日系大手企業の収入事情をリアルな数字で晒してみた(22歳〜30歳Ver.)

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書いた人:タナカユウ(@tanakayu30

 

目次:新入社員がお金の勉強をしたいと思ったら知っておくべき30のこと

 

 

大手企業の収入ってどんなもんなんだ?晒せ

 

生きている中で、3度くらい抱く感情ではないでしょうか?

 

 

年収ランキングなど、

様々なメディアが企業の収入を公開していますが、

 

残業代が含まれていたり、

住宅手当を完全に無視していたり、

一般職と総合職の平均を出していたりなど

 

いまいち、実態を捉えられていないと感じることが多くありますよね。

 

 

現在私は、日系大手企業であるTOPIX100の中の企業で働いているのですが、

自身が日系大手に勤めていることから、関わる人も日系大手の方が多くなってきます。

 

その中でお互いの収入事情、各種手当について話をするので、

だいたいですが、私の中で日系大手(TOPIX100)の平均的な収入や生活(残業量)が明確になってきました。

 

な・の・で

 

今回は

年収、残業時間、住宅手当、各種手当の超リアルな数字を完全公開します。

 

就活生や同世代の収入事情を知りたい方もよかったら見て行ってくださいね。

 

 

(*今回取り上げるのは、大卒 事務系(総合職)です。)

 

 

そもそもTOPIX100って何?と思われる方は下記の記事へどうぞ。

関関同立、MARCHのあなたが大手企業に内定できる確率

 

 

 

 

日系大手企業の収入事情をリアルな数字で晒してみた(22歳〜30歳Ver.)

 

 

年収(残業代含まない)の推移

 

まずは、年収(基本給+ボーナス)です。ここはささっと行きましょう。

 

22歳(入社1年目):350万円(基本給:22万円、ボーナス:85万円)

23歳(入社2年目):390万円(基本給:22.5万円、ボーナス:120万円)

24歳(入社3年目):410万円(基本給:23万円、ボーナス:130万円)

25歳(入社4年目):450万円(基本給:25万円、ボーナス:150万円)

26歳(入社5年目):470万円(基本給:26万円、ボーナス:155万円)

27歳(入社6年目):500万円(基本給:28万円、ボーナス:170万円)

28歳(入社7年目):530万円(基本給:29万円、ボーナス:175万円)

29歳(入社8年目):560万円(基本給:31万円、ボーナス:185万円)

30歳(入社9年目):600万円(基本給:33万円、ボーナス:200万円)

 

*実際は残業代も入るので、上記の金額+50万円〜150万円が、実際の額面年収となります。 

 

残業量

 

20時間〜45時間

 

残業は業界にもよりますが、こんなものかなあと思います。

 

私の周りは電機メーカー、自動車メーカーに勤めている方が多いのですが、

この辺の残業は30時間くらいに収まっている印象です。

 

18時、19時に家に着くとかもザラです。

 

しかし、ITのメガベンチャーや、総合商社、金融などは

残業量が多い話をよく聞きます。(12時回るなんて話も)

 

なので、残業量が多い企業、少ない企業がありますが、

平均すると20時間〜45時間の間に収まっている感じがします。

 

 

住宅手当

 

家賃の6割負担  or  寮(家賃2000円〜2万円)

年間総額:57.6万円(家賃8万円の場合)

 

 

住宅手当も企業それぞれですが、多くの場合が家賃の6割です。

 

例えば、家賃が8万円であれば、4万8000円(8万円×6割)が住宅手当、残りの3万2000円が自己負担という形になります。

 

給与以外に、年間50万円以上の手当が出るのは、

生活に余裕を持たせられるので非常に大きいです。

 

あとは、寮を自社で保有している企業もありますので、

その場合は、月2000円〜2万円程度で住むことができます。

 

(多くの場合は、2〜3年で寮を出て、自分で借りるようになりますが)

 

よくわからない手当

 

年間5万円

 

大手企業では、給与とは別によくわからない手当が付きます。

 

この手当はポイントだったりするのですが、

5万円分ほどの金額は英会話教室やセミナーなど自己啓発に当てられたり、

旅行に行けたりします。

 

この手当はすべての企業で導入されているわけではありませんが、

約半数くらいが導入されている印象です。

 

たまの旅行が無料でいけるのは、羨ましいですね。

 

 

大手企業社員の生活は見た目よりも100万程度上だと考えた方が良い

 

他にも、

健康保険の保険料が中小企業に比べて安かったり、

財形貯蓄・持株制度の奨励金の割合が大きい

休日出勤への特別手当が付くなど、小さなことですが、

 

大手企業に勤めているからこそ、得られる恩恵は多くあります。

 

関連記事

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【新入社員必見】持株会をうまく活用すれば「1400万円が得られる」って知ってた?

 

もちろん、大手企業だからこその弊害や煩わしさというのは少なからずあるので、

大手企業への就職が全てだとは思いませんが、

 

どんな規模の企業に勤めるのか考える上で、

その企業の実態を知ることは大切です。

 

同じ年収500万円であっても、

住宅手当月5万円あるのと、無いのとでは生活レベルが変わってきますし、

 

同じ年収500万円であっても、

残業30時間分を含んでいるのと、残業代が別に支払われるのとでは

実際の年収は後者の方が大きくなります。

 

なので、そう言った内部事情を知るために、就活生はOB訪問

転職希望者はマイナビジョブ20'sなどのサイトを利用して、詳しく知ることがオススメです。

 

(就活生)

OB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」でOBに相談してみる 

 

(転職希望者)

マイナビジョブ20'sで企業の待遇を調べてみる

 

 

まとめ:日系大手企業の収入事情をリアルな数字で晒してみた(22歳〜30歳Ver.)

 

・30歳で年収600万円、残業すれば700万円は超える

 

・残業量は20時間〜45時間(電機メーカー・自動車メーカーは少なく、ITメガベンチャー、総合商社、金融は多いイメージ)

 

・住宅手当は年間57.6万円、基本給が少なくても生活に余裕を持たせられる

 

・よくわからない手当年間5万円

 

・大手企業の生活は見た目の+100万円程度

 

もっと、大手企業で働くことについて知りたいと思ったら?

 

どうでしたか?

何か参考になる情報はありましたでしょうか?

 

私が述べたことが全てではありませんが、

色んな会社事情があるということは知っておいていいと思います。

 

もし、 もっと自分にあった企業の仕事内容や待遇を知りたいと思ったら、

dodaマイナビジョブ20'sをチェックしてみてくださいね。

業界大手が運営されているので幅広い業種の企業の紹介をしてくれています。

 

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自分の行動特性や強みを把握し、どんな仕事・働き方が向いているのか

明確にすることに時間を割いてみてください。

 

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