書いた人:タナカユウ(@tanakayu30)
目次: 大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」
ゼミに入って無い奴は就活で詰む
就活が始まると、聞くことがありますよね。
ゼミに入ることで、他人と協働する力とか、発表を通じて論理的思考力が磨かれるから、就活で活きる。みたいな。
すると就活生は感受性が豊かですから、
え、私ゼミ入ってないんだけど。
入ってたけど、ほとんど参加していないんだけど。オワタ。
ってなる方が大量発生します。
ですが、そんな不真面目で、詰んでいる?そこのあなた!
「安心してください。」ゼミなんて入っていなくても、就活はなんとかなります。
むしろ、わたしはゼミに入ってる学生の方が就活やばいって思っています。
だから、ゼミはいってなくて、焦っているそこのあなた。
大丈夫、私が味方です。
(*文系就活の場合です。理系の方はゼミ入りましょう。)
それではいってみましょう。
就活においてゼミは不要。その理由3つを教える。
①内定条件に「ゼミの所属有無」を課す企業は無いから
②ゼミは時間がかかる。大手内定を得たいなら就活に集中するべきだから
③議論する力を磨きたいなら、ゼミではなく高学歴層とのGDに時間を割くべきだから
①内定条件に「ゼミの所属有無」を課す企業は無いから
まずはシンプルに行きましょう。
そもそも募集要項に、ゼミに所属している必要ありと書かれている企業はありません。
だから、ゼミに参加している必要はありません。
三菱商事だって
リクルートだって
サントリーだって
どの企業も、ゼミに加入していることを内定の条件としていないのです。
運転免許証無しに車を運転すると、犯罪ですが、
ゼミに加入していなくとも、問題でないですし
事実、内定は出ます。
まず、そこは押さえておきましょう。
大手企業内定者にも、一定数ゼミに参加してない層はいる
でも、実際大手に内定する学生は、ゼミに加入しているんでしょ?
と思われると思うのですが、そんなことはありません。
きちんとデータを取ったことはありませんが、
私の企業では内定者の10〜20%がゼミに加入していない印象です。
(*筆者もゼミに加入していませんでした。)
理由は、世界一周や交換留学、
もっと言えば、加入がめんどくさかったなど様々ですが、
内定者でゼミは絶対入らなければいけないものと捉えていた人は多くありません。
就活では、ありたい自分像に向けて自身が行動してきた過程を伝えるべきで、
そのありたい自分像になるために、ゼミへの加入が必要でないと判断したのであれば、
加入していなくてもいいんです。
もっと優先したいものがあるのであれば、迷わずそちらに手を伸ばしに行きましょう。
ゼミ加入率は85%。大勢が経験していることに価値はない
また、あなたに知っておいて欲しいことは
関関同立・MARCH生で大手企業に内定する確率は5%未満であるということです。
つまり、95%以上の関関同立・MARCH生には内定がでず、
もしあなたが内定が欲しいのであれば5%未満の人材になる必要があるのです。
普通の学生じゃ、大手企業に内定が出ないのです。
ゼミに話を戻すと、
ゼミに加入している学生は全体で85%と言われています。
(ソース:大学のゼミは必ず入るべき? 現役大学生の9割が所属! マイナビ 学生の窓口)
つまり、ゼミに加入しているということは、
全体の85%であることの証明であって、その経験自体に価値があるわけではありません。
就活全般に言えることですが、
並の関関同立・MARCH生には大手企業の内定は出ないので、
もし内定が欲しいのであれば、
大勢が経ている経験ではなく、希少価値の高い経験を取りに行きましょう。
②ゼミは時間がかかる。内定を得たいなら就活に集中するべきだから
次に、私がゼミの加入が就活に不要だと述べる理由は、
ゼミに加入すると時間を消費してしまうからです。
大手企業の内定を望むなら、まず「就職活動の定義」を知ることから始めよう
でも書きましたが、内定するために必要なのは筆記・ES・面接で企業のハードルを超えることです。
そのためには、
ある程度の時間をかけて筆記試験を勉強し、
エントリーシートを何回も書き、先輩に添削してもらって
面接練習を繰り返す必要があります。
つまり、大手に内定したいならそれなりの時間を就活のためだけにかける必要があるのです。
しかしながら、ゼミに加入すると、
出席の必要性があったり、課された課題に対して時間を割かねばならなくなります。
ゼミ合宿など、みんなで集まることも増えるでしょう。
ということは、就活に取り組む時間が少なくなってしまうことに繋がるのです。
もちろん、そういった時間に価値がないとは言い切れませんが、
関関同立・MARCH生で大手企業に内定する確率は5%未満という現状がある中で、
内定を望むのであれば、就活の優先度をあげましょう。
ゼミの課題に取り組む時間があるのであれば、
筆記試験の問題を解いてください。
ゼミの合宿に行く暇があるのなら、
先輩にESの添削、面接の対策を何度もしてもらってください。
就活での成功を望むなら、就活に時間を捧げましょう。
関連記事:大手企業の内定が欲しいなら、同じ大学の「友達」は捨てろ。
③議論する力を磨きたいなら、高学歴層とのGDに時間を割くべきだから
3つ目が、ゼミで議論している時間があるのであれば、
高学歴層との議論に時間を割くべきであるからです。
具体的には、ゼミに参加することよりもインターンへの参加やその選考過程を通じて、
旧帝大・早慶の学生と会話する時間を増やしたほうが、GD(グループディスカッション )での通過率向上に貢献します。
というのも、ゼミへ参加するべき理由としてあげられるのが、
議論や発表を通じて、論理的に考える力を向上させることです。
多くの方が、上記の意見に同意を示すと思います。
私自身も同意ではあるのですが、
しかしながら、ゼミへの参加で培われる論理的に考える力は
大手内定を得るために必要なレベルではありません。
旧帝大・早慶生の方が、議論や発表する力は上
たびたび述べていますが、
関関同立・MARCH生で大手企業に内定する確率は5%未満です。
高学歴になっていくほど、内定率が向上して行きますので、
関関同立・MARCH生が内定率が低いということは、
内定を得る上で必要な何か、が学生に不足しているということになります。
その中の1つに、
論理的に考える力が挙げられます。
というのも、GDをはじめとする就活の選考では、
自身の考えを明確な理由に基づいて相手に伝える必要があります。
高学歴の学生はそれが非常にうまいのです。
なぜなら、高学歴の学生は早くから就活対策(ビジコン・インターン参加)
を行っている場合が多く、
その中で、優秀な学生・社会人と議論慣れをしているからです。
(実際、私は外資系コンサルティング会社のインターンに参加したことがあるのですが、数値的根拠?3C?4P?MECEなどよくわからない単語が出てきました)
実際、論理的に考えるというのはある程度型があって、
身につけることは難しくはありません。
なので、対策を行っているか行っていないかで差が出るのです。
その対策を行っている割合が、高学歴は高いのです。
しかしながら、大学のゼミではそういった議論慣れしている学生と触れ合える機会はほとんどありません。
そのため、ゼミ活動の中で行われる議論では、
優秀な学生であれば気付ける論理的矛盾を見逃していることが多々あります。
だからこそ、議論をする力を向上させたいのであれば、
旧帝大・早慶など就活への感度が高い学生と議論する時間を増やすことが重要なのです。
関連記事:【外資コンサル通過】大手企業社員が教えるGD(グループディスカッション)のコツ
高学歴層と議論したいのであれば、インターンに参加しよう
就活に必要な、議論する力・発表する力を向上させたいのであれば、
是非インターンに参加してみましょう。
(*選考過程でGDがあるものや、インターンの内容が新規事業立案など複数人で議論する場があるものが良いです。)
インターンには、就活への感度が高い学生が集まりますので、
そこで行われる議論は、大学のゼミで行われるものよりも高レベルです。
そういった環境で、
就活で内定を得る学生が、どこまで深く考え、どのように発表を行うのか知ってください。
大学のゼミでは、自分より圧倒的に優れた人と出会う機会はほとんどないので、
インターンの選考や参加を通じて、自分より優れた人と議論する場を獲得した方が、
議論する力・発表する力は向上するのです。
関連記事:30社インターンの選考を経験すれば、大手企業の内定はマジで余裕って話
まとめ:就活においてゼミは不要。その理由3つを教える。
①内定条件に「ゼミの所属有無」を課す企業は無いから
②ゼミは時間がかかる。大手内定を得たいなら就活に集中するべきだから
③議論する力を磨きたいなら、ゼミではなく高学歴層とのGDに時間を割くべきだから
ゼミ入ってなくても全然大丈夫だから、頑張っていこーね!
就活を賢く進めるために知っておくと良い話
就活って何をしたらいいかなかなか分かりにくいですよね。
色んな情報に惑わされて身動きが取れなくなることもあると思います。
な・の・で
ここでは、就活を効率よく進めるために必ず知っておくべきサービスを
紹介しておきますね。
まず、MeetsCompany や【digmee】ですが
これらは、内定直結型の選考会に参加できるサービスです。
これらのイベントで、優秀な成績を収めれば
その場で「内定」が出たり、1次選考免除などの「特別選考パス」が付与されます。
1度で複数社から内定を獲得できる可能性もありますので、
忙しい就活生にはおすすめです。
関連記事:【その場で内定?】関関同立・MARCHの就活生が、内定直結型の選考イベントに参加するべき理由
他にも、下記サービスに登録しておけば、効率良く就活を進めることができます。
・キミスカ:人事からスカウトが届き、特別選考を受けられるサービス
・就活ノート:先輩の選考体験を無料で見られるサービス
・ねっとで合説:企業の業務内容から社風まで動画で見られるサービス
合同説明会に何度も足を運ぶのは時間がかかりますので、
使えるツールは賢く使用して、時間を節約しながら情報収集してくださいね。
*「そもそも、就活の進め方・これからのキャリアをどうしていいかわからない。」という方は、
同じ大学出身のOB/OGに話が聞ける「ビズリーチ・キャンパス」 で
先輩たちのぶっちゃけ話を聞くのもオススメです!
関連記事:「大手企業社員が推薦する」大学生のうちに読んでおきたい本9選
目次:大手企業から内定を得た私が考える「就活で必要な50のこと」