20代大手企業社員が考える、誰も教えてくれない「本当に大学生がやるべき6つのこと」

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書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

 

大学時代にやるべきことって何なんだろう?

 

 

ふと思うことってありますよね。

 

 

大学生のうちにやっておきたい5つのことという題の記事なのですから、

あなたはおそらく大学生なのでしょう。

 

私にも大学生の時代があり、よく物思いにふけっていました。

 

 

大学生の頃って、4年間というとても大きな時間があって

それでいて、受験勉強や部活などの制約もない場合が多いので、

 

ふと我に帰ると、

何をしたらいいんだろう?って考えたりすることがあると思います。

 

偏差値30から難関大学に合格するなど、

半年という期間であっても人生に大きな変化が起こるように、

 

その8倍も長い4年という期間の過ごし方が

これからの人生に大きな影響を与えるのではないか。

 

 

ただ、何をすべきかわからない。

 

 

みたいな。

 

大学生って

自由なようで、悩み多い時期ですよね。

 

 

な・の・で 

 

 

今回は、私自身の独断と偏見で、

大学生がやっておくべきことを5つまとめてみました。

 

よかったら参考にしていってくださいね。

 

 

大手企業勤務の私が考える「大学生のうちにやっておきたい6つのこと」

 

①雇用されずに稼ぐこと

②途上国で暮らしてみること

③多種多様な人に会うこと

④親と離れて暮らすこと

⑤100冊以上の読書

⑥ナンパ

 

 

①雇用されずに稼ぐこと

 

大学生に1番最初にやっておいて欲しいことは

「自分で稼ぐ経験をする」ということです。

 

というのも、大学生にもなれば自分の将来のことを考え、

就職について意識し始めるでしょう。

 

それはそれで良いのですが、

学生時代の内に就職する以外の選択肢を持てるようにすることができれば、

 

就職する人生・就職しない人生という2択から将来を選べるようになります。

 

多くの学生が、卒業=就職という考えを持っていますが、

今の時代は、「好きなことを仕事」にして、就職せずに生きている方々がたくさんいます。

 

日本の会社員94%の口癖が、「仕事つまんねぇ」

 

というのも、学生に知っておいて欲しいのですが、

 

日本の会社員のほとんどが嫌々仕事を行なっているということです。

(ソース:「熱意ある社員」6%のみ 日本132位、米ギャラップ調査 :日本経済新聞

 

憧れの企業に勤めて、やりがいを持って仕事をやって生きたいんだ!( ´ ▽ ` )ノ

 

そう多くの学生が思い、就職していきますが、

数年後、「会社辛すぎワロタ(ワロエナイ)」状態に陥っているのです。

 

つまり、何が言いたいのかと言いますと、

 

会社員という道を選ぶと94%の確率で仕事がつまらないが口癖の人間になるのだから、

 

それだったら、会社員以外の道も選択できるように、

学生時代に行動しておくべきだよね。という論理です。

 

 

個人で稼ぐ力を身につけられれば、あなたは幸せになれる確率が上がる

 

起業すると幸せになるとの調査 大企業の社員よりも幸福な理由という記事に

記載されてありますが、

 

会社員という働き方ではなく、

 

反対に、自分でビジネスを行なっている自営業者(起業家、フリーランスなど)の

仕事に満足している割合は43%であるというデータもあります。

ソース:「Work-life 3.0:次世代の働き方を理解する」/ PwC(世界4大会計事務所)」

 

他にも、

独立した労働者の

81%が「独立してより幸せになった」

60%が「独立してより健康になった」というデータもあり、

 

ソース:「MBO Partners 2016年度独立事業の実態」

 

この2点からも、自分自身で意思決定できる割合の大きさが、

仕事に対する満足度や人生の幸福度に影響を与えていることがわかります。

 

 

選択肢が増えれば、あなたはもっと自由になれる

 

 

自分自身で稼いで生きる人にももちろん、不安や悩みはあって、

 

私は現在会社員という立場なのだけど、

フリーランスや、自分でビジネスをやっている人に会うことがあるのですが、

 

収入が不安定だとか、

24時間仕事のことでいっぱいで気が休まる時間が中々取れないなどなど、

 

自分で稼ぐことで生まれる悩みも聞くことがあります。

 

じゃあどうしたらいいんだ?とあなたも思うと思うのですが、

 

結論としては

雇用される側、雇用されない側どちらの生き方も選びようになれるようになっておけ。ということです。

 

会社員が嫌になったら、フリーランスとして生きたらいいじゃん。

フリーランスという働き方が合わなかったら、会社員に戻ればいいじゃん。 

 

んで、学生であれば、会社員になるという選択肢は容易に手に入れられるから、

まずは、自分自身で稼げるようになって、雇用されない生き方を選べるようになっておきましょうということなのです。

 

学生の頃の私は「なんで就職しなければいけないの?」と良く文句を言っていました。

今なら、そのなぜに明確に答えられます。

 

答えはシンプルで「個人で稼ぐ力が無かったから」です。

 

学生時代は、月20万円≒大卒の初任給を個人の力(誰からも雇われることなく)で

稼ぐことを目標にしましょう。

 

 

学生でもできる個人で稼ぐ方法

 

自分で稼げ!と言われてもじゃあどうしたら稼げるかって中々思いつかないですよね。

 

な・の・で

 

ここでは学生でもやりやすい個人で稼げる方法を紹介していきますね。 

 

 

1.個人契約としての家庭教師

2.転売

3.イベント運営

4.ブログ、Youtube

 

1.個人契約としての家庭教師

 

まずは、こちら!

家庭教師です。

 

大学生であれば、塾講師や家庭教師を既にやられている方がいると思いますが、

自分で稼げるようになるためには、アルバイトで終わってはいけません。

 

自分でチラシを作ったり、ネットで集客、知り合いへ声かけをして、

お客さんを作ってみましょう。

 

高学歴であればあるほど需要が高くなっていきますので、

早慶以上の方はぜひチャレンジしてくださいね。

 

価格設定を、時給で決定するのか。

模試の結果次第で価格が変わる成果報酬型にするのか

 

自分で決められるのは面白いですよ。

 

時給3000円 2時間/日 週2回(月8回)であれば、

4万8000円(3000円 × 2時間 × 月8回)の収入を得ることができます。

  

 

2.転売

 

 

次は、転売です。

転売とは、安く買って、高く売ること作業のことを指します。

 

今時の学生であれば、メルカリやラクマなど

フリマサイトで物を買ったり売ったりした経験があると思います。

 

しかし、多くの場合それは自分のために購入したものを

必要なくなったから売却したものがほとんどのはずです。

 

不用品の数は限りがありますので、

今度は売るために、何かを仕入れるという感覚を持ってみましょう。

 

自分には容易に安価で手に入れられるものだけど、

あるところで需要があって高く売れるものってなんだろう?

 

その過程で、何に価値があって何に価値がないのか

価値とはなんなのか、ビジネスマインドを養成していってくださいね。

 

2〜3万円は月々手に入れられると思います。

 

 

3.イベント運営

 

サークルの運営とかをやっている方なら、

イベント運営も是非チャレンジしてみましょう。

 

イベント運営とは、

ある場所に人を集めて参加料を取ることを言います。

 

例えば、1日1万円の場所を借りて、

1人5000円の参加料で10人集めたら、4万円の利益です。

(4万円 = 5000円 × 10人 - 1万円)

 

友達と協力して、規模の大きいものをやってもいいかもしれませんね。

 

 

4.ブログ、Youtube

 

 

4つ目ですが、時間がある学生の内にメディア運営はやっておきましょう。

 

ブロガーやyoutuberは、記事や動画の中に広告を貼り、

そこからの広告収入で生計を立てています。

 

また、アクセス数が増えれば増えるほど得られる額も大きくなっていきます。

 

あなたにも、あなたにしか知らない情報や、希少な経験があるはずです。

会社員になると、時間が取りにくくなるので、学生のうちに始めておきましょう。

 

参考までにですが、収入の目安は下記になります。

 

ブログ

月1万PV(月1万回の閲覧数)=月1万円

月5万PV(月5万回の閲覧数)=月5万円

月10万PV(月10万回の閲覧数)=月10万円

 

Youtube

月10万回の再生数=月1万円

月50万回の再生数=月5万円

月100万回の再生数=月10万円

 

 

関連記事:【新入社員向け】人生を180度変えうる「資産収入」と「労働収入」の違いとは

 

 

②途上国で暮らしてみること

 

学生時代にやっておいて欲しいことは、途上国での生活を知ることです。

 

ここで言う途上国で暮らす経験というのは

 

途上国に行くことで貧しい生活を体感しろとか、

ボランティアをしてこいというのでは決してありません。

 

私があなたに途上国で生活することを勧めるのは、

世の中には月5万円の収入で生活できる場所が沢山ある

ことを知って欲しいからです。

 

アジア各国の平均収入は以下の通り!

 

カンボジア:24万円(月2万円)

ベトナム:30万円(月2.5万円)

フィリピン:48万円(月4万円)

タイ:115万円(月10万円)

シンガポール:384万円(月32万円)

日本:416万円(月35万円)

 

出典:平均年収.jp|各国(国別)平均年収一覧

 

 

 

どうでしょうか?安いと思いませんか?

 

カンボジアであれば、月2万円で普通ですからね。

フィリピンであっても、月4万円が平均月収です。

これは1番低い部分を抜き出したものでは無く、あくまでも平均の数値です。

 

つまり、もっと少ない収入で暮らしている方はいるわけです。

日本でも平均年収416万円もらっていない方も多くいるでしょう。

 

なので、ざっくり5万円もあれば現地の生活で普通以上の生活を歩むことができるということです。

  

学生時代は、年収1000万円くらいは欲しい。

金持ちになりたい!と思ったりもしますが、

 

日本という国で、1000万稼ぐのは割としんどいので、

 

ノマドワーカーのように 

生活コストを下げて、ネットで月5万円ほどの収入を得ながら生きていく

人生を目指すのもアリだということを1つの選択肢として知っておきましょう。

 

日本に生まれたことは勝ち組なのです。

金持ちなのです。

なので、日本円を稼げることを有効活用しましょう。

 

途上国で月20万円の収入があれば、でっかい家に住み、

毎日遊んで暮らせますよ。

 

 

関連記事:【ノマド・ブロガー必見】月5万円の収入で生きていきたいなら、フィリピンがオススメって話 

 

 

③多種多様な人に会うこと

 

3つ目の学生にやっておいて欲しいことは、色んな人種に会うことです。

 

これは文字通り、外国人ともですし、

同じ日本人の中でも色んな生き方をしている人にも、です。

 

というのも、多くの方は会う人間の種類が限られています。

 

身近なのは、大学の友達やアルバイト先の先輩、あとは両親くらいでしょうか?

 

つまり、人生のモデル数が圧倒的に少ないのです。

 

人生には色んな形があって、その無数にある中で選んでいくべきものです。

 

ですが、そもそも色んな生き方があることを認識できてないと、

 

自分が本当に歩みたい人生の存在すら気づけずに日々を過ごしてしまうのです。

 

だからこそ、大学生のうちに、色んな人と出会って、

どんな人生を自分は歩んで生きたいのだろうかと考える材料にしてみてください。

 

これまでには想像さえもできなかった人生を歩んでいる人が、この世にはたくさんいるのです。

 

 

関連記事:【就活生必見】大手企業勤めの若手社員が3年で辞める理由を5つ紹介するよ

 

 

なので、

 

OB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」を利用して

色んな業種のOBに仕事内容について聞きに行ってもいいですし、

 

ブロガー、yotuuber、Tiktokerなど

新しい働き方をしている人に会いに行ってみたり、

 

タイに行って、ゲイの人と友達になったり、

カンボジアで3人乗りしている人たちを目撃したり、

シンガポールで一杯2000円のコーヒーを飲んでみたりなど、

 

色んな常識、普通、世界、人生、価値観を感じる経験をしてみてください。

 

そうすることで、様々な人生の選択肢があることを知り、

その中で自分がどう生きたいのか考えてみてくださいね。 

 

 

④親と離れて暮らすこと

  

 

私は大学生の時は、実家暮らしでしたが、もう一度あの頃に戻れるのであれば、

死ぬ気でお金を稼いで、1人暮らしをします

 

私は決して親と仲が悪いわけではありません。むしろいい方だと思います。

 

親って子供をかわいく思う生き物なんです。

だからこそ、親の考えから外れる行動には口うるさく注意し、

親の中の「普通」に戻そうとします。

 

例えば、

肉ばかり食べていたら→お肉ばかり食べてないで野菜も食べなさい

夜遅く帰ってきたら→なにしてたの、遊んでばっかりダメでしょ

家で一日中寝転がっていたら、外に行って何か活動してきなさい

 

みなさんも自分の意思とは逆の行動を取らされるという

場面が親と暮らしていればあると思います。

 

ですが、これからの時代親の言うことを聞くことばかりが正しいわけではありません。

 

なぜなら、あなたが生きていく時代は親が生きてきた時代と異なるからです。

 

例えば、年金は月10万円、定年退職金は2000万円ほど

親世代より受給額が少なくなっています。

 

①国民年金

f:id:until30y:20181208145912p:plain引用:ホーム|厚生労働省

f:id:until30y:20181208145753p:plain
引用: 国民年金保険料の変遷|日本年金機構 

 

関連記事:【新入社員向け】国民年金を支払いたくないあなたが知っておくべき3つのこと

 

②厚生年金

f:id:until30y:20181208145716p:plain
引用:厚生年金保険 受給者の平均年金月額の推移|厚生労働省年金局

 

f:id:until30y:20181208145839p:plain

引用:厚生年金保険料率と標準報酬月額等級の変遷表|日本年金機構

(*政府は2017年以降保険料率は18.3%で一定と述べていますので、あくまでこのまま推移すればと考えてください。)

 

 ③定年退職金

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引用:結果の概要|厚生労働省

 

 

上記のように、あなたの親世代は国や企業から手厚い保障を受けられますが、

あなたが60代になる頃には、そのような保障は期待できません。

 

少子高齢化社会で、納められる税金が少なくなっており、

反対に年金を受け取る人数が増加しているからです。

 

つまり、1つの企業に勤め上げることや

一生日本に定住することが正解とは限らない時代であるということです。

 

だからこそ、早い段階で親の言うことを鵜呑みにすることをやめる必要があるのです。

 

その中で1番簡単なのが、

一人暮らしをしてみることです。

 

留学や海外へ一人旅をすることでもいいと思いますが、

自分だけで判断する必要のある環境へ身をおきましょう。

 

 

早いうちに、親とは親と子の関係から友達と友達の関係になりましょう。

 

大学生はもう親の言う事を聞くのではなく、自分自身の判断で決断し行動し始める年なのです。

 

 

⑤100冊以上の読書

 

あとシンプルに、本は沢山読んでおいた方がいいです。

 

もちろん、ブログをはじめとするテキスト情報はネットで転がっていることも多いのですが、ネット記事だとパラパラと流し読みしてしまう傾向にあります。

 

なので、興味を持ったことに関しては、

同じ分野について書いた本を2冊以上読むと理解を深めやすいです。

 

関連記事:「大手企業社員が推薦する」大学生のうちに読んでおきたい本9選

 

 

⑥ナンパ

 

「自ら機会を作り出す力」をナンパは教えてくれます。

 

「ナンパ=良くないもの、チャライ人がすること」という考えの人も多くいますが、

私はそう思いません。

 

一度やってみてください。死ぬほど緊張するから。

冷たくされたらどうしよう。何声掛けてきてんだ。きも。とか言われたらどうしよう。って足がすくむと思います。

 

だからこそやりましょう。

 

道で声をかけ、創りだした出会いは、

あなたがその場所で、その時、勇気を振り絞って行動したからこそ生まれたものです。

あなたがそこに存在していなかったら、存在していない未来がそこにはあるのです。

 

それは、学校や職場で出会うなど、あらかじめ用意されたものなんかよりも

何倍も価値があるものなんです。

 

未来はあなたの行動次第で変わっていくんです。

未来はあなたがつくっていくものなのです。

 

そのことを「ナンパ」が教えてくれると私は思います。

 

関連記事:【環境のせいにしがちなあなたへ】「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

 

まとめ

 

最後にまとめておくと、大学生のうちにやっておきたい6つのことは以下です。

 

①雇用されずに稼ぐこと

②途上国で暮らしてみること

③多種多様な人に会うこと

④親と離れて暮らすこと

⑤100冊以上の読書

⑥ナンパ

 

 

何言ってんだこいつはと思われたと思いますが、

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

今回は以上です。では。

 

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