている貴社で働いていきたいと思った。
(突っ込みポイント)
・途上国に積極的に進出していくというのはどういったことからわかったのか、
・ また、現地の需要があるBtoB製品があると、なたの「やりたいこと」のためにどんな影響があるの?
②1回突っ込んだ後
なので、
「途上国での販路拡大」を会社方針として打ち出すなど新興国進出に積極的で、
かつ途上国の人々の購入意欲を阻害している1つの原因である
所得の低さを経済発展を促せるBtoB製品を通じて改善できる貴社で自分の夢に挑戦していきたい。
(突っ込みポイント)
・もっと数字を盛り込み、説得力のある文章にしましょう。
③2回突っ込んだ後
なので、「①中国1兆円プロジェクトやBRICs+MINTs海外販売比率55%計画など、私が貢献していきたい途上国への進出を会社方針として打ちだしていること」
「②「太陽光発電を通じた電力の安定供給」や「観光客の増加が期待できるネットワークカメラでの治安向上」への貢献を通じて途上国の経済発展を促すことで、現地の人々が日本製品を買えない原因の1つのである所得の低さを改善できること」
の2点から貴社で自分の夢に挑戦していきたい。
まとめ:志望動機を書く上で意識すべき3つのこと
①志望動機は3要素で構成されていると知ること
②自分の経験の棚卸しすること
③ネットから自身の経験に似たものをぱくり、微調整すること
どうでしたでしょうか?
少し長くなってしまいましたが、志望動機とはこのように作っていきます。
めんどくさいとは思いますが頑張ってくださいね☆
何か参考になることがあれば幸いです。
就活を賢く進めるために知っておくと良い話
就活って何をしたらいいかなかなか分かりにくいですよね。
色んな情報に惑わされて身動きが取れなくなることもあると思います。
な・の・で
ここでは、就活を効率よく進めるために必ず知っておくべきサービスを
紹介しておきますね。
まず、MeetsCompany や【digmee】ですが
これらは、内定直結型の選考会に参加できるサービスです。
これらのイベントで、優秀な成績を収めれば
その場で「内定」が出たり、1次選考免除などの「特別選考パス」が付与されます。
1度で複数社から内定を獲得できる可能性もありますので、
忙しい就活生にはおすすめです。
関連記事:【その場で内定?】関関同立・MARCHの就活生が、内定直結型の選考イベントに参加するべき理由
他にも、下記サービスに登録しておけば、効率良く就活を進めることができます。
・キミスカ:人事からスカウトが届き、特別選考を受けられるサービス
・就活ノート:先輩の選考体験を無料で見られるサービス
・ねっとで合説:企業の業務内容から社風まで動画で見られるサービス
合同説明会に何度も足を運ぶのは時間がかかりますので、
使えるツールは賢く使用して、時間を節約しながら情報収集してくださいね。
*「そもそも、就活の進め方・これからのキャリアをどうしていいかわからない。」という方は、
同じ大学出身のOB/OGに話が聞ける「ビズリーチ・キャンパス」 で
先輩たちのぶっちゃけ話を聞くのもオススメです!
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目次:大手企業10社から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」